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飲食店でセルフオーダーを導入するメリットや方法を解説

STORES マガジン編集部
飲食店でセルフオーダーを導入するメリットや方法を解説

飲食店のセルフオーダー導入は、慢性的な人手不足や客単価向上など、店舗が抱える課題の解決策として注目されています。「スタッフが足りない」「注文ミスを減らしたい」「もっと効率よく店を回したい」、そんな悩みを抱えている店長さんも多いのではないでしょうか。

本記事では、セルフオーダーシステムの仕組みや注目される背景、導入によるメリット・デメリット、選び方、導入費用や期間まで、飲食店がセルフオーダーを導入する際に押さえておきたいポイントを解説します。

セルフオーダーシステムとは

セルフオーダーシステムとは、お客さま自身が端末を操作して注文できる仕組みのことです。テーブルに設置したQRコードをスマートフォンで読み取る方式のほか、卓上タブレットやレジ横のタッチパネル・券売機を使う方式もあります。

店舗スタッフがテーブルまで足を運んで注文を取る従来のスタイルと異なり、お客さまの手元の端末から注文が完了します。ホールスタッフの負担をぐっと減らせるのが特徴です。

近年は、新規開業時からセルフオーダーシステムの導入を検討する事業者さまだけでなく、既存店舗がPOSレジ導入やキャッシュレス化、人手不足対応などをきっかけに店舗オペレーション全体を見直し、セルフオーダーシステムを取り入れるケースも増えています。

セルフオーダーが注目される背景

セルフオーダーが注目される背景には、人手不足や感染防止、デジタル端末の普及、経費削減、データ活用という5つの要因があります。

慢性的な人手不足

まず挙げられるのが、慢性的な人手不足です。特に地方エリアを中心に人口減少や最低賃金の上昇などの影響で、1人あたりの採用コストは年々高くなっています。すでに店舗を運営している事業者さまでも、ぎりぎりの人数でシフトを組んでいることが多く、アルバイトスタッフが急に休んでしまうだけで、オペレーションの負荷が一気に高まってしまう。そんな経験はないでしょうか。

こうした背景から、注文業務の一部をお客さま自身に担っていただけるセルフオーダーシステムを導入する店舗が増えています。

感染防止

2つ目の理由は、感染防止です。注文時の会話や接触を減らせる飛沫対策として、コロナ禍以降にセルフオーダーシステムが飲食店で一気に注目を集めました。

今では感染防止が導入の一番の理由ではなくなっているものの、「導入しておくと安心」という側面は今も残っているといえるでしょう。

デジタル端末の普及

3つ目は、デジタル端末の普及です。今はエリアを問わず、多くのお客さまがスマートフォンを持っている時代になりました。「ご年配のお客さまが使いこなせないのでは」と心配される事業者さまも少なくありませんが、実際にはお孫さんとLINEでやり取りするなど、デジタルネイティブ世代でなくてもスマートフォンのある生活に馴染んでいる方が増えています。

そのため、セルフオーダーシステムを導入してみたら、ご年配の常連のお客さまからも「むしろ気を使わなくて楽になった」という声が届いた、という事業者さまも少なくありません。

経費削減

4つ目は、経費削減です。これまでピークタイムにホールスタッフが3人必要だった店舗でも、お客さまにセルフオーダーシステムからご注文いただくことで2人体制に減らせるなど、直接的な人件費削減につながります。それだけでなく、メニュー差し替え時のデザイン・印刷費削減や、レジ締めをはじめとする閉店後業務の省力化による残業代の削減も期待できるでしょう。

人件費以外の運用コストにも効果が及ぶのは、セルフオーダー導入の嬉しいポイントです。

データ活用

5つ目は、データ活用です。手書きの伝票では取得しづらかった「よく注文されている商品」「注文されていない商品」といった情報を、感覚値ではなく数値データとして把握できるようになります。これにより、メニュー調整の精度をぐっと高められるでしょう。

たとえば居酒屋業態であれば、飲み放題で注文されるドリンクの比率をもとに、飲み放題プランの価格調整を検討する、といった活用も考えられます。セルフオーダーシステムは、こうしたデータの蓄積・活用にも強みがあります。

セルフオーダーのメリット

セルフオーダーには、これまで紹介してきたコスト削減やデータ活用といったメリットだけでなく、お客さまの体験や店舗の売上向上につながるメリットもあります。

気兼ねなく追加注文しやすくなる

セルフオーダーシステムを導入すると、お客さまはスタッフを呼び止めることなく、自分のタイミングで注文できるようになります。これにより「もう一品」の追加注文を獲得しやすい環境がつくれるでしょう。

たとえば、居酒屋であればピークタイムにホールスタッフが忙しそうで注文を控えてしまう、カフェであればお代わりのために再度レジに並び直すのが手間で注文を諦めてしまう——そんな、店舗側では気づきにくいけれど実は機会損失になっている場面を、セルフオーダーによって解消できます。

カスタマイズ提案でアップセルにつなげやすい

注文ごとにアップセルにつながるカスタマイズやトッピングをシステム上で設定できる点も強みです。レジで後ろに並ぶお客さまやオーダーを取りにきたスタッフに気を使う必要がなく、お客さまが急かされずに注文できるため、注文単価アップも期待できます。

パスタとドリンクのセットに好みのデザートを追加していただいたり、ハンバーガーショップでピクルスやアボカドなどのトッピングを追加していただいたり、そんな単価アップが見込めるでしょう。

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セルフオーダー導入時の注意点

セルフオーダーの導入に大きなデメリットはありませんが、運用にあたって知っておきたい注意点があります。

「お店が楽をしているだけ」と受け取られるリスク

「セルフオーダーシステムを導入しただけ」で、店舗側が楽になるためだけの取り組みだとお客さまに受け取られてしまうと、顧客満足度が下がってしまうおそれがあります。

こうした受け止められ方をされてしまうと、顧客満足度やリピート率に悪影響を及ぼしてしまうかもしれません。

スタッフによる提案の機会が減る

セルフオーダーでは、お客さまご自身で画面を見て注文を決めるため、スタッフが今日のおすすめや、お客さまの好みに合わせた追加注文をご提案する機会は少なくなります。

会話をきっかけにした単価アップを重視している店舗の場合は、メニュー画面内でのおすすめ表示やセット提案の設定を工夫するなど、システム側でカバーする視点も必要です。

接客面でのフォローが欠かせない

セルフオーダーを導入する際は、入店時にスタッフが使い方を丁寧にご案内したり、ケースバイケースでハンディ端末による注文対応をおこなうといった、接客面での柔軟な対応が欠かせません。

また、店舗内の無料Wi-Fi整備や、注文業務がスタッフの手から離れたことで生まれた余裕を、より丁寧な接客に活かす取り組みも大切です。

セルフオーダーシステムの選び方

セルフオーダーシステムを選ぶ際は、導入時のイニシャルコストやランニングコストをもとにベンダーを比較検討するのが基本になります。

それだけでなく、店舗における理想的なオペレーションを一度棚卸しした上で、セルフオーダーシステムを使ってどのように顧客満足度を高め、店舗の負担を減らしていくのかを整理しておくことも重要です。

そのうえで、セルフオーダーとハンディ端末による対応を場面に応じて併用できるかどうかも、店舗の理想のオペレーションや顧客体験を実現するうえで確認しておきたいポイントです。

また、見落としてはならないのが、開業を検討している場合は今考えているメニュー、すでに営業している場合は現在展開しているメニューが、そのセルフオーダーシステム上できちんと再現できるかどうかです。システムによっては、トッピングやカスタマイズといったメニューに付随する選択肢の設定に制限があるケースもあり、機能の制限によってメニューの再現性が下がってしまうこともあります。

その結果、オペレーションでカバーしなければならなかったり、システムに合わせてメニュー構成そのものを見直さなければならなかったりするケースも少なくありません。

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導入費用と期間

費用

STORES モバイルオーダー のテーブルオーダー(セルフオーダー)は、年間契約・月払いの場合は月額7,700円(税込・1店舗あたり)、月契約の場合は月額11,000円(税込)でご利用いただけます。テイクアウトオーダーのみであれば、月額0円から始められます。

STORES スタンダードプラン(月額3,300円)とセットで利用すると、月額11,000円〜(税込・1店舗あたり)でフル構成(スタンダードプラン+テーブルオーダー)が導入でき、商品・在庫・顧客・売上データを1つの管理画面でまとめて把握できるほか、STORES 決済のクレジットカード優遇手数料(1.98%〜)も適用されます。

機能

STORES モバイルオーダー は、店舗のオペレーションに合わせて機能を選択できます。

STORES モバイルオーダーの機能一覧を見る

先払い・後払いの選択

お客さまが注文時に決済を完了する「先払い方式」と、退店時にレジで会計する「後払い方式」のいずれかを、店舗のオペレーションに合わせて選択できます。

メニューの再現性

商品ごとに細やかなカスタマイズやトッピングの選択肢を設定できるだけでなく、定食メニューのようにメインとサイド、ドリンクを組み合わせて選べるセット商品の再現にも対応しています。サイズ・トッピング・セット・オプションを商品ごとに柔軟に設定できるため、スタッフによる声かけがなくても、注文画面上でおすすめのトッピングやセット商品を提案する導線をつくることができます。

テイクアウトへの対応

テーブルオーダーだけでなく、テイクアウトオーダーにも対応しているため、店内・持ち帰りの両方の注文導線を一つのシステムでカバーできます。そのため、居酒屋・レストラン・ファストフードなど、業態を問わず自店のメニュー構成や運営スタイルをそのまま再現しやすいのが強みです。

データ分析・出力機能

売上分析ダッシュボードでは、期間別・カテゴリ別・商品別の売上を可視化でき、人気商品やピークタイムの把握に活用できます。テイクアウトとイートインの売上・注文数を比較して受け渡し方法ごとの傾向をつかんだり、クレジットカード・PayPay・現金といった決済手段別に売上を集計して経理処理に利用したりすることも可能です。

また、注文履歴や売上データはCSV形式で出力できるため、会計ソフトへの取り込みや独自の分析にもそのまま活用できます。

導入期間

導入期間については、STORES のサポートメンバーとのオンラインミーティングを重ねながら、店舗のオペレーションやメニュー設計に合わせて丁寧に進めていくため、1か月程度を目安としています。

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STORES のセルフオーダーシステムを活用しよう!

ここまで紹介してきたように、セルフオーダーシステムは人手不足や経費削減といった店舗運営上の課題を解決するだけでなく、お客さまの注文体験を向上させ、客単価アップにもつながる可能性を持ったシステムです。一方で、導入する際は自店のメニューやオペレーションに合った仕組みを選ぶことが欠かせません。

STORES モバイルオーダー は、料金プランやカスタマイズ機能だけでなく、導入前から導入後まで一貫してサポートを受けられる点が特徴です。既存のメニューやオペレーションに合わせて設定を細かく調整できるため、「システムに合わせてメニューを変える」のではなく「自店のメニューに合わせてシステムを設定する」形で導入を進められます。

また、導入後もデータを見ながら運用を見直せるため、「導入して終わり」ではなく、売上分析の結果をもとにメニューや接客のあり方を継続的に改善していく運用が可能です。

導入にあたっては、STORES のサポートメンバーが店舗のオペレーションやメニュー設計に合わせて丁寧に導入を進めるため、はじめてセルフオーダーシステムを導入する事業者さまでも安心して進めていただけるでしょう。

セルフオーダーの導入を検討している方は、ぜひSTORESをご検討ください。

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まとめ

セルフオーダーシステムは、人手不足の解消や経費削減といった店舗運営上の課題を解決するだけでなく、お客さまの注文体験を向上させ、客単価アップにもつながる可能性を持った仕組みです。

一方で、「導入すれば自動的にうまくいく」というものではなく、丁寧なご案内やスタッフの柔軟な対応、余裕が生まれた時間をより良い接客に活かす工夫があってこそ、お客さまに納得感を持って受け入れてもらえます。

自店のメニューやオペレーションにしっかり合った仕組みを選ぶことが、導入を成功させる一番のポイントです。まずは自店の課題と理想のオペレーションを整理するところから、セルフオーダー導入の検討をはじめてみてはいかがでしょうか。

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