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個人事業主・小規模店舗向けキャッシュレス決済導入ガイド|費用・手順・選び方を解説

STORES マガジン編集部
個人事業主・小規模店舗向けキャッシュレス決済導入ガイド|費用・手順・選び方を解説

「キャッシュレス決済を導入したいけれど、手続きが複雑そう」「費用がどれくらいかかるかわからない」と感じている個人事業主や小規模店舗の方は少なくありません。結論からお伝えすると、キャッシュレス決済は申し込み・審査・端末設置の3ステップで導入でき、月商規模に合わせた手数料体系を選べば初期費用を抑えることも可能です。

この記事では、導入前に確認すべきポイントから手順・費用の目安まで、実践的に解説します。

なぜいまキャッシュレス決済の導入が必要なのか

経済産業省の発表によると、日本のキャッシュレス決済比率は2025年に58.0%(国内指標)に達しました。政府は2030年までに65%への引き上げを目指す方針を示しています(出典:経済産業省「2025年のキャッシュレス決済比率を算出しました」2026年8月時点)。今後もさらなる上昇が見込まれています。

※2025年の発表からキャッシュレス決済額の算出方法が見直され、新たな「国内指標」が導入されています。従来の算出方法(国際比較指標)では46.3%です。

特に観光地・商業施設内の店舗・イベント出店では、外国人観光客や若年層のキャッシュレス決済利用が多い傾向があります。現金のみの対応では、キャッシュレス決済を導入している競合店と比べて選ばれにくくなるケースがあるでしょう。非接触・衛生面を重視するお客さまへの配慮という観点からも、複数の決済手段を整えておくことは実店舗の信頼性につながります。

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キャッシュレス決済の種類と特徴

キャッシュレス決済は大きく3種類に分けられます。それぞれの仕組みと特徴を把握しておくと、導入する決済手段を選定しやすくなります。

クレジットカード決済

利用者がカード会社と契約し、後払いで支払う方式。VISAやMastercardなど主要ブランドに対応していれば、外国人観光客にも対応しやすいのが特徴です。

決済手数料はサービス・プランによって異なりますが、1〜3%台のサービスが多くあります。売上は翌月以降に加盟店へ入金されるのが一般的なため、入金サイクルも事前に確認しておきましょう。

QRコード決済

PayPay・楽天ペイなどのスマートフォンアプリを使う決済方式。専用端末が不要なサービスもあり、スタートアップコストを低く抑えられる点から個人事業主に選ばれやすい選択肢です。手数料体系はサービスにより異なるため、各社公式サイトでご確認ください。

電子マネー

交通系IC(Suica・PASMOなど)やQUICPayなど、非接触型のICカード・スマートフォンによる決済です。読み取り端末が別途必要ですが、タッチするだけで決済が完結するため、レジでの処理時間を短縮できます。

※2026年8月時点の情報です。最新の手数料等は各社公式サイトでご確認ください。

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導入前に確認すべき4つのポイント

キャッシュレス決済サービスは複数あります。自分のお店に合ったものを選ぶために、以下の4点を事前に整理しておきましょう。

お客さまが使う決済手段を把握する

年齢層・客層によって、よく使われる決済手段は異なります。シニア層が多いお店ではクレジットカード対応が最優先になるケースが多く、若年層・観光客が多い場合はQRコード決済も有効です。

「どのお支払い方法をご希望ですか?」とレジで声がけしながら傾向を把握するのも、取り揃える決済手段を絞り込む方法のひとつです。

月商規模と手数料のバランスを計算する

月商が少ない段階では、月額固定費のかかるサービスよりも「月額0円・従量課金型」のプランが有利なケースが多くあります。月商が伸びてきたら、手数料率の低いプランへ切り替えることで費用対効果を高められます。

端末の形式と設置場所を決める

専用端末(リーダー型)を使うか、スマートフォンやタブレットに読み取り機能を追加するかによって、設置スペースや操作方法が変わります。レジカウンターが狭い場合はコンパクトな端末が、複数スタッフで使う場合はシンプルな操作画面のものが使いやすいでしょう。

審査・導入にかかる期間を確認する

決済サービスの申し込みから実際に使えるようになるまで、審査期間として数日〜2週間程度かかることが一般的です。開業日やイベント出店日に間に合わせるためには、余裕を持って申し込みを進めることが重要です。

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キャッシュレス決済の導入手順

実際の導入は、以下の4ステップで進めます。

ステップ1:決済サービスを選ぶ

対応している決済ブランド・手数料・月額費用・端末の価格・審査の手軽さを比較します。利用シーン(実店舗・イベント・移動販売など)に合わせて、1つのサービスで複数の決済手段をまとめて導入できるものを選ぶと、管理がシンプルです。

ステップ2:申し込みと審査

公式サイトやアプリから申し込みます。法人・個人事業主で提出書類が異なりますが、一般的に「本人確認書類」「銀行口座情報」「事業内容の説明」が必要です。

開業前でも申し込めるサービスもありますが、審査に事業実績が求められる場合もあるため、事前確認をおこなっておきましょう。

ステップ3:端末・アプリを設定する

審査通過後、決済端末またはアプリが使えるようになります。複数スタッフがいる場合は操作確認の時間を設け、通信障害やカード不具合が起きた際の対応もあらかじめ共有しておくと安心です。

ステップ4:テスト決済と連携確認をおこなう

本番運用前にテスト決済をおこない、売上データがPOSレジや会計ソフトと正しく連携できているかを確認します。入金サイクル(翌月払いか翌々月払いかなど)も事前に把握しておきましょう。

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費用の目安と手数料の考え方

キャッシュレス決済の導入コストは「初期費用」「端末費用」「決済手数料」の3つで構成されます。

初期費用・端末費用

多くのサービスは申し込み費用が0円です。端末費用は購入型(2〜3万円程度)と月額リース型(数百円〜)があり、スマートフォンにアプリを追加するだけで使えるサービスでは端末費用を大幅に抑えられます。

決済手数料の考え方

クレジットカード決済の手数料はサービス・プランによって異なります。月商が大きくなるほど手数料率の差が収益に直結するため、月商規模に合ったプランを選ぶことが大切です。以下は手数料率による費用差の目安です。

月商手数料2.5%の場合手数料1.98%の場合
30万円7,500円5,940円
100万円25,000円19,800円
300万円75,000円59,400円

※上記は目安です。実際の手数料はサービス・プランにより異なります。月商規模の変化に合わせて定期的に見直すことをおすすめします。

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STORES 決済でキャッシュレス決済を導入する

STORES 決済 は、個人事業主・小規模店舗でも月額0円のフリープランからキャッシュレス決済を始められるサービスです。クレジットカード(VISA、Mastercard、JCBなど主要ブランド)・電子マネー・QRコード決済に対応し、1台の端末でまとめて利用できます。

フリープランでは対面クレジットカード決済手数料が2.48%〜、スタンダードプラン(月額3,300円・年間契約)では1.98%〜で利用可能です。スタンダードプランでは決済端末1台が無償貸出になるため、端末購入の初期費用を抑えられます。月商が増えるほど手数料率の差が積み重なるため、月商が一定規模に達したタイミングでプランの切り替えを検討するとよいでしょう。

また、 STORES ネットショップSTORES レジ などと同一プラットフォームで提供されているため、実店舗での決済とネット販売の売上をひとつの管理画面で把握できます。スタッフが少ない小規模店舗では、バックオフィス業務をシンプルに保つことが重要なポイント。複数サービスを使い分ける手間を省ける点が、個人事業主に選ばれる理由のひとつです。

まとめ

個人事業主・小規模店舗がキャッシュレス決済を導入するには、「種類の把握→ポイント整理→申し込み・審査→設定・確認」の流れを踏むだけです。月商規模に合った手数料プランを選ぶことと、導入に必要なリードタイムを把握しておくことが、スムーズな導入につながります。

まずは初期費用を抑えてスタートし、売上の拡大に合わせて最適なプランへ移行することで、費用と決済の選択肢を両立できます。

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