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更新日
2025-09-01

イベント出店でキャッシュレス決済を導入するメリットとは? 選定時のポイントを解説

STORES マガジン編集部
イベント出店でキャッシュレス決済を導入するメリットとは? 選定時のポイントを解説

キャッシュレス決済が浸透している今、イベントに出店した際にキャッシュレスに対応しているかどうかで売上が変わってくるかもしれません。

キャッシュレス決済が使えれば、手持ちの現金が少ない場合でも購入しやすくなり、販売機会の増加が見込めるからです。

また、イベント出店では会計のやりとりと在庫の管理も大変です。キャッシュレス決済と連携できるPOSレジを導入すれば会計処理がスムーズになり、接客や販売に集中できるでしょう。

今回の記事では、イベント出店でキャッシュレス決済を導入するメリットや選定時のポイントを解説します。キャッシュレス決済と連携できるPOSレジも紹介するので、興味のある方はぜひご一読ください。

イベント出店でキャッシュレス決済を導入するメリット

イベント出店でキャッシュレス決済を導入するメリットを3点解説します。

①会計処理がスムーズになりミスも減る

イベント出店での会計処理が現金決済の場合、手計算になることが多いでしょう。手計算だと間違いが起こりやすく、時間もかかります。会計でまごついていると、レジ待ちの行列ができてお客さまの満足度も下がってしまうでしょう。

キャッシュレス決済は、現金決済のように釣り銭の計算をする必要がありません。現金決済が減れば会計ミスが減りスムーズになるでしょう。会計の業務負担が減った分、接客など本来の業務へ集中できます。

②単価アップが期待できる

イベント会場は、付近にATMがないことがしばしばあります。そのため、現金決済だけの場合、お客さまの手持ち現金が足りなければ販売機会を失う可能性も……。しかしキャッシュレス決済を導入すれば、現金の持ち合わせがない場合でも購入してもらえます。

また、キャッシュレス決済はポイント制度があるものがあり、お客さまの中には貯まったポイントを使いたい人もいるはずです。さらに、現金決済と比べてキャッシュレス決済は客単価が高いというアンケート結果もあります。

こうしたニーズに応えられるのもキャッシュレス決済のメリットです。

③持ち運びできる決済端末もある

キャッシュレス決済端末のなかには、電源やLANケーブルをつながなくても使える端末があります。

例えば STORES 決済 の決済端末は、スマートフォンなどとBluetoothで接続(ペアリング)すれば決済手続きがおこなえます。本体に電池が内蔵されているため、充電しておけば電源がない場所でも使用することが可能です。

後述するPOSレジと連携する場合でも、STORES レジ のようなタブレット型の場合は、レジを持ち運びすることも可能です。POSレジと連携してイベントに出店すれば、さらにスムーズな会計処理が可能になるでしょう。

④スペースを占領しない

キャッシュレス決済は、スマートフォンやタブレット端末でおこなえるため、従来の現金管理に必要な大型のレジや金庫を設置する必要がありません。

これにより、限られたイベントスペースを有効活用でき、商品の陳列や接客スペースを広く取ることが可能です。小さなブースでもスッキリとした印象を与えられ、来場者の動線を確保しやすくなります。

⑤釣り銭の準備が不要

キャッシュレス決済を導入すると、現金のやり取りをする必要がありません。イベント時に釣り銭を用意する手間や会計ミスのリスクが大幅に減り、スタッフの負担が軽減します。

トラブルが起こりにくくなるため、スムーズな会計が可能になり、釣り銭不足により販売機会を逃す心配もなく、イベント売上のロスを防げます。

また、現金管理にかかる時間も削減されるため、イベント中の効率的な運営が実現するでしょう。

さらに、セキュリティの面でも現金を持ち歩くリスクが減少し、安全面において安心感が高まることも大きなメリットです。結果として、イベント時のお客さまへ対応に集中できる環境が整い、満足度向上にもつながります。

イベント出店でキャッシュレス決済を導入するデメリット

会計処理がスムーズになり、イベント出店時において効率的な運営が可能となるキャッシュレス決済ですが、以下のようなデメリットもあります。

  • 導入コストがかかる
  • 電波や通信の不具合リスク
  • 手数料が発生する場合がある
  • 操作に慣れが必要
  • 現金対応が別途必要

イベント出店でキャッシュレス決済を利用する際の注意点

イベント時にキャッシュレス決済を導入する際は、通信環境の確認や手数料の把握が重要です。また、決済トラブル時の対応策を準備しておくことも必要です。

インターネット環境に左右される

キャッシュレス決済は、インターネット回線を利用して決済情報を送受信するため、通信環境が安定していないと決済が正常におこなえません。

イベント会場によっては電波が弱く、混雑で回線が遅くなる場合もあります。そのため、事前に通信環境の確認や予備のWi-Fiルーターの用意など、対策が必要です。

環境に左右されることで決済処理が遅延したり、エラーの発生により販売機会を逃したりと、顧客満足度の低下につながるおそれがあります。

トラブル対応のために現金の用意も必要

イベント時は、キャッシュレス決済のトラブルに備え、一定の現金を準備しておくことが重要です。

通信障害や端末の故障、カードの読み取りエラーなどが起こった場合でも、現金での支払いに対応できれば販売機会を逃さずに済みます。

とくにイベント会場は混雑しやすく、スムーズな対応が求められます。スタッフに現金対応の方法を周知し、柔軟な販売体制を整えておくと安心です。

決済代行会社を選ぶ際に確認したいポイント

キャッシュレス決済を契約する場合、決済サービスを提供している事業者と個別に契約するよりも、決済代行会社と契約したほうが一括で手続きができてスムーズです。

決済代行会社も会社によって、さまざまなサービスの違いがあります。そのため、自分の事業に合った決済代行会社を選ぶことが大切です。

ここでは、決済代行会社を選ぶ際のポイントを解説します。

導入費用

導入費用のうち、初期費用・月額料金は無料のサービスが多くあります。ただし、キャッシュレス決済でクレジットカード決済や電子マネー決済を導入するには決済端末が必要です。決済端末の代金がいくらになるのかよく確認しておきましょう。

タイミングによっては、キャンペーンの実施で決済端末の代金が無料になっていることもあります。このようなキャンペーンを利用すると導入費用を抑えられるため、機会を逃さないようにしましょう。

振込手数料

振込手数料も決済代行会社によって大きく異なる部分のひとつです。定期的に必要な出費のため1回の金額差はわずかでも、長期的には大きな影響を与える可能性があります。

例えば、STORES 決済 の場合、自動入金であれば月末締めの翌月20日払いで、振込手数料は不要です。ただし、手動で入金依頼をした場合は、売上合計が10万円未満の場合は振込手数料が200円かかります。

売上の金額で振込手数料の有無が変わってくるサービスも多いため、自分のお店の売上を計算して、手数料による損ができるだけ発生しない決済代行会社を選ぶのが大切です。

決済手数料

決済手数料も、決済代行会社によって違いがあります。
自分のお店でもっとも多く使われる決済サービスの手数料が少なくなるように決済代行会社を選ぶとよいでしょう。

STORES 決済 単体利用の場合は下表のとおりです。

決済サービス 決済手数料
クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover) 3.24%
電子マネー 1.98%
WeChat Pay 3.24%

STORES 決済 以外のレジ・ネットショップ・予約・会員管理などのサービスも利用できるプランの場合は下表のとおりです。

フリープラン

決済サービス 決済手数料
クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover) 2.48%
電子マネー 1.98%
WeChat Pay 3.24%

スタンダードプラン

決済サービス 決済手数料
クレジットカード(Visa、Mastercard) 1.98%
クレジットカード(JCB、American Express、Diners Club、Discover) 2.38%
電子マネー 1.98%
WeChat Pay 3.24%

プランの詳細や料金については以下よりご確認ください。

STORES 決済

対応している決済手段

決済手段によって顧客層が異なるため、対応している決済手段の数も重要です。

お客さまが日本人だけの場合、クレジットカードや電子マネーに対応すれば、ほとんどの人のニーズをカバーできるでしょう。

ただし、外国人のお客さまも想定する場合は、ほかにも対応が必要です。例えば、中国ではWeChat PayやAlipayなどのQRコード決済が高いシェアを占めています。

また、海外ではクレジットカードのタッチ決済が普及しており、オーストラリアやシンガポールでは対面決済の90%以上でタッチ決済が使われているほどです。タッチ決済は、日本でも今後は普及が進んでいくと思われます。

外国人も対象の場合は、一般的なクレジットカードや電子マネーだけでなく、WeChat PayやAlipay、タッチ決済に対応しているのが望ましいでしょう。

STORES 決済 では以下の決済サービスに対応しています。クレジットカードはタッチ決済にも対応済みです。

決済手段 対応決済サービス
クレジットカード Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover
電子マネー Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん
QRコード WeChat Pay、PayPay、d払い、楽天ペイ、SmartCode

申し込みの制限の有無

決済代行会社のなかには、STORES 決済 のように法人でも個人でも申し込めるサービスもあれば、申し込みが法人のみになっている場合があります。個人でも申し込めるかどうかあらかじめ確認しておきましょう。

また、取り扱っている商材やサービスにより、申し込みが制限されることもあります。制限内容は決済代行会社によってさまざまですが、一般的に公序良俗に反するものを取り扱っている場合は、申し込みを断られるケースもあります。

導入までの期間

決済代行会社に利用を申し込んでも、即日で導入できるわけではありません。審査があるため、申し込みから利用開始まで最低でも数日間は必要です。

STORES 決済 の場合は、申し込みから利用開始まで以下の4段階の審査があります。

審査 審査開始のタイミング 審査日数
クレジットカード取り扱い1次審査 申し込み後 最短翌2営業日
WeChat Pay クレジットカード取扱い1次審査通過後 最短翌3営業日
クレジットカード取り扱い2次審査 クレジットカード取扱い1次審査通過後 最短翌5営業日
電子マネー取扱い審査 クレジットカード取扱い1次審査通過後 最短翌10営業日
QRコード決済 クレジットカード取扱い2次審査通過後 最短15営業日

クレジットカード取り扱い 1次審査はVisaとMastercardが対象です。2次審査は、JCBなどVisaやMastercard以外のクレジットカードブランドが審査されます。

決済サービスは審査をとおった順に使えますが、すべての決済サービスが使えるようになるには、最短でも12営業日程度は必要です。イベントの開催日にあわせて、計画的に申し込んでおきましょう。

キャッシュレス決済と同時にPOSレジの導入もおすすめ

キャッシュレス決済を使うのであれば、同時にPOSレジの導入もおすすめします。

従来のPOSレジといえば、コンビニやスーパーにあるような大型のターミナル型が主流でしたが、最近ではクラウドを利用したタブレット型も普及しています。

タブレット型POSレジはタブレットがあればよいため、ターミナル型のように場所を必要としません。それでいて、あらかじめ商品と値段を登録しておけば、イベント当日は画面上に表示された商品ボタンをタッチするだけで、面倒な計算をこなしてくれます。電卓でいちいち計算する必要はありません。

STORES レジ は STORES 決済 と連携でき、会計や返金操作がレジアプリから可能です。また、実店舗やネットショップを含めた在庫管理ができます。イベントで売れた在庫も、ネットショップの在庫とすぐ連携できるため、在庫切れの商品を販売してお客さまに迷惑をかけることを防げます。

>>STORES レジ の詳細はこちら

STORES 決済 とSTORES レジ をうまく活用した事例を下記記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

『イベント時の商品登録も STORES レジ なら簡単に。決済方法追加の機能でサービスごとに管理できる』

STORES 決済 をおすすめする理由

イベント出店でキャッシュレス決済の導入を検討しているのなら、STORES 決済 を導入してはいかがでしょうか。

STORES 決済 は、単体利用の場合月額料金は無料です。クレジットカード6事業者、電子マネー9事業者、QRコード4事業者に加えてWeChat Payに対応しています。クレジットカードはタッチ決済も使えます。決済手数料は1.98%から3.24%で、特に電子マネーの手数料1.98%は業界最安水準です。

STORES 決済 以外のレジ・ネットショップ・予約・会員管理・データ活用なども活用できるプランでは、上記の事業者をさらにお得な決済手数料で利用することが可能です。

決済端末はバッテリー式のため、イベント出店でも使えます。ぜひこの機会に導入を検討してみてください。

>>STORES 決済 の詳細はこちら

お役立ち資料

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