この記事では、ハンドメイド販売で実際に売れている商品22選を、下記の3つのジャンルに分けて詳しく解説します。
売れやすい商品の特徴や必要な材料、販売価格の目安、さらに販売を成功させるための集客・注意点まで網羅。ご自身のスキルや目的に合った商品を見つけて、ネット販売成功の第一歩を踏み出しましょう。
ハンドメイドで売れる【定番商品】
ハンドメイド販売の市場で常に需要があり、初心者でも比較的手軽に参入しやすい【定番商品】6選の特徴、材料、価格目安、おすすめポイントを解説します。
①アクセサリー
②アロマキャンドル
③レジン
④ハーバリウム
⑤ドライフラワー
⑥スマホケース・モバイルグッズ
ハンドメイドで売れる【実用的な商品】
日常生活に密着しており、カスタム需要が高い【実用的な商品】6選の特徴、必要な材料、価格目安、どのような人に販売するのがおすすめか解説します。
①ベビー服・用品
②ペットアイテム
③入学・入園グッズ
④ポーチ
⑤バッグ
ハンドメイドで売れる【クラフト商品】
技術や専門性が求められるが、高い付加価値とブランド力を持ちやすい【クラフト商品】10選の特徴、材料、価格目安、おすすめポイントを解説します。
①ぬいぐるみ
②編み物
③ペーパークラフト
④レザーアイテム
⑤消しゴムはんこ
⑥毛皮フェルト
⑦ワイヤークラフト
⑧アート作品
⑨石鹸
⑩DIYアイテム
ハンドメイド商品を販売する方法
ハンドメイド商品を販売する方法は、主に以下の3つです。
- ハンドメイドマーケットプレイスの利用: minneやCreemaなど、ハンドメイド作品の購入意欲が高い顧客が集まるモールに出品する方法。手軽に始められますが、販売手数料がかかります。
- ECサイト(ASP型)の開設: STORES ネットショップ やBASEなどを利用して、自分のブランドサイトを構築する方法。カスタマイズ性が高く、ブランド力を高められますが、集客は自力で行う必要があります。
- 委託販売: 雑貨店やイベントなどに作品を置いてもらい、販売を任せる方法。実物を見てもらえるメリットがありますが、手数料が高いです。
ハンドメイド販売については、「ハンドメイド販売の始め方!販売方法やおすすめ商品、注意点まで解説」の記事でもご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
ハンドメイドでどのくらい稼げる?
ハンドメイド販売の収入は、制作技術や販売戦略によって大きく異なります。趣味の範囲では月数千円〜数万円が一般的ですが、副業として本格的に取り組めば月10万円以上を安定して稼ぐことも十分可能です。
高収入を得るには、単価の高いレザーアイテムやアート作品を扱うか、リピーターを増やして安定した売上を確保することが重要です。特に、オーダーメイドやカスタマイズに対応できると、付加価値を高められ、高単価での販売につながりやすくなります。収益を拡大するには、SNS集客や販売方法の最適化が欠かせません。
ハンドメイド商品を売るポイント
ネットショップでハンドメイド作品を売るための、重要かつ具体的な3つのポイントを解説します。
商品画像を必ず載せる
ネット販売において、商品画像は対面販売における「実物」そのものであり、購入率に直結する最も重要な要素です。お客さまは画像でしか商品の質感、サイズ感、色味を判断できません。そのため、必ず複数枚の画像を掲載し、商品の細部まで見せることが重要です。
【購入率向上につながる画像の撮影ポイント】
- 自然光を利用する: 晴れた日の窓際などで撮影し、商品の色味を正確に伝える。
- 着用・使用イメージ: アクセサリーならモデルの着用写真、キャンドルなら部屋に置いた状態など、使用シーンが伝わる画像を入れる。
- サイズ比較: 定規や硬貨など、誰もが知るものと一緒に撮影し、実際のサイズ感を把握しやすくする。
- 細部のアップ: 縫製や素材の質感、裏側など、作り手のこだわりが伝わるようアップ写真を載せる。
商品撮影については、「【商品撮影のコツ】上手に撮影するテクニックをご紹介!」の記事でもご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
商品説明文は購入者にわかりやすく記載する
商品説明文は、お客さまが抱える不安や疑問を解消し、購入を後押しする役割を果たします。単なる商品の説明ではなく、商品の持つ物語やこだわり、使用上の注意点まで網羅することが、お客さまの安心感とショップの信頼性を高めます。
【購入者が安心して購入できる情報の書き方の例】
- 商品の詳細: 素材(例:14KGF、牛本革)、サイズ(例:縦15cm x 横10cm)、重さ。
- 制作のこだわり: 「一点一点手縫いで仕上げています」「天然石の持つパワーを最大限に活かしました」。
- 使用・手入れ方法: 「水濡れにご注意ください」「優しく乾いた布で拭いてください」。
- 特記事項: 既製品との違い、アレルギー対応の有無、ハンドメイドならではの個体差。
- 配送・返品情報: 発送までの日数、ラッピングの可否。
これらの情報を記載することで、お客さまは安心して購入を決められます。
SNSを活用した集客
Instagram、X(旧Twitter)、YouTubeなどのSNSは、ネットショップの強力な集客ツールとなります。ASP型サービスでショップを開設した場合、自力での集客が必要となるため、SNSの活用は必須です。
SNS集客の重要性は、単なる広告ではなく、「商品の世界観」や「作り手の顔」を見せられる点にあります。Instagramで美しい着用画像を公開したり、YouTubeで制作の裏側を公開したりすることで、お客さまは商品に対する愛着や親近感を持ち、ファン化しやすくなります。フォロワーが増えれば、それが直接ショップへの流入につながり、安定した売上獲得の基盤となります。
SNSを活用した集客については、「【中級・上級者向け】Instagram を集客に活用しよう Part1」や「ネットショップ集客方法6つ!無料〜低予算でOK!」の記事でもご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
ハンドメイド販売の注意点
ハンドメイド販売を継続的に行うために、法的リスクや納税に関する重要な注意点を確認しましょう。
著作権侵害に気を付ける
ハンドメイド作品を販売する際、キャラクターやブランドロゴ、著名人のデザインを無断で使用することは、著作権法や商標法に違反し、法的な損害賠償を求められるリスクがあります。たとえ「自分用に作った」「少しアレンジした」としても、営利目的で販売する限りは違法行為となります。
例えば、市販のキャラクター生地を使って作ったポーチを販売したり、ブランドのロゴを模したアクセサリーを販売したりすることはできません。オリジナル性の高いデザインを追求し、自身が権利を持つもののみを販売するよう徹底しましょう。
確定申告が必要になる場合
ハンドメイド販売で一定の収入を得た場合、税務署への確定申告が必要になります。
特に副業として行っている場合、年間所得(売上から経費を引いた利益)が20万円を超えると、所得税の確定申告が必要です。申告漏れをしないためには、まず「収入と経費を正確に記録すること」が最も重要です。
材料費、販売サイトの手数料、梱包材費、発送費、光熱費の一部などを経費として計上できます。日々の取引を記録し、青色申告の承認を受ければ、最大65万円の控除を受けられるなど、節税のメリットもあります。納税義務を果たし、安心して事業を継続しましょう。
STORES ネットショップ でのハンドメイド販売事例
STORES ネットショップ は、初期費用・月額費用無料で始められるASP型サービスとして、多くのハンドメイド作家に利用されています。
ocean in the hands
ocean in the hands では、海の景色を表現した1点もののレジンアクセサリーを販売しています。
STORES ネットショップ と、同じくストアーズが提供しているのPOSレジ STORES レジ を導入したことで、店舗とネットショップの在庫連動を実現されました。電子チケット機能も活用し、ワークショップの申し込みや支払いの管理も行なっています。
キャッシュレス決済端末 STORES 決済 も導入したことで、イベント時のクレジットカードでの支払いも可能に。イベント時のカード決済利用者が増え、売上がよくなったそうです。
ocean in the hands の導入事例はこちらから
ハンドメイドで売れるものに関連する質問
Q.ハンドメイドで1番人気な商品は?
A.ハンドメイドで最も売れやすいのは、アクセサリーやバッグ・布小物です。特に日常的に使用でき、季節やトレンドに合わせたものが人気です。
Q.ハンドメイド商品として、売ってはいけないものは?
A.著作権、商標権、肖像権を侵害する商品(キャラクターやブランドロゴを無断使用したもの)や、薬機法で規制される化粧品・医薬品です。
ハンドメイドの販売するなら"STORES ネットショップ"
STORES ネットショップ は、誰でも専門知識不要で本格的なネットショップをかんたんに開設できるASPサービスです。
フリープラン(月額0円)で始められるため、初期費用を抑えたい方に最適と言えます。また、決済手数料も低く設定されており、売上が上がっても利益を確保しやすいのが特徴です。
ストアーズが提供する STORES 決済 や STORES レジ を利用すれば、イベント出店時の対面販売とネット販売の在庫・売上を一元管理できます。豊富なデザインテンプレートとかんたんな操作で、すぐに本格的なショップを開設できます。
まとめ
ハンドメイド販売を成功させるには、売れる定番商品を選ぶだけでなく、コンセプト設定、集客戦略、法令遵守が欠かせません。
ASP型サービス(STORES ネットショップ , BASEなど)なら低リスクで始められますが、売上に応じて有料プランへの移行も検討しましょう。
SNSでの発信と商品画像のクオリティを高め、失敗しないための注意点(著作権、確定申告)を理解し、長く愛されるショップ運営を目指してください。
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