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クロスセル・アップセルでネットショップの売上を上げる実践ガイド

STORES マガジン編集部
クロスセル・アップセルでネットショップの売上を上げる実践ガイド

ネットショップの売上を伸ばす方法は、集客数を増やすことだけではありません。すでに購入しようとしているお客さまに関連商品や上位商品を提案するクロスセル・アップセルは、広告費をかけずに1件あたりの購入金額を引き上げられる手法です。

本記事では、ネットショップで今すぐ実践できるクロスセル・アップセルの設計方法と、効果を高めるポイントを解説します。

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クロスセルとアップセルの違い

まず、2つの手法の違いを整理しておきましょう。

クロスセルは、購入しようとしている商品と関連する別の商品を提案する手法です。「このシャンプーと一緒にトリートメントはいかがですか?」のように、補完性のある商品を組み合わせて提案します。購入点数を増やすことで客単価を引き上げます。

アップセルは、閲覧している商品よりも高価格・高グレードの商品への切り替えを促す手法です。「同じ商品の大容量タイプはよりお得です」「セット購入のほうが単品より割安です」のように、より価値の高い選択肢を提示します。

どちらが有効かはジャンルによって異なります。ハンドメイド・アクセサリーはクロスセル(コーデ提案)が向いており、サプリや食品など繰り返し購入する商品はアップセル(大容量・まとめ買い)が効きやすい傾向があります。

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クロスセルの実装方法

商品ページでの関連商品提案

クロスセルの基本は「この商品を見ているお客さまが必要としそうな別の商品」を商品ページ上で提案することです。

実装する際のポイントは以下の通りです。

  • 補完性のある商品を選ぶ:商品の使用シーンや用途から「一緒に使うもの」を考える。ブレスレットならコーデしやすいネックレス、コーヒー豆ならコーヒーフィルターなど
  • 組み合わせのメリットを具体的に書く:「〇〇と合わせると△△のシーンにも使えます」のように、使い方のイメージを文章で伝える
  • 提案は3〜5点に絞る:関連商品が多すぎると選択疲れを引き起こしやすくなります。厳選した組み合わせを提示することが大切です

カートページ・購入完了メールでの提案

カートに入れたタイミングや購入直後は、追加購入の提案が受け入れられやすい場面です。

「このご注文と合わせて購入される方が多くいらっしゃいます」「〇〇と一緒に使うとさらに効果的です」といった文を購入フローに添えることで、追加購入を自然に促せます。

購入完了メール(サンクスメール)でクロスセル商品を紹介する方法も有効です。購入直後はショップへの信頼感が高まっているタイミングのため、関連商品への反応が得られやすくなります。

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アップセルの実装方法

上位グレード・大容量タイプへの誘導

アップセルは、閲覧中の商品よりも価値の高い選択肢を提案することで、1件あたりの購入金額を引き上げます。代表的な実装方法は以下の3つです。

  • 「大容量でよりお得」型:サプリ・コスメ・食品など繰り返し使う商品で有効。1単位あたりの価格差をわかりやすく提示して、大容量タイプへ誘導します
  • 「上位グレード」型:素材の違い・機能の違いを丁寧に説明した上で「こちらのほうが長くお使いいただけます」と提案する
  • 「比較表示」型:同カテゴリの商品を「スタンダード/プレミアム」のように並べて表示し、お客さまが自分で比較・判断できる設計にする

価格差とその価値が明確であるほど、アップセルの成功率が上がります。上位グレードの「なぜ高いか」を商品説明で丁寧に伝えることが重要です。

まとめ買い・セット購入の促進

「単品より複数購入のほうがお得」という訴求は、かんたんにアップセルを実装できる方法です。

  • セット商品の作成:単品合計価格より少し割安になるセット商品を別途用意する
  • 「〇点以上で送料無料」の設定:送料無料になる条件を設けることで、追加購入の動機付けになります
  • 消耗品のまとめ買い訴求:繰り返し使う商品は「次回分もまとめて」という訴求が効きやすい傾向があります

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提案タイミングと文言設計のポイント

クロスセル・アップセルが効果を発揮するかどうかは、提案するタイミングと文言の設計に大きく左右されます。

以下の表を参考に、提案の場所を整理しましょう。

場所向いている提案の種類
商品ページ下部クロスセル(関連商品・組み合わせ提案)
カートページアップセル(大容量・セットへの切り替え)
購入完了メールクロスセル(次回購入のきっかけ作り)

文言設計の基本は以下の通りです。

  • 「〇〇と一緒に使うと△△できます」→ 使用シーンを具体的に描いて訴求する
  • 「〇点セットで〇%お得です」→ 金銭的なメリットを数字で示す
  • 「よく一緒に購入されています」→ 他の購入者の行動を参照して心理的ハードルを下げる

いずれも「押し売り」に映らないことが大切です。お客さまにとって本当に役立つ組み合わせを提案する視点で設計しましょう。

効果測定と改善の進め方

クロスセル・アップセルの施策を導入したら、効果を定期的に確認して改善を重ねることが必要です。主に以下の指標を追います。

  • 平均注文金額(AOV):施策導入前後で比較して、施策の効果を数字で把握する
  • クロスセル・アップセル経由の購入率:どの提案が実際に購入につながっているかを確認する
  • セット商品・関連商品ページへのアクセス数:提案の見え方や文言を改善するための基礎指標

月1回程度の頻度で数字を確認して、文言や商品の組み合わせを見直す習慣をつけましょう。小さな改善の積み重ねが、客単価の安定的な向上につながります。

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STORES ネットショップ で客単価UPを始める

STORES ネットショップ では、商品ページの説明文に自由にテキストを設定できます。関連商品の紹介やアップセル訴求の文章を商品説明内に書き込むことで、クロスセル・アップセルの基本的な設計が実装できます。

セット商品を別商品として登録して割引価格を設定したり、まとめ買い向けの商品バリエーションを用意したりと、工夫次第でさまざまな施策を展開できます。フリープランは月額費用なし・決済手数料5.5%〜で開始でき、スタンダードプランは月額3,300円(年契約/月払い)で決済手数料3.6%〜となっています。

まずは今のショップの商品ページを見直して、クロスセル・アップセルの訴求文を1本追加するところから始めてみてください。

まとめ

クロスセル・アップセルは、集客費をかけずに客単価を引き上げられる実践的な施策です。商品ページ・カートページ・購入完了メールの3箇所で提案設計を整え、定期的に効果を測定しながら改善を続けることが、売上の安定的な向上につながるでしょう。

まずは「この商品と一緒に使いやすい商品はどれか?」「大容量セットで訴求できる商品はないか?」と自分のショップの商品ラインナップを見直すところから始めてみましょう。

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