心を込めて作った世界に一つだけのハンドメイド作品。
「この作品を、もっとたくさんの人に届けたい!」
そう考えたとき、多くの作家さんが最初にぶつかるのが「どこで売ればいいの?」という壁ではないでしょうか。
minne(ミンネ)やCreema(クリーマ)のようなハンドメイドマーケットに出店すべきか、それとも自分だけのネットショップを持つべきか…。
この記事では、ハンドメイド作品の主な販売方法を徹底比較し、それぞれのメリット・デメリットを分かりやすく解説します。この記事を読めば、あなたにぴったりの販売方法が必ず見つかります。
ハンドメイド作品の主な販売方法 3つ
まず、ハンドメイド作品をオンラインで販売するには、主に3つの方法があります。
- ハンドメイドマーケットプレイス: minneやCreemaなど、作家と購入者が集まる専門のオンラインモール。
- 自分のネットショップ(ECサイト): STORES ネットショップ のようなサービスを使い、自分だけのオリジナルのお店を開設する方法。
- SNS: SNSに商品画像や詳細を投稿し、DMなどで直接販売する方法。
今回は、多くの作家さんが最初に検討する「①ハンドメイドマーケット」と「②自分のネットショップ」に焦点を当て、どちらがあなたに合っているかを徹底比較していきます。
【徹底比較】ハンドメイドマーケット vs 自分のネットショップ
どちらがいい・悪いではなく、それぞれに特徴があります。あなた自身の目的や活動スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
ハンドメイドマーケット(minne等)
ハンドメイドマーケット(minne等)の場合、登録すればすぐに出品でき、サイト自体に集客力があります。初心者でも見てもらいやすいですが、その分販売手数料は約10%と高めです。売れるほど負担が大きくなるでしょう。
また、サイトのフォーマットに従う必要があるので、作品以外で個性をだすのは難しいです。お客さまとも直接的な関係は築きにくいといえます。
自分のネットショップ(STORES ネットショップ 等)
自分のネットショップの場合、STORES ネットショップ なら知識不要で解説でき、デザインや見せ方などブランドの世界観を自由に表現できます。決済手数料も3.6%〜と、利益を最大化しやすいのが特徴です。
メルマガ配信など、お客さまと直接つながりファンと交流できます。ただ、SNSを活用するなど、自分で集客をする努力が必要です。
ハンドメイド作家が「自分のネットショップ」を持つべき3つの理由
比較表を見ると、自分のネットショップを持つことは大きなメリットがあることが分かります。
ここでは、特に作家活動を長く続け、成長させていきたいと考える方にこそ知ってほしい、3つの理由を深掘りします。
理由1:手数料が安く、利益を最大化できる
最大のメリットは、手数料の安さです。
例えば、1,000円の作品が売れた場合、販売手数料10%のマーケットでは100円が引かれますが、決済手数料3.6%のネットショップ(STORES ネットショップ のベーシックプランの場合)なら、手数料は36円。この差は、売上が増えるほど大きくなり、作家活動を支える大切な利益に直結します。
理由2:自由なブランディングで、あなたの世界観を表現できる
あなたのお店のデザイン、ロゴ、写真のレイアウト、紹介文…。そのすべてを自由に表現できるのが自分のネットショップの魅力です。
作品だけでなく、ショップ全体であなたのブランドの世界観を伝えることで、お客さまは単なる「商品」ではなく、「あなたのブランド」のファンになってくれます。
理由3:お客さまと直接つながり、大切なファンを育てられる
購入してくれたお客さまに感謝を伝えるメルマガを送ったり、リピーターさま限定のクーポンを配布したり。自分のネットショップなら、お客さまと直接コミュニケーションをとることができます。
一度きりの購入で終わらせず、長く応援してくれるファンとの関係を育んでいけるのは、作家にとって何よりの財産になります。
お礼メッセージについては「商品購入のお礼のメッセージ例文を紹介!お客さまに感謝を伝えて競合と差別化しよう」でご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
ネットショップ販売のデメリットと対策
もちろん、自分のネットショップには「自分で集客する必要がある」という大きな課題もあります。
しかし、これはInstagramやX(旧Twitter)などのSNSと連携させることで解決できます。日々の投稿で作品の魅力や制作の裏側を伝え、ファンを増やしながら、完成した作品の購入先として自分のネットショップへ誘導するのです。
STORES ネットショップ なら、Instagramの投稿から直接商品ページへリンクできる「Instagram販売連携機能」が無料で使えるため、集客の課題を強力にサポートします。
ネットショップにおけるInstagramの運用については、「ネットショップのInstagram運用!フォロワーの増やし方7つのポイント」でご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
ハンドメイド販売を始める前に準備すべき5つのこと
さあ、いよいよ販売開始!その前に、最低限これだけは準備しておきましょう。
ネットショップの始め方については、「ネットショップ開業の7ステップ!開業の基本的な流れと集客・販促のコツ」でもご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
魅力的な作品写真
スマホでも大丈夫。自然光の下で、様々な角度から撮影しましょう。
商品撮影については、「【商品撮影のコツ】上手に撮影するテクニックをご紹介!」でご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
価格設定
材料費や制作時間だけでなく、自分の技術やデザインの価値も込めて、納得できる価格をつけましょう。
発送方法
作品のサイズや重さに合わせて、送料を決めます。追跡可能な方法がお客さまも安心です。
商品発送については、「商品の発送までの手順とは?梱包のコツを解説」でも紹介しています。ぜひ参考にしてください。
特定商取引法に基づく表記の準備
ネット販売で法律上必要な販売者情報のページです。
STORES ネットショップ ならテンプレートに沿って入力するだけで作成できます。表記の編集方法などはこちらからご確認ください。
屋号・ショップ名
あなたのブランドの名前です。覚えやすく、愛着の湧く名前を考えましょう。
ハンドメイド販売には STORES ネットショップ がオススメ!
STORES ネットショップ なら、先ほどもお伝えしたように、決済手数料がベーシックプランだと3.6%~なので、売れるほどおトクになります。
初期費用も月額費用も0円のフリープランだとしても、決済手数料は5.5%〜となっており、ハンドメイドマーケットプレイスやフリマアプリと比較しても手数料は低く設定されています。
そのほかにもこのような特徴があります。
- Webサイトの構築に詳しくなくても、本格的なネットショップをかんたんに開設
- おしゃれなデザインが豊富
- 管理画面が見やすくわかりやすい
- 決済手段が豊富
- 海外からの決済にも対応している
- メールマガジン配信やクーポン発行機能、アナリティクス解析などのネットショップに必要な機能がそろっている
また、STORES レジ との連携が可能なので、例えばポップアップストアやイベント出店する際に、ネットショップの在庫と売上を一元管理することが可能です。
STORES レジ は、STORES 決済 とも完全連動なので、業界最安の手数料でキャッシュレス決済を導入できます。スタンダオードプランなら、これら以外のストアーズのサービスも自由に利用可能です。
最短5分!STORES ネットショップ で自分のハンドメイドショップを開設する手順
- アカウント登録: STORES ネットショップ 公式サイトへアクセスし、メールアドレスとパスワードを登録。
- ショップデザインの選択: 豊富なテンプレートから、あなたのブランドイメージに合ったものを選びます。
- 商品の登録や初期設定: 用意した作品の写真をアップロードし、価格や説明文を入力します。
- 決済方法と配送設定: クレジットカード決済などを有効にし、送料を設定します。
- 公開!: これだけで、世界に一つだけのあなたのお店がオープンします!
まとめ:あなたに合った販売方法で、作家活動をもっと楽しく
改めて、販売方法の選び方をまとめます。
- ハンドメイドマーケットがおすすめな人
- まずは気軽に販売を試してみたい初心者の方
- 集客に時間をかけるのが難しい方
- まずは気軽に販売を試してみたい初心者の方
- 自分のネットショップがおすすめな人
- 作家活動を長く続け、利益をしっかり確保したい方
- 自分のブランドの世界観を大切にしたい方
- お客さま(ファン)とのつながりを大事にしたい方
どちらから始めても間違いではありません。しかし、作家としての成長や活動の自由度を考えるなら、最終的なゴールは「自分だけのネットショップ」を持つことにあると言えるでしょう。
STORES ネットショップ なら、初期費用も月額費用も0円のフリープランから、リスクなくあなたのお店を始められます。まずは、あなただけの小さなお城を作ってみませんか?