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居酒屋向けモバイルオーダーの選び方|飲み放題管理・費用相場・客単価アップ・導入の注意点

STORES マガジン編集部
居酒屋向けモバイルオーダーの選び方|飲み放題管理・費用相場・客単価アップ・導入の注意点

居酒屋にモバイルオーダーを導入すると、注文対応の人手を減らしながら、追加注文の獲得や飲み放題の時間管理、オーダーミスの防止を同時に進めやすくなります。ただし、業態や客層によって、向くタイプや必要な機能は変わってくるでしょう。

この記事では、居酒屋ならではの課題と解決策、業態別の選び方、費用相場と補助金、導入時の注意点を解説します。自店に合うシステムを選ぶ判断軸をつかみましょう。

この記事のポイント

  • 居酒屋は人手不足・オーダーミス・飲み放題管理など特有の課題を抱えており、モバイルオーダーはこれらの課題を解決しやすくするツールです
  • 業態(大衆居酒屋、個人店、立ち飲み、宴会需要が多い店)によって向いているシステムのタイプが異なります
  • 導入前には、通信障害への備えやスマホが苦手な客層への配慮など、注意点を押さえておくことが成功の分かれ道です
  • 初期費用や月額費用はサービスによって幅があります。STORES モバイルオーダー は初期費用0円で、スタンダードプランとのセットなら月額11,000円〜(税込・年間契約・月払い)で始められます(2026年10月時点)

居酒屋にモバイルオーダーが向いている理由

居酒屋にモバイルオーダーが向いているのは、人手不足への対応、追加注文による客単価アップ、オーダーミスの防止という3つの課題を同時に改善しやすいためです。

居酒屋の人手不足・人件費高騰にモバイルオーダーで備える

人手不足と人件費の高騰は、都市部・地方を問わず、いま飲食業界全体が直面している大きな課題です。モバイルオーダーは、この課題に対して少ない人員でも店舗運営を回せる仕組みとして注目を集めています。

大手チェーンと同じ市場で採用競争をしようとすると、時給を引き上げざるを得ないケースも少なくありません。しかし、個人経営の居酒屋にとって、それはかんたんに踏み切れる選択ではないでしょう。実際、採用そのものに苦戦している事業者もいます。

そこで有効なのが、ホールスタッフの負担そのものを減らす発想への転換です。モバイルオーダーを導入すれば、注文対応にかかる人手を抑えながらも、店舗運営の質を落とさずに済みます。人を増やせない状況だからこそ、「少ない人数でも回せる仕組み」への投資が選ばれ始めているのです。

モバイルオーダーで追加注文を促し客単価アップ

追加注文の促進による客単価アップも、居酒屋運営において見逃せない指標です。

背景には、先ほどの人手不足の課題とも重なる事情があります。ホールスタッフが少ないと、ピークタイムには配膳やバッシング(片付け)に追われてしまい、お客さまが「今、声をかけていいのかな」と追加注文をためらってしまう場面が少なくありません。また、地域密着型の店舗では、店主が常連のお客さまと会話に花を咲かせている間、初めて来店したお客さまが声をかけづらいといったシーンもよくあることでしょう。

こうした状況を解消するのが、QRコードからの注文です。スタッフの手が空いているかどうかに関係なく、お客さまが好きなタイミングで注文できるようになるため、これまで逃していた「もう一品」や「締めの一杯」といった追加注文を獲得しやすくなります。

一人ひとりの注文が一品増えるだけでも、一卓当たりの客数が多い居酒屋であれば、売上への貢献は決して小さくありません。

モバイルオーダーでオーダーミス・機会損失を防止

昔ながらの居酒屋でよく見られる、手書き伝票による注文受付は手軽に導入できる一方で、人的なミスを誘発しやすいという弱点があります。

書き漏らしや、文字が読み取れないことによるキッチンとホールの無駄なやり取り。さらに、会計の際には伝票の内容を見ながら電卓で計算している店舗も多いのではないでしょうか。こうした「手書き」や「計算」という工程が挟まることで、人的ミスが発生する確率はどうしても高まってしまいます。

モバイルオーダーであれば、注文はお客さま自身に入力していただく形になるため、こうしたありがちなミスを防ぎやすくなります。さらにハンディ端末も併せて導入すれば、スタッフの書き漏らしはもちろん、「注文を受けたけれど、なかなか厨房に戻れない」といった注文連携の遅延防止にもつながるでしょう。

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居酒屋特有の課題とモバイルオーダーでの解決策

飲み放題の時間管理、コース・宴会、団体注文、混雑時の負荷といった居酒屋特有の課題は、注文から提供までの流れをシステム化することで軽減しやすくなります。

居酒屋の飲み放題・食べ放題の時間管理

居酒屋でよく提供される飲み放題・食べ放題サービスにおいて、特に重要になるのが時間管理です。管理が徹底できていないと、想定より長い時間サービスを提供してしまったり、ラストオーダーの声がけがタイミングよく行われずお客さまからクレームにつながったりするケースが懸念されます。

また、飲み放題を利用しているお客さまが「スタッフを呼んでもなかなか捕まらない」と感じてしまうことも、期待していたサービスとのギャップからクレームに発展しやすいポイントです。

こうした運用を手書きの伝票やキッチンタイマーだけでおこなおうとすると、ホールとキッチンの行き来が増えてしまい、店舗が忙しくなるほどお客さまへの十分なコミュニケーションが取りづらくなるという悪循環を招きます。

モバイルオーダーを導入すれば、飲み放題・食べ放題の時間管理を正確におこなえるだけでなく、ラストオーダーの通知を自動で送ることも可能になり、クレーム防止につながります。居酒屋でモバイルオーダーを導入する際は、こうした時間管理・通知機能に対応したサービスを選ぶことがポイントです。

コース料理・宴会プランへの対応

コース料理や宴会プランは、単品注文のように注文が細切れに発生するのを防げるため、オペレーションの簡素化や客単価の担保という面で、幅広い業態の居酒屋にとって導入価値のあるサービスです。

一方で課題となるのが、お客さまのテーブル状況を見ながら調理スピードや提供順を整理する「デシャップ管理」です。手書きの伝票だけでこれをタイムリーに行うのは難しく、提供の遅れやばらつきにつながりやすいという弱点があります。

そこで役立つのがモバイルオーダーです。QRコードやハンディ端末を経由した注文を、キッチンのタブレットやキッチンプリンターにリアルタイムで反映させることで、料理の提供順をスムーズに整理できます。さらに、コース料理に付随する飲み放題の時間管理も同時に行えるため、コース料理・宴会プランが本来目指していた「ホール業務の安定化」という価値を、より確実に実現できるでしょう。

大人数・団体注文への対応

大人数・団体客の注文でよくある失敗例が、複数人がそれぞれ違う飲み物を同時に注文したり、飲み物の注文中に急にフードの注文が入ったりすることで、スタッフが混乱し、正しく厨房へ伝達できずにクレームへ発展してしまうケースです。

QRコードによるモバイルオーダーであれば、こうした突発的な追加注文もお客さまが自身の手元からいつでもおこなえるため、スタッフがその都度聞き取りに回る必要も、複数人分の注文を一気に記憶しなければならない負担もなくなります。

また、スタッフが直接注文を受け取る場合でも、手書き伝票ではなくハンディ端末を使えば、各商品をワンタップで選ぶだけで注文を記録でき、ミスを減らしながらスピーディーにキッチンへ連携できます。

こうした事情から、団体客への注文対応はベテランスタッフでなければ務まらない、という店舗も少なくないでしょう。QRコードやハンディの導入は、団体客の多い居酒屋であっても、新人スタッフが早期にホール業務の戦力として活躍できるようになる、最初の一歩になります。

混雑時のホール業務負荷軽減

ピークタイムのホールと聞いて、どんな光景を思い浮かべるでしょうか。全テーブルが満席で、ドリンクやフードの注文が絶え間なく発生する中、スタッフは注文の聞き漏らしや書き間違い、会計時の計算ミス、配膳時のテーブル間違いが頻発するといったシーンを思い浮かべる経営者さまも少なくないのではないでしょうか。

忙しい時間帯にお客さまの注文を正確に聞き取り、料理を間違いなく運び、手書き伝票から会計金額を正確に計算する——これは非常に高いスキルが求められる仕事です。この状況が続くと、ホールスタッフに余裕がなくなり、自然と笑顔も減り、お客さまへの十分なコミュニケーションが取れないことによる満足度の低下やクレームにつながりかねません。こうした事態は、多くの居酒屋オーナーが避けたいと考えているのではないでしょうか。

モバイルオーダーを導入すれば、注文業務はお客さまの手元でいつでも完結するため、ホールスタッフの「注文伺い」の負担が大きく軽減されます。さらにハンディ端末を併用すれば、従来のように紙伝票へスピーディーに書き留める必要がなくなり、奥のテーブルでの注文を受けた後で別のお客さまに声をかけられ、そこでも注文を取らなければならず、結果としてどのテーブルの注文が最初だったか分からなくなる——といった混乱も防げるでしょう。

飲み放題の時間管理やコース・宴会の注文受付は、ハンディと併用して運用できる STORES モバイルオーダー でも対応できます。運用の流れや料金は、資料でご確認ください。

【業態タイプ別】居酒屋に合うモバイルオーダーの選び方

モバイルオーダーは、大衆居酒屋・個人店・立ち飲み・宴会利用の多い店のいずれでも、客単価や席数、会計の流れに合わせて重視する機能を変えるのが選び方の基本です。

大衆居酒屋・チェーン居酒屋の場合

大衆居酒屋やチェーン居酒屋では、客単価が比較的安い分、お客さま一人当たりの注文数が多くなる点が大きなポイントです。また席数も多く、キッチンがフード・ドリンクなど複数のセクションに分かれて運営されているケースも少なくありません。

こうした店舗では、モバイルオーダーの操作画面がどれだけスピーディーに注文できるかという「使いやすさ」に加え、大量の注文を管理するための機能が重要になります。たとえば、キッチン伝票を各セクションごとに適切な商品だけ出力できる「出し分け機能」。あるいは、飲み放題を注文していないテーブルには飲み放題メニューを出さないといった出し分けも、店舗運営のミスを防ぐうえで欠かせない機能といえるでしょう。

個人経営・小規模居酒屋の場合

個人経営・小規模の居酒屋では、多くのケースで人手不足が課題となっています。20〜30席規模の店舗を、オーナーがワンオペで運営しなければならない日も珍しくないでしょう。

一方で、地域密着型の個人店だからこそ、常連のお客さまとの密接なコミュニケーションを大切にしているオーナーも多いはずです。こうした店舗では、QRコードによるモバイルオーダーだけでなく、ハンディ端末も併用した注文受付の形にすることで、お客さまとの会話を大切にしながら、少人数でも無理なく運営できる体制を目指せます。

また、日替わりメニューやその日限定で仕入れた商品など、柔軟なメニュー変更にスピーディーに対応できるよう、商品登録をなるべくかんたん・迅速に変更できるシステム設計であることも重要なポイントです。

立ち飲み・角打ちスタイルの場合

立ち飲みや角打ちといったスタイルの店舗では、お客さまの回転率を重視した運営が重要です。そのため、紙伝票から会計金額を転記・計算するオペレーションではなく、お客さまの注文内容がリアルタイムでレジと連携され、会計時にはワンタップで精算できるシステムが望ましいでしょう。

さらに、会計スピードを重視する観点では、POSレジと決済端末が自動連携し、数秒で完結するスピーディーな会計システムを導入することも欠かせません。

また、角打ちの場合は物販を併設しているケースも多く、飲食店専用のレジでは物販の会計までカバーしきれないことがあります。そのため、卓ごとの飲食会計だけでなく、商品を登録して物販にも対応できるレジ、あるいは飲食したお客さまが追加で物販の会計もできる仕組みを備えたレジを導入する必要があるでしょう。

宴会・団体利用が多い居酒屋の場合

宴会や団体利用の多い居酒屋では、ハンディやモバイルオーダーによって注文業務をいかにホールスタッフの手から離し、シンプルにできるかという視点が欠かせません。前述の通り、紙伝票での運用では注文の取り違いや聞き漏らしが頻発するリスクが非常に高いためです。

また、コース料理の提供スピード調整やデシャップ管理といった、キッチンとホールをつなぐ業務も重要なポイントです。キッチン・デシャップ・ホールの3領域を横断してストレスなく運用できるシステムを選ぶ必要があります。

さらに、団体のお客さま向けに分かれたテーブルをつなげるなど、柔軟な座席管理が求められる場面も多いため、座席の状況をハンディやレジからいつでも確認・変更できるシステムであることも重要です。

スマホ注文型とタブレット型、居酒屋にはどちらが向いているか

スマホ注文は幅広い居酒屋に向いており、卓上タブレットは大手チェーン向けです。客層によってはハンディとの併用が効果的でしょう。

スマホ注文型が向いている居酒屋

結論から言うと、スマホ注文は幅広い業態の居酒屋におすすめできる仕組みです。特定の業態に絞り込む必要はなく、多くの居酒屋にフィットします。

ただし例外もあります。カウンターのみの店舗のように、スタッフとお客さまの距離が近い業態では、ハンディ端末による注文管理があれば十分なケースも多く、スマホ注文まで導入する必要性は低いといえるでしょう。

こうした違いを踏まえると、モバイルオーダーを選ぶ際は、スマホ注文とハンディ注文のどちらか一方ではなく、両方に柔軟に対応できるシステムを選んでおくのが安心です。将来的に店舗の運営スタイルが変わった場合にも、無理なく対応できます。

卓上タブレット型が向いている居酒屋

卓上タブレット型が向いているのは、いわゆる大手チェーン系の居酒屋です。

タブレット型注文の大きな特徴は、注文画面のデザインを柔軟に変更でき、季節ごとのキャンペーンを訴求しやすい点にあります。本部側でシステムを編集すれば、複数店舗のタブレット画面を一斉に同じキャンペーン内容へ切り替えられるため、店舗ごとのばらつきなく、同じタイミングで統一感のある販促が可能になります。

一方で、座席ごとに1台ずつタブレットを設置するとなると、初期費用に加えて、常時充電しておく必要があるなど、コスト面の負担が大きくなる点はデメリットです。そのため、卓上タブレットを常設する運営スタイルは、個人経営や小規模な居酒屋にはあまりおすすめしにくいといえるでしょう。

併用が効果的なケース

すべての座席に卓上タブレットを常設するのは、大手チェーン居酒屋でない限りコスト的に難しいのは前述の通りです。とはいえ、「ご年配のお客さまが多く、スマホ注文はなかなか浸透しない」と感じているオーナーの方も多いのではないでしょうか。

そうしたお客さまに対して、QRコードからのスマホ注文を一律に求めるのではなく、柔軟に対応する姿勢が大切です。スタッフがハンディで注文を受け付ける方法もありますし、店舗にタブレットを数枚だけ用意しておき、「スマホが苦手な方はこちらのタブレットからどうぞ」とご案内する形も効果的でしょう。

モバイルオーダーを導入する際は、スマホ注文だけに限定せず、ハンディやタブレットも含めて、その場の状況に合わせて注文方法を複数提案できるサービスを選ぶことが、お客さまの満足度向上に直結するでしょう。

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居酒屋向けモバイルオーダーに必須の機能

居酒屋では、飲み放題の時間管理、POSレジ連携、多言語対応、メニューの再現性の4点を確認しておくと、導入後のミスマッチを防ぎやすくなります。

飲み放題プランの自動時間管理

居酒屋でモバイルオーダーを選ぶ際、飲み放題を提供しているのであれば、時間管理の自動化とラストオーダーの自動通知機能は欠かせません。管理を人の目に頼らず仕組み化できるかどうかが、クレーム防止とホール業務の負担軽減を両立させるポイントになります。

POSレジ・会計システムとの連携

モバイルオーダーを選ぶ際は、単に注文を受け付けるだけの仕組みではなく、POSレジと連携し、会計までスピーディーかつシンプルに完結できるものを選ぶことが重要です。

お客さまの注文内容がキッチンにリアルタイムで連携されるのはもちろん、レジ側にも座席ごとの会計情報がリアルタイムで反映され、会計時には座席番号を選択するだけですぐに精算を始められる——このようなシステムが理想的です。

さらに、会計システムとも連携したPOSレジを導入すれば、日次・月次の売上集計業務も大幅に楽になります。閉店後の締め作業の負担をどれだけ軽減できるかという視点も含めて、モバイルオーダーシステムを選定することが大切です。

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多言語対応(インバウンド需要への対応)

近年、インバウンドのお客さまが増えてきたと実感している居酒屋オーナーの方も多いのではないでしょうか。モバイルオーダーを選定する際は、こうしたインバウンド需要にしっかり対応できるかどうかも重要な判断軸になります。

たとえば、英語圏のお客さまが自身のスマートフォンでQRコードを読み込んだ際に、自動的に英語表示のメニューへ切り替わる仕組みがあれば、商品一つひとつの説明も英語で完結するため、ホールスタッフの説明コストや言語の違いによる認識のズレを防ぐことができます。

また、エリアによっては中国語圏や韓国語圏のお客さまが多い場合もあるでしょう。店舗のお客さま層に応じて、複数言語への対応状況も併せて確認しておくことをおすすめします。

メニューの再現性

モバイルオーダーを導入する際は、お客さまが注文画面上で自分の好みを細かく選べるかどうかも重要なポイントです。

たとえば焼酎であれば水割り・お湯割り・ソーダ割り・ロックといった割り方の選択、日本酒であれば銘柄ごとの一合・二合などの合数、冷酒・燗といった提供方法、さらにはお猪口の数まで、選択肢を画面上で完結できることが求められます。

こうした選択肢が用意されていないモバイルオーダーシステムでは、お客さまの選択漏れが起こりやすくなります。たとえば日本酒を注文したお客さまがお猪口の数を選び忘れた場合、結局ホールスタッフが改めて確認しに行かなければならず、無駄な業務が発生してしまいかねません。これでは、モバイルオーダーを導入した本来の目的であるホール業務の負担軽減から外れてしまうでしょう。

比較的フードメニューのカスタマイズ性が少ない傾向にある居酒屋業態であっても、お酒の提供に関しては選択肢が多く発生しやすいため、こうした細かいメニューまで柔軟に再現できるシステムを選ぶことがポイントです。

飲み放題の時間管理、ハンディとの併用、POSレジとの連携といった条件を満たすモバイルオーダーをお探しなら、STORES モバイルオーダー も候補になります。料金や機能の詳細は、資料でご確認ください。

導入のデメリットと注意点

モバイルオーダーの導入では、通信障害への備え、スマホが苦手なお客さまへの配慮、接客量の維持、初期投資の回収計画の4点に注意が必要です。

通信障害・システムトラブルへの備え

モバイルオーダーはシステムである以上、一時的な通信障害やシステムトラブルを完全に避けることはできません。もちろん、なるべく障害の少ないツールを選ぶことも大切ですが、システムである限り何らかのトラブルは起こりうるものとして、いざというときの対処法をあらかじめ用意しておく必要があります。

たとえば、電波状況が悪化したときに備えてポケットWi-Fiをすぐ使えるようにしておく。レシートプリンターが動かなくなった場合に備えて、手書きの領収書を発行できるよう準備しておく。さらに、万が一システム自体が使えなくなった場合に備えて、手書きの伝票も念のため用意しておく。

こうした備えをしておくことで、トラブルが発生してもお店の運営が完全にストップしてしまう事態を防ぐことができるでしょう。

スマホ操作に不慣れな客層への配慮

ご年配の方など、スマートフォンの操作に不慣れなお客さまへの対応は、前述の「併用が効果的なケース」で触れた通り、ハンディやタブレットを組み合わせた体制が基本になります。

ここで補足したいのは、画面サイズの問題です。「スマホの画面が小さくて見づらい」というお客さまには、店舗側で大きめのタブレットを用意しておき、そちらから注文していただける環境を整えておくと、より丁寧な対応につながります。

接客・コミュニケーション量の減少リスク

導入時のデメリットとしてまず挙げられるのが、案内不足によるお客さまの満足度低下です。ご着席時に「QRコードからしか注文できない」といった案内をしてしまうと、お店側が楽をしているだけという誤解を与えかねません。

そうならないためには、モバイルオーダーの使い方を丁寧にご案内しつつ、「もちろんスタッフを呼んでいただければハンディで注文も受け付けますので、お気軽にお声がけください」と一言添えることが大切です。たとえば、ファーストオーダーはスタッフがハンディで受け付け、2杯目以降はQRコードからお願いする、といった案内方法も一つの工夫になります。QRコードを掲示するPOPに「お気軽にスタッフにもお声がけください」と一文添えるのも効果的でしょう。

そして何より重要なのは、モバイルオーダーの導入によって生まれたオーナーやホールスタッフの余力を、お客さまとの手厚いコミュニケーションに充てることです。モバイルオーダーの導入がお客さまの満足度低下につながらないよう、接客の質をどう高めていくかが、これからの居酒屋にとって一つのテーマになります。

初期投資を回収できないケース

モバイルオーダーを導入するにあたり、ベンダーによっては見積もりを取ると、数十万円から数百万円規模の初期投資が発生するケースもあります。

もちろんモバイルオーダーは、お客さまの注文を促進し、スタッフの労力を減らすことで、場合によってはピークタイムのシフト人数を抑え、ランニングコストの節約にもつながる有用なシステムです。一方で、投資という観点で見ると、飲食店は客単価・回転率によって売上の上限がある程度決まってしまうという前提条件があります。客単価を無限に伸ばすことが難しい以上、初期投資に数十万円から数百万円をかけてしまうと、投資回収ができず事業の存続性が揺らいでしまうケースも考えられるでしょう。

機能が充実した高品質なモバイルオーダー・レジシステムは魅力的ですが、自店舗の想定売上や利益から逆算した投資計画に基づいてシステムを選定することも、飲食店経営者にとって重要なテーマの一つです。

居酒屋のモバイルオーダー導入費用相場と補助金

モバイルオーダーの費用はサービスごとに幅があるため、複数社の料金を比べたうえで、補助金の活用もあわせて検討するとよいでしょう。

初期費用・月額費用の相場

モバイルオーダーの初期費用・月額費用は、導入するベンダーによって幅がありますが、大まかな目安は以下の通りです。

  • 初期費用:0円で始められるサービスもあれば、専用機器の購入が必要なサービスもあり、サービスによって幅があります
  • 月額費用:座席数や、モバイルオーダーではなくハンディのみのオーダーシステムを選ぶかどうかによっても変動し、サービスによって幅があります

※2026年10月時点の情報です。最新の料金は各社公式サイトでご確認ください。

導入するシステムの機能範囲や店舗の規模によって金額は変わるため、複数のベンダーから見積もりを取り、自店舗の想定売上や運営体制に見合った投資かどうかを見極めることが大切です。

デジタル化・AI導入補助金の活用

システム選定にあたっては、補助金の活用を検討するのも一つの方法です。国が提供する補助金だけでなく、地域独自の補助金や助成金が用意されているケースもあるため、あわせて確認しておくとよいでしょう。

補助金を利用する際、多くの事業者は「せっかくなら」と機能が豊富で高価なレジシステムを選びがちですが、注意も必要です。機能が多岐にわたるシステムは、個人店やチェーン店以外の業態では使いこなせないケースも多く、結果として自店舗の運営に本当に必要な機能に絞ったシステムを選んだほうが、うまく活用できる場合もあります。

利用できる補助金・助成金はベンダーが提供するシステムによって異なるため、詳細は各提供事業者に直接相談することをおすすめします。

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導入を成功させるための準備と流れ

モバイルオーダーの導入を成功させるには、まず自店舗の売上や利益の状況から、無理なく負担できる初期費用・月額のランニングコストを逆算することが大切です。そのうえで、これまで見てきたような店舗の業態やお客さまの属性に応じて、本当に必要な機能を見極めましょう。

導入にあたっては、1〜2か月程度の余裕を持って複数のモバイルオーダー提供事業者から情報を集め、それぞれの特徴を把握したうえで検討することが重要です。まずは各事業者への資料請求や、複数のシステムを一括で比較できる相見積もりサイトへの問い合わせから始め、商談を重ねながら自店舗に合ったシステムを選定していきましょう。

従業員への操作研修

モバイルオーダーを店舗にスムーズに浸透させるには、オーナーや店長だけでなく、現場スタッフの中にもシステムやハンディの操作にしっかり習熟したメンバーを作っておくことが重要です。

導入するモバイルオーダーが決まったら、まずは提供事業者のサポート担当と操作の検証をおこないましょう。そのうえで、社員やアルバイトを集め、一連の操作の流れを実際に確認する研修の場を設けることが、スムーズな運用開始への近道です。

お客さまへの告知・案内方法

モバイルオーダーを導入する際は、事前にSNSや店舗内のPOPで告知しておくことで、お客さまの注文をスムーズにスタッフへの直接注文からモバイルオーダーへ移行させ、結果としてホールスタッフの負荷軽減につなげることができます。

具体的には、お客さまがご来店・着席したタイミングで、スタッフから丁寧に使い方をレクチャーすることに加え、各テーブルに使い方を説明したPOPを設置しておくのがおすすめです。POP自体に注文方法の説明を盛り込んでおくことで、スタッフの説明コストを抑えながら、より自然な形でモバイルオーダーが店舗に浸透していくでしょう。

導入前チェックリスト

モバイルオーダーの導入を検討する際は、以下の項目を事前にチェックしておくことで、「導入したのに定着しない」という失敗を防げます。

  • 客層とのミスマッチがないか:常連客や年配客が多い店舗で、案内なしにモバイルオーダーへ一本化することにならないか。従来の口頭注文も残し、丁寧な案内を用意できているか
  • 通信・システムの安定性:ピークタイムの負荷に耐えられるか、必要な通信環境を事前に確認できているか
  • スタッフへの研修が十分か:操作方法だけでなく、お客さまへの案内トークまで含めた研修ができているか
  • 告知が行き届いているか:卓上POPやSNSなど、開始前にお客さまへ十分に周知できているか
  • メニュー画面の分かりやすさ:カテゴリ分けや写真・説明文が整理されており、お客さまが迷わず注文できる設計になっているか
  • POSレジとの連携可否:注文データが手作業で二重入力にならず、会計・売上管理まで一元化できるか

これらを導入前にひとつずつ確認しておくことで、現場が混乱するリスクを最小限に抑え、スムーズな運用開始につなげられます。

STORES モバイルオーダー で居酒屋の注文業務を効率化する

STORES モバイルオーダー は、QRコードでお客さまが注文するテーブルオーダーに、スタッフがスマホで受け付けるハンディ機能も使える飲食店向けのサービスです。居酒屋で使う場合は、スタンダードプランとのセットで月額11,000円〜(税込・1店舗あたり)が目安になります。

料金と決済手数料

テーブルオーダーは月額7,700円(年間契約・月払い、税込・1店舗あたり)で、月契約なら11,000円です。退店時の会計(後払い)や現金に対応するにはスタンダードプラン(月額3,300円・税込)の併用が必要なため、居酒屋では合計の月額11,000円〜で考えるのが現実的でしょう。スタンダードプランにはPOSレジの全機能が含まれ、決済端末も年間契約で1台無償で貸し出されます(プラン解約時に返却が必要)。初期費用は0円です。

決済手数料は、注文時のオンライン決済(前払い)が3.24%です。退店時の対面決済(後払い)は、STORES 決済 を利用する場合に1.98%〜(業種・カード種別で異なる)が適用されます。現金で支払われた会計に、決済手数料はかかりません。

導入前に知っておきたいのは、次の3点です。

  • テーブルオーダーは年間契約で、契約期間中の中途解約はできません(次回の契約更新のタイミングで継続が停止します)
  • 注文を確認するキッチンディスプレイ用のタブレット端末は、店舗側での用意が必要です
  • お客さまからのスタッフ呼び出しは、ハンディへの通知には対応していません。「スタッフ呼び出し」用のアイテムをお客さまが注文する形で、キッチンディスプレイに通知できます

※2026年10月時点の公式料金ページの記載です。初期費用は今後変更される可能性があります。最新の内容はSTORES モバイルオーダーの料金プランでご確認ください。

サービス概要や料金、利用開始までの流れは、資料でもご確認いただけます

飲み放題・宴会の運用

飲み放題の運用にも対応しています。飲み放題コースと0円のドリンクを専用カタログとして設定しておき、スタッフがハンディでコースを注文して該当テーブルにカタログを表示すると、以降の追加ドリンクはお客さまが自分のスマホから注文できるしくみです。制限時間を設定しておけば、時間が経過すると飲み放題カタログは自動で非表示になります。

ラストオーダーは、終了の10分前にハンディとお客さまの注文画面の両方へ通知が表示される仕様です。ハンディの座席一覧からは、飲み放題が入っているテーブルと、ラストオーダーの時間・終了までの時間をテーブルごとに、座席の詳細を開かずに把握できます。通知のタイミングは10分前で固定されており、店舗ごとに変えることはできません。

コースの注文は人数の確認も必要になるため、スタッフがハンディで受け付ける運用がおすすめです。お通しやテーブルチャージのように、お客さまの画面には出さずハンディからだけ注文するアイテムも設定できます。

参考:

居酒屋で役立つ機能

注文はキッチンプリンターやキッチンディスプレイにリアルタイムで反映され、テーブル管理(移動・マージ・解放)や、品切れ商品・オプションの一時停止にも対応しています。サイズ・トッピング・セット・オプションを商品ごとに設定できるため、選択肢の多いお酒のメニューも注文画面に反映しやすくなるでしょう。

導入の流れと事例

導入は、お問い合わせ、ご提案、導入準備(商品登録とクレジットカードなど決済手段の取り扱い審査の申し込み)、運用の4ステップで進み、運用開始後は専用チームがサポートする流れです。

居酒屋での導入事例には、モバイルオーダーで注文の取りこぼしや打ち間違いを解消。会計業務を効率化し2人体制を実現した居酒屋(輝八)や、モバイルオーダー導入で会計を数分から数秒に短縮した焼き鳥屋(トリトマメ)などがあります。

自店のオペレーションに合うかを確認したい場合は、導入相談もご利用ください。フォームは24時間受け付けています。

まとめ|居酒屋のモバイルオーダー導入で押さえたいポイント

居酒屋は、人手不足や、客単価・回転率に上限があるといった課題を抱えやすい業態です。モバイルオーダーやハンディを活用すれば、スタッフの負担を減らして余力を生み出し、その分をお客さまとの会話や接客に充てられます。さらに、気軽に注文できる環境を整えることで、追加注文による客単価アップも目指せるでしょう。

業態や客層に合うタイプと機能を選び、通信障害やスマホが苦手なお客さまへの備えも整えたうえで、自店に合った形で導入を進めてください。アナログな運用で現場に負荷がかかっているとお悩みなら、ぜひ一度 STORES にご相談ください。

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