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ネットショップのリピーター獲得・LTV向上術|再訪を促す施策と計測方法

STORES マガジン編集部
ネットショップのリピーター獲得・LTV向上術|再訪を促す施策と計測方法

一度購入してくれたお客さまに再び買ってもらうことは、新規集客より低コストで売上を伸ばす方法として知られています。

この記事では、リピーターを増やすための具体的な施策と、LTV(顧客生涯価値)を高める実践的な手順を解説します。すでにネットショップを運営している方が次の一手として取り組める内容をまとめました。

LTVとリピーターを増やすべき理由

LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)とは、1人のお客さまが生涯を通じてもたらす売上の合計値です。LTVを高める最も基本的な方法が「リピーターの育成」といえます。

一度購入してくれたお客さまはブランドへの信頼がある分、再購入のハードルが低く、広告費をかけずに売上を維持・拡大できます。また、常連のお客さまは口コミで新しいお客さまを連れてくる可能性もあり、売上以外の波及効果も期待できます。

新規集客の費用対効果が下がりやすいネットショップの運営において、「既存のお客さまと長くつながる」という視点はとくに重要です。

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現状を数値で把握する

リピーター施策を始める前に、現状を数値で把握することが必要です。以下の指標を確認しましょう。

指標確認方法改善の方向性
リピート率2回以上購入した顧客数 ÷ 全購入者数クーポン・ポイント施策で引き上げる
平均購入回数総注文数 ÷ 購入者数メール配信・再入荷通知で接点を増やす
平均購入単価総売上 ÷ 総注文数アップセル・クロスセルで向上させる

これらを把握することで、どの施策を優先すべきかが判断しやすくなります。まず「リピート率」から着手し、ある程度改善できたら「平均購入単価」の向上に取り組むのが王道の順序です。

サンクスメール・フォローメールを整備する

購入直後の接点は、リピーターを生む最大のタイミングです。商品発送後のフォローメールを整備するだけで、次回購入への動線をつくれます。

購入直後のサンクスメール

注文確認メールにブランドのこだわりや商品の使い方を添えましょう。自動送信でも文面に温度感を持たせることで、「また買いたい」という気持ちにつながります。画一的なテンプレートではなく、購入商品に合わせた内容にすると効果的です。

商品到着後のフォローメール

商品が届いてから3〜7日後にフォローメールを送ることで、満足度の確認とレビュー依頼を同時におこなえます。「レビューを書いてくれた方に次回クーポンをプレゼント」のような特典を設けると、口コミの獲得と再訪促進を同時に実現できます。

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クーポン・割引施策で再訪を促す

初回購入のお客さまに次回使える割引クーポンを発行することは、再訪を促すうえで効果的な手段のひとつです。

クーポン設計のポイント

  • 有効期限を設ける: 「30日以内有効」など期限をつけることで、使用の後押しができます
  • 金額引きか率引きかを選ぶ: 高単価商品には「〇〇円引き」、低単価商品には「〇〇%オフ」の方が割引感を伝えやすい傾向があります
  • 配布対象を絞る: 全購入者に配布し続けると常連のお客さまの購入単価が下がるリスクがあります。初回から2回目への転換期に絞るなど、段階に応じて設計しましょう

ポイントプログラムで継続購入を仕組み化する

クーポンの都度発行より一歩進んだ施策が、ポイントプログラムの導入です。購入するたびにポイントが貯まる仕組みは「次もここで買おう」という動機を継続的につくり出せます。

ポイントプログラム設計の基本

  • 付与率は購入金額の1〜5%が一般的
  • ポイントの有効期限は短すぎると使われず、長すぎると忘れられるため6か月〜1年が目安
  • 購入金額に応じたランク制度(シルバー・ゴールドなど)を設けると、常連のお客さまに特別感を演出できます

顧客データを蓄積しながらリピート動機をつくり続けられる点が、クーポン配布との大きな違いです。

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アップセル・クロスセルで購入単価を上げる

リピート回数を増やすと同時に、1回あたりの購入金額を高めることもLTV向上の重要な施策です。

アップセル(上位グレードへの誘導)

商品ページや購入フロー上で、より高価格帯の上位モデルや大容量サイズを提案します。「通常版との違い」を具体的に示すことで選ばれやすくなります。

クロスセル(関連商品の提案)

「一緒に購入されることが多い商品」「このアイテムに合わせて使いたい商品」を商品ページやカート画面で提案しましょう。商品同士のつながりが自然であるほど、クロスセルは購入率が高まります。

メール配信で継続的に接点をつくる

一度購入してくれたお客さまへのメール配信は、コストをかけずに関係を維持できる手段です。

  • 新商品・再入荷のお知らせ: 過去の購入履歴に関連する商品に絞って配信すると開封率が上がります
  • 誕生日クーポン: 購入時に誕生日を登録してもらうことで、個人に合わせた配信が可能です
  • 休眠顧客への掘り起こし: 最終購入から一定期間が経ったお客さまへ「最近いかがですか?」のような接点を設けると、再訪のきっかけをつくれます

配信頻度は月1〜2回程度を目安とし、「受け取ってよかった」と感じてもらえる内容を心がけましょう。メール本文に購入ページへの直接リンクを設置しておくと、再訪までのステップをかんたんにできます。

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効果を計測して改善サイクルをつくる

施策を実行したあとは、以下の数値を定期的に追って改善を繰り返します。

  • リピート率の変化(月次で追う)
  • クーポン使用率・コード別の効果
  • メールの開封率・クリック率
  • LTV(平均購入回数 × 平均単価)の推移

数値を追うことで「どの施策が効いているか」が見えてきます。効果が出ている施策に注力し、効果が薄い施策は内容や配信タイミングを見直すサイクルを継続することが、長期的なLTV向上につながります。

STORES でリピーター育成の仕組みをつくる

STORES ネットショップ は、初期費用・月額費用0円からネットショップを開設できるサービスです。顧客管理機能で購入者のデータを一元管理でき、メール配信や再購入への動線設計をかんたんにおこなえます。

さらに、 STORES ロイヤリティ を使うと、ポイント付与・ランク管理・会員限定クーポンの配布といったリピーター育成の仕組みをショップに組み込めます。常連のお客さまに特別感を演出したい場合は、あわせて検討してみましょう。

まとめ

リピーターを増やしLTVを高めることは、広告費をかけずに売上を伸ばす方法として有効です。まずサンクスメールとフォローメールを整備し、クーポン・ポイントプログラムで再訪の仕組みをつくることから始めましょう。

施策を実行したあとは、リピート率・クーポン使用率・LTVの変化を定期的に計測し、改善を繰り返すことが重要です。仕組みを育てていくことで、広告に頼らない安定した売上基盤をつくれます。

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