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更新日
2025-10-27

ハンドメイド販売サイト徹底比較7選!手数料や特徴で選ぶ、初心者におすすめのプラットフォーム【2025年版】

STORES マガジン編集部
ハンドメイド販売サイト徹底比較7選!手数料や特徴で選ぶ、初心者におすすめのプラットフォーム【2025年版】

「心を込めて作ったハンドメイド作品。副業として販売してみたいけど、どこで売るのが一番いいんだろう?」
「minneやSTORES ネットショップ、いろいろあるけど、手数料や使いやすさの違いがよくわからない…」

ハンドメイド販売を始めたい初心者の方にとって、最初の大きな壁が「販売サイト選び」です。

そこでこの記事では、数あるハンドメイド販売サイトの中から特に人気の7サイトを厳選。
それぞれの手数料、集客のしやすさ、特徴を徹底的に比較し、あなたがどのサイトを選ぶべきか、明確な答えを導き出します。

ハンドメイド販売のメリット・デメリット

まず、ハンドメイド販売のメリットやデメリットを解説します。

メリット

  • 好きなことを副業として収入に変えられる
  • 初期費用を抑えて自宅から始められ、好きな時間に取り組める
  • SNSなどを活用して、自分の作品を直接お客さまに届けられる

ハンドメイド販売の一番のメリットは、趣味を収入に変えられることではないでしょうか。アクセサリー作りや手編みなど、ハンドメイドを趣味にしている人は意外と多いものです。さらに、趣味がお金になるだけでなく、SNSなどを活用すれば、自分の作品を知らない人に評価してもらえる喜びもあるでしょう。

またハンドメイド作品は、材料次第で製造コストを節約可能です。100円ショップなどで手に入る素材も多いですし、流木などタダで入手できるものもあります。

自分でハンドメイド販売を始めるのであれば、ノルマもありませんし、家事や子育てのすきま時間を使って始めることも可能です。

デメリット

  • 集客や販売促進を自分で行う必要がある
  • 梱包・発送などの作業負担が発生する
  • 著作権・商標など、ルールの理解が求められる

売るためにはそれなりの工夫が必要です。ハンドメイド販売を手がけている人はたくさんいるため、ほかの作品と比較されやすく、際立った特徴がなければ多くの作品のなかに埋もれがちです。

また、販売に際しては、梱包や発送だけでなく、お客さまと連絡を取り合わなければなりませんし、クレームがあれば対応する必要があります。デメリットにもしっかり向き合って、あらかじめ対策を講じておくことが大切です。

ハンドメイド販売サイトの2つのタイプ

販売サイトは、大きく2つのタイプに分かれます。この違いを知っておくと、自分に合った場所がぐっと選びやすくなります。

モール型(マーケットプレイス型)

minneやCreemaのように、さまざまなお店の集合体である「大きな商店街」のようなサイトです。サイト自体に集客力があるのが最大の魅力です。

メリット: 初心者でもお客様の目に留まりやすい。

デメリット: ライバルが多く埋もれやすい。デザインの自由度が低い。

ASPカート型

STORES ネットショップ やBASEのように、サービスを借りて「自分だけの路面店」を作るイメージです。デザインやブランディングの自由度が高いのが特徴です。

メリット: 手数料が安い。ブランドの世界観を表現できる。お客様と直接繋がれる。

デメリット: 自分でSNSなどを使って集客する必要がある。

ひと目でわかる!ハンドメイド販売サイト7社 比較一覧表

早速、人気の7サイトを一覧表で比較してみましょう。

サービス名 月額費用 販売手数料(目安)
STORES ネットショップ 0円〜 3.6%〜
BASE 0円〜 3.6%+40円
※サービス手数料:3%も必要
minne 0円〜 10.56%〜
Creema 0円 11%〜
メルカリShops 0円 10%
iichi 0円 20%
Pinkoi 0円 15% + ¥58※
※NT$15を日本円に概算。実際の金額は、サイトの為替レートに合わせて変動する

※手数料はプランや条件により変動する場合があります。

主要ハンドメイド販売サイト7選|メリット・デメリットを解説

ここからは、各サイトの特徴をさらに詳しく見ていきましょう。

1. STORES ネットショップ(ストアーズ ネットショップ)

【カート型】利益を最大化し、自分のブランドを育てたいなら STORES ネットショップ

メリット: 販売手数料が業界最安水準(フリープラン5.5%〜、ベーシックプラン3.6%〜)。デザインの自由度が高く、おしゃれなショップを知識不要で作成でき、決済、発送管理などを一元化できるため、効率的なショップ運営が可能。顧客管理やメルマガ機能でファンを育てやすい。

デメリット: 自分でSNSなどを使って集客する必要がある。

2. BASE(ベイス)

【カート型】機能の拡張性が魅力のネットショップ作成サービス

メリット: 拡張機能「Apps」で、必要な機能を自由に追加できる。STORES ネットショップ と同様に初期・月額無料で始められる。

デメリット: 手数料がやや複雑(サービス利用料3%+決済手数料3.6%〜)。集客は自分で行う必要がある。

3. minne(ミンネ)

【モール型】国内最大級!まず試すならここ

メリット: 圧倒的なユーザー数と集客力。ハンドメイド好きのお客様が集まるため、初心者でも見つけてもらいやすい。

デメリット: 販売手数料が10.56%と高め。出品数が膨大で、ライバルの中に埋もれやすい。

4. Creema(クリーマ)

【モール型】質の高い作品が集まる人気マーケット

メリット: minneに次ぐ規模で集客力がある。デザイン性が高く、クオリティを重視するお客さまが多い。

デメリット: 販売手数料が11%〜と高め。人気作家も多く、競争が激しい。

5. メルカリShops(メルカリショップス)

【モール型】フリマアプリ「メルカリ」利用者にアピールできる可能性がある

メリット: 既存のメルカリユーザーにそのままリーチできるため、集客の心配も少ない。

デメリット: 販売手数料が10%と高め。売上金は5000円以上でないと振り込まれない。

6.iichi(イイチ)

【モール型】プロ・セミプロ向けのマーケットプレイス

メリット: 「手仕事」の質を重視しており、高価格帯の作品も多い。落ち着いた雰囲気で、こだわりを持つお客様が集まる。

デメリット: 販売手数料が20%と非常に高い。プロ志向が強く、初心者にはハードルが少し高いかもしれない。

7. Pinkoi(ピンコイ)

【モール型】アジア圏に強い!海外販売への第一歩

メリット: 台湾発のサービスで、アジア圏のユーザーが多い。翻訳サポートなど海外販売の支援機能が充実している。

デメリット: 出店には審査が必要。手数料体系がやや複雑。

【目的別】あなたにおすすめの販売サイトはこれ!

「結局、自分にはどれがいいの?」という疑問に、目的別でお答えします。

とにかく手軽に販売を試してみたいなら…
→ minne, Creema
まずはモール型の集客力に頼って、「売れる楽しさ」を体験してみましょう。

手数料を抑えて、副業でもしっかり利益を出したいなら…
→ STORES ネットショップ
業界最安水準の手数料で、作った分だけしっかり利益が手元に残ります。

将来的に自分のブランドを大きく育てたいなら…
→ STORES ネットショップ
デザインの自由度と顧客管理機能で、あなただけのブランドの世界観を作り、ファンを育てていくことができます。また、実店舗を持つことも視野に入れるのであれば、POSレジ他さまざまなシステムとの連携ができるため、有益です。

ゆくゆくは海外にも作品を届けたいなら…
→ Pinkoi, Etsy
まずは国内でファンを作り、自信がついたら海外マーケットに挑戦するのもよいでしょう。

ハンドメイド販売で注意したいポイント

集客の工夫は欠かせない

SNSでの発信や、口コミを活用した集客が重要です。特にInstagramは作品の魅力を写真で伝えられるため、ハンドメイド販売と相性がよいプラットフォームです。

コンセプトを明確にして販売する

作品のテーマやブランドの方向性を明確にすることで、ファンを獲得しやすくなります。「誰のために」「どんな場面で使ってもらいたいか」を意識しましょう。

知っておきたい著作権と販売ルール

キャラクターやブランドロゴを無断で使うのはNGです。また、素材サイトの利用規約も必ず確認しましょう。

その他の禁止事項

他者作品の模倣・転売・無許可の商用利用などは、各サイトの規約違反となる可能性があります。

まとめ:将来を見据えるなら「自分のネットショップ」が最適な理由

ハンドメイド販売を始めたばかりの頃は、minneなどのモール型サイトの集客力は非常に魅力的です。

しかし、作家活動を長く続け、副業から本業へと成長させていきたいと考えるなら、手数料が安く、ブランディングも自由で、お客さまとの関係も直接築ける「STORES ネットショップ」のような自分のネットショップを持つことが、最終的なゴールになります。

STORES ネットショップ なら、初期費用も月額費用も0円のフリープランから、リスクなくあなただけのお店を始めることができます。まずはモール型と並行して、あなただけのブランドの城を築いてみませんか?

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