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飲食店BGMサービスおすすめ10選|JASRAC料金・業態別の選び方【2026年版】

STORES マガジン編集部
飲食店BGMサービスおすすめ10選|JASRAC料金・業態別の選び方【2026年版】

「飲食店で音楽を流したいけれど、SpotifyやYouTubeを使ってよいのか分からない」「JASRACの使用料はいくらかかるのか」「カフェ・居酒屋・レストランで何を流せば売上につながるのか」――飲食店のオーナー・店長が抱えるBGMの悩みは、選曲・著作権・コストの3点に集約されます。

結論からお伝えすると、月額980円〜(2年プラン・月額換算・税込)の STORES BGM を7日間無料で試すのが、コスト・著作権・選曲の手間をまとめて解決できる最適解です。著作権管理団体への申請手続きも不要で、業態を選ぶだけで雰囲気に合ったBGMが流れます。

この記事では、飲食店BGMの効果・業態別の選曲・飲食店で音楽を流す4つの方法・飲食店向けBGMサービス10選の徹底比較・SpotifyやYouTubeを飲食店で使う際のリスク・JASRAC使用料の実額・失敗しない導入5STEPまで、導入前に知っておくべきすべてを解説します。

※ 2026年10月時点の公開情報をもとにしています。料金や条件は変わることがあるので、必ず各社の公式サイトで最新情報を確認してください。

まずは、無料トライアルでお店の雰囲気に合うかどうかお試しください。

結論:飲食店BGMは著作権管理団体への申請手続き不要の店舗BGMサービスが最適

飲食店BGMの3つの悩み(選曲・著作権・コスト)を店舗BGMサービスで一気に解決
※金額は2026年10月時点

飲食店BGMは、店舗BGMサービスを契約するのが最適解です。著作権管理団体への申請手続き不要・著作権処理込み・業態別プレイリスト付きで、選曲・著作権・コストの3点を一括で解決できます。

CDの購入費・JASRACへの個別申請・選曲の手間を考えると、月額料金のなかに著作権処理・業態別プレイリスト・操作アプリが含まれる店舗BGMサービスが有力な選択肢です。

特に飲食店におすすめのサービスは以下です。

  • STORES BGM — 月額980円〜(2年プラン・月額換算・税込)・業態別プレイリストあり・7日間無料トライアル(カード登録不要)
  • モンスター・チャンネル — 有線放送からの乗り換えに・月額2,068円〜(2年プラン・税込)・1,000以上のチャンネル
  • USEN MUSIC — 料金は要問い合わせ(公式非公開)・J-POPやメジャー曲を流したい店舗向け

一方、SpotifyやApple Musicなど個人向けサブスクは利用規約違反かつ著作権法違反のリスクがあるため、店舗で流すのは避けましょう。CDをそのまま流すのも著作権法上の問題があります。「店舗利用OK」と明記された店舗BGMサービスを選ぶのが安全です。

迷ったら、業態別プレイリストの豊富さとコスパのバランスが取れた STORES BGM から試すのが最短ルート。7日間無料で実際にお店で使ってみてから判断できます(クレジットカード登録不要。無料トライアル終了後に自動で有料プランへ切り替わることはありません)。

飲食店BGMが売上・回転率・滞在時間に与える4つの効果

飲食店BGMが売上・回転率・滞在時間に与える4つの効果

飲食店BGMには、マスキング・感情誘導・回転率/客単価のコントロール・ブランディングの4つの効果があります。学術論文「飲食店内のBGMの効果」(谷口、日本心理学会大会発表論文集 71回)でも、BGMには店内の落ち着き・高級感を演出するイメージ誘導効果、雑音をマスクする聴覚的マスキング効果、緊張を和らげる感情誘導効果があると報告されています。

選曲・テンポ・音量を意図的にコントロールすることで、滞在時間・客単価・回転率を変動させる経営ツールとして機能します。代表的な効果は次の4つです。

効果概要
マスキング効果厨房音・食器音・他卓の会話などの雑音を背景音で覆い、気にならなくする
感情誘導効果テンポやジャンルでお客様のリラックス度・高揚感をコントロールする
回転率・客単価のコントロール速いテンポは退店を早め、遅いテンポは滞在を延ばす
ブランディング効果店舗のコンセプトを音で伝え、第一印象と再来店意欲を高める

それぞれ具体的に解説します。

効果1:マスキング効果|厨房音・他卓の会話を気にならなくする

BGMが厨房音や他卓の会話などの雑音を覆い隠すマスキング効果

飲食店内には、厨房から響く調理音・食器のぶつかる音・隣席の会話・スタッフのオペレーション音など、お客様の集中や会話を妨げる雑音が常に発生しています。BGMはこれらを背景音で包み込み、聞こえにくくする「マスキング効果」を発揮します。

マスキングは音響心理学の知見にもとづく現象で、ふたつの音の周波数が近いとき、音量が大きい方が小さい方をかき消します。カフェやファミレスで「お客様同士の会話が周囲に漏れにくい」と感じるのは、店舗BGMが適切な音量で流れているからです。

効果2:感情誘導効果|テンポでリラックス・高揚感を演出

BGMのテンポBPMが顧客のリラックス度・高揚感に与える感情誘導効果

音楽のテンポは、お客様の心拍数や呼吸のリズムに無意識に作用します。ゆったりしたテンポ(60〜80BPM)は副交感神経を刺激してリラックスを促し、速いテンポ(120BPM以上)は活気・スピード感を演出します。

  • 高級レストランやワインバーでは、スローテンポのジャズ・クラシックで上質な落ち着きを演出
  • ファストフードや回転寿司では、アップテンポなポップスで滞在時間を短縮し回転率を上げる
  • カフェでは中程度のテンポ(80〜100BPM)で、会話と滞在のバランスを取る

このように業態とBPMの相性を意識することが、BGM選曲の基本です。

効果3:回転率・客単価のコントロール

BGMのテンポで回転率・客単価をコントロールする飲食店の戦略

BGMのテンポが店舗の回転率と客単価に影響することは、レストランで行われたBGMテンポ実験で示唆されています(出典:Milliman, R.E. (1986). The Influence of Background Music on the Behavior of Restaurant Patrons. Journal of Consumer Research, 13(2), 286–289.)。テンポの速い音楽は食事ペースを早め、回転率を高める傾向があります。逆にスローテンポの音楽は滞在を延ばし、追加注文(デザート・ドリンクの2杯目など)を促す可能性があります。

たとえばランチタイムの定食屋やファストフードではアップテンポで回転率を重視し、ディナータイムのレストランやバーではスローテンポで客単価アップを狙う、といった時間帯別の使い分けが有効です。

効果4:ブランディング効果|「あの店の音」が再来店を呼ぶ

業態別のBGMジャンルで店舗の世界観を作るブランディング効果

BGMは店舗コンセプトを音で伝える重要な要素です。入店した瞬間に流れる音楽は、視覚(内装)と並んでお客様の第一印象を決定づけます。ジャズが流れる落ち着いたバル、ボサノバが響くカフェ、アップテンポのJ-POPが流れる居酒屋――それぞれ「らしさ」は選曲によって決まります。

一貫した選曲を続けると、お客様の記憶に「あの店の音」として刻まれ、再来店の動機にもなります。これは大手チェーン(スターバックス・ドトール等)が独自のBGM戦略を持ち、店舗全体の世界観を統一している理由でもあります。

関連記事:店舗BGMどうしてる?店内音楽の流し方とおすすめサービス11選【2026年版】

業態別・シーン別の飲食店BGM選曲ガイド|ジャンル・BPM・音量の早見表

飲食店と一口に言っても、カフェ・居酒屋・レストラン・ファストフードでは最適なBGMがまったく異なります。ここでは業態×ジャンル×BPM×音量の早見表と、シーン別(朝・ランチ・ディナー・深夜)の選曲ポイントをまとめます。

業態別BGM早見表

ジャンルと狙い

業態推奨ジャンル狙い
カフェボサノバ / ジャズ / Lo-fi / アコースティック落ち着いた会話・滞在を促す
高級レストランクラシック / スムースジャズ / インストゥルメンタル上質感・特別感の演出
カジュアルレストランジャズ / ポップス / Lo-fiリラックスと回転率のバランス
ファストフードポップス / ロック / 軽めのEDM※回転率重視・スピード感
和食店和ジャズ / 琴・尺八アレンジ / アンビエント和の世界観
イタリアン・フレンチジャズ / ボサノバ / クラシックカジュアル〜フォーマルの幅
居酒屋J-POP / R&B / ソウル / ジャズ賑わいと会話のしやすさ
バージャズ / Lo-fi / チル / ハウス大人の落ち着き
焼肉・韓国料理K-POP / J-POP / R&B活気・客単価アップ

テンポと音量

業態推奨BPM音量目安
カフェ70〜100中(55〜60dB)
高級レストラン60〜80小(50〜55dB)
カジュアルレストラン80〜110中(55〜60dB)
ファストフード110〜130中〜大(60〜65dB)
和食店60〜80小(50〜55dB)
イタリアン・フレンチ70〜100中(55〜60dB)
居酒屋80〜120中〜大(60〜65dB)
バー70〜100小〜中(55〜60dB)
焼肉・韓国料理100〜120中〜大(60〜65dB)

音量の目安: 50dB=静かな会話レベル / 55〜60dB=普通の会話レベル / 65dB=賑わいのある居酒屋レベル。ランチピーク帯は会話のボリュームが上がるため、BGMもやや大きめに。

※EDMの注意: ファストフードでEDMを流す場合、ビートが強い楽曲は空間設計(天井の高さ・席数・客層)によって騒がしく感じる場合があります。アップテンポでもメロディが穏やかなインストEDMを選ぶのが安全です。

シーン別の選曲ポイント

朝(モーニング・カフェ営業)

朝のカフェ・モーニング営業の落ち着いた飲食店内観

朝はお客様が静かに新聞や仕事をする時間帯。アコースティックギター・スムースジャズ・ボサノバなど、軽快でリズムが穏やかな曲を小さめの音量で。会話の妨げにならないインストゥルメンタル中心が無難です。

ランチタイム

ランチタイムの賑わう飲食店で活気のあるBGMが流れる様子

回転率が重要なランチタイムは、少しテンポを上げて活気を演出。J-POPやインディーポップ、軽いビートのジャズが向きます。ただし高級レストランのランチコースでは、ディナーよりやや軽快な程度に留めるのが品格を保つコツです。

ディナータイム

ディナータイムの落ち着いた高級レストラン内観・ワインとキャンドル

ディナーは滞在時間と客単価を伸ばしたい時間帯。スローテンポのジャズ・クラシック・ボサノバで落ち着いた空気感を作り、ワインや追加メニューの注文を促します。バーや高級店ではアコースティックなインストが定番です。

深夜・バータイム

深夜のバーカウンターでウイスキーやカクテルを楽しむ落ち着いた雰囲気

夜更けの時間帯は、Lo-fiヒップホップ・チルアウト・アンビエントジャズなどのリラックス系が好相性。常連客同士の落ち着いた会話を邪魔せず、お酒の時間を引き立てます。

業態を選ぶだけでBGMが流れるサブスクサービスを使うのが効率的

業態とシーンに最適なBGMを毎日選曲するのは、現場のオペレーションでは現実的ではありません。STORES BGM では業態別にプレイリストが用意されているので、業態を選ぶだけでプロが選曲したBGMが自動で流れます。月額980円〜(2年プラン・月額換算・税込)で選曲の手間を大きく減らせるので、現場スタッフが日々の選曲に悩むこともありません。

著作権フリーBGM音源(無料・有料)を使う方法もありますが、ダウンロード・選曲・プレイリスト管理の手間が現場のオペレーションには重く、商用利用可否の確認も必要なため、店舗BGMサブスクを契約する方が現実的です。

飲食店で音楽を流す4つの方法と合法性の比較

飲食店で合法的にBGMを流す方法は4つあり、月額350円〜(税込・サービスやプランにより異なる)で手間の少ない「店舗向けBGMサービス(サブスク・アプリ・有線放送)」が有力です。次いでJASRAC直接申請+自前音源(年6,000円〜・税別)、著作権フリーBGM音源、ラジオ・テレビ放送(無料・著作権法38条3項)が選択肢になります。

BGMを流す方法の合法性早見表

まず、飲食店で「音を流す」全方法の合法性を一覧で押さえておきましょう。

方法合法性月額目安
店舗向けBGMサービス(サブスク・アプリ・有線放送USEN等を含む)◎350円〜(税込・サービスやプランにより異なる。スターデジオは4,400円〜、USEN MUSICは要問い合わせ)
著作権フリーBGM音源◯0〜数千円
JASRAC直接申請+自前音源(CD・ダウンロード音源)◯年6,000円(税別)〜+音源代
テレビ・ラジオ放送そのまま△0円
個人向け音楽配信サービス(Spotify・Apple Music・Amazon Music・YouTube Music・LINE MUSIC)✕—
YouTube・動画配信サービス✕—
  • 店舗向けBGMサービス: 著作権処理込み
  • 著作権フリーBGM音源: 商用利用可かどうかの確認が必須
  • JASRAC直接申請+自前音源: 手間が大きく小規模店向け。著作隣接権に要注意
  • テレビ・ラジオ放送そのまま: 著作権法38条3項で合法。選曲は不可
  • 個人向け音楽配信サービス: 規約違反かつ著作権リスク
  • YouTube・動画配信サービス: 規約違反+著作隣接権侵害リスク

→ ◎ 〜 ◯ の選択肢から、店舗の規模・予算・運用負荷に合わせて選ぶのが基本。次に、4つの主要方法を詳しく解説します。

① 店舗向けBGMサービス(サブスク・アプリ・有線放送)|手軽で安全

項目内容
月額目安350円〜(税込・サービスやプランにより異なる。スターデジオは4,400円〜、USEN MUSICは要問い合わせ)
初期費用0円〜(サービスにより異なる。スターデジオは29,700円、USEN MUSICは要問い合わせ)
著作権の手続き不要(サービス側で処理済み)
選曲・運用の手間小(業態を選ぶだけで自動再生)
適した店舗ほぼすべての飲食店

最初から「店舗で流す」ことを前提に設計されたサービスです。著作権処理がサービス側で完了しているため、店舗オーナーは月額料金を払うだけで法的リスクをクリアできます。手持ちのスマホ・タブレット・PCにアプリを入れるだけで使え、工事や専用機器も不要です。

業態別プレイリスト・スケジュール機能・複数店舗対応など、運用面のサポートも充実しているのが大きなメリット。月額350円〜(税込・サービスやプランにより異なる)のサブスクから、月額4,400円〜のスターデジオ(希望小売価格)や、料金が要問い合わせ(公式非公開)のUSEN MUSICなどの有線放送まで幅広く、店舗の規模や予算に合わせて選べます。STORES BGM・モンスター・チャンネル・OTORAKUなど、業態別プレイリストを持つサービスを選ぶと選曲の手間も最小化できます。

このカテゴリには大きく2タイプあります。

  • サブスク型(アプリ・ブラウザ) — 月額350円〜(税込・サービスやプランにより異なる)。スマホ・タブレットにアプリを入れるだけで使える。STORES BGM / Simple BGM / モンスター・チャンネル / OTORAKU など
  • 有線放送型(USEN・スターデジオ等) — スターデジオは月額4,400円〜(希望小売価格・税込)、USEN MUSICは料金・初期費用が公式サイトでは非公開(要問い合わせ)。専用機器・専用タブレットで利用する。J-POPやメジャー楽曲を流したい店舗向け

コスト重視ならサブスク型、J-POP・メジャー曲重視なら有線放送型が有力です。USEN以外の代替サービスは 有線(USEN)店舗BGMの料金|月額・初期費用の早見表と月額980円〜(2年プラン)の代替サービス【2026年版】 で詳しく比較しています。

② JASRAC直接申請+CD・自前音源

項目内容
月額目安年6,000円(税別)〜(〜500㎡なら年額6,000円・月額換算500円)+ 音源代
初期費用業務用CD・音源の購入費(1枚3,000〜5,000円を複数枚)
著作権の手続き自分で管理(JASRAC申請+NexTone別手続き)
選曲・運用の手間大(音源確保・選曲・申請手続きすべて自前)
適した店舗自前でCDライブラリを持ち、選曲にこだわりたい小規模店

JASRACに直接申請して使用料を支払い、CDや自前の音源を流す方法です。500㎡以下の小規模店舗なら年6,000円(月500円・いずれも税別)と、使用料だけを見れば低コストですが、CD購入費・選曲の手間・申請手続きが別途必要になります。

注意点は3つあります。第一に、NexTone(JASRACと並ぶもう1つの著作権管理団体)が管理する楽曲は別途手続きが必要。第二に、CDの店舗再生には著作隣接権(レコード会社・実演家の権利)の問題も発生する場合があり、購入したCDをそのまま流すのは厳密にはグレー。第三に、JASRACに支払っていてもSpotifyなどの個人向けサブスクは規約違反のため、業務用の音源確保が前提になります。BGM運用の手間を惜しまず、自店オリジナルの選曲を貫きたい小規模オーナー向けの選択肢です。

③ 著作権フリーBGM音源|OpenTracks(旧DOVA-SYNDROME)・Audiostock等

項目内容
月額目安0〜数千円(無料音源〜有料の業務用音源)
初期費用0円〜(有料音源パック購入時のみ発生)
著作権の手続き不要(ただし商用利用可否を音源ごとに確認必須)
選曲・運用の手間大(ダウンロード・選曲・プレイリスト管理を自前)
適した店舗自店オリジナルの選曲を貫きたい・時間をかけられるオーナー

著作権フリーBGM音源(無料・有料)をダウンロードして店内で流す方法です。無料の音源サイト(OpenTracks(旧DOVA-SYNDROME)・甘茶の音楽工房等)から、有料の業務用音源(Audiostock store music・WHITE BGM等)まで選択肢は幅広いのが特徴。月額0円〜数千円で運用できます。

ただし注意点が3つあります。第一に、「著作権フリー」と書かれていても商用利用が制限されている音源があるため、各サイトの利用規約を必ず確認する必要があります。第二に、楽曲のダウンロード・選曲・プレイリスト管理を自分で行う手間が発生し、毎日のオペレーションには重い負荷になります。第三に、無料音源は楽曲数が限定的で、店舗のBGMとして毎日繰り返し流すと楽曲が枯渇しやすい問題があります。

「自店オリジナルの選曲を貫きたい」「BGMにこだわりがあり時間をかけられる」オーナー向けですが、現場のオペレーションを優先するなら ① 店舗向けBGMサービスの方が現実的です。

④ ラジオ・テレビ放送をそのまま流す|実は合法

項目内容
月額目安0円(受信料のみ)
初期費用受信機代(家庭用ラジオ・テレビでOK)
著作権の手続き不要(著作権法第38条3項で許諾不要)
選曲・運用の手間小(受信機を点けるだけ)。ただし選曲不可
適した店舗カウンター中心のバー・小規模店舗(音があれば良い場合)

意外に知られていませんが、ラジオやテレビ放送をそのまま店舗で流すのは合法です。著作権法第38条3項により、放送される著作物を非営利・無料で公衆に伝達する行為は、著作権者の許諾が不要とされています(著作権法 第38条)。

ただし、合法成立には以下の条件があります。

  • 放送された内容をそのまま流す(録音・編集・選曲はNG)
  • 入場料を取らない、視聴料を別途請求しない
  • 通常の家庭用受信機を用いる(業務用大型音響設備での増幅再生はグレー)

カウンター中心のバーや小規模店舗で「とりあえず音があれば良い」という場合は、ラジオを流すのがシンプルで合法な選択肢です。ただし、デメリットも明確で、CMが頻繁に入る・選曲が一切できない・営業の意図に合わない曲(暗い曲・特定のニュース)が流れる・ラジオ局によっては受信状態が安定しないなどがあります。営業時間中ずっと音楽の質を維持したい場合は、店舗BGMサブスクとの併用が現実的です。

関連記事:有線(USEN)店舗BGMの料金|月額・初期費用の早見表と月額980円〜(2年プラン)の代替サービス【2026年版】

飲食店向け店舗BGMサービス10社徹底比較表【2026年版】

飲食店で実際に使える店舗BGMサービス10社を、料金・対応端末・無料トライアル・業態別プレイリストの有無で比較しました。月額350円〜(税込・サービスやプランにより異なる)のサブスクから、月額4,950円(Air・希望小売価格・税込)のスターデジオ、料金が要問い合わせ(公式非公開)のUSEN MUSICなどの有線放送まで幅があります。

要約: 飲食店向けBGMサービス10社を料金・機能で比較すると、コスパと業態別プレイリストのバランスで編集部がおすすめするのはSTORES BGM(月額980円〜(2年プラン・月額換算・税込))です。今回比較したなかで月額が最も低いのはNash Music Channel(月額350円〜(税込))、J-POPやメジャー曲を流したい大型店にはUSEN MUSIC(料金は要問い合わせ(公式非公開))も選択肢です。

飲食店向け店舗BGMサービス比較表

料金

サービス月額(プラン・税込)初期費用(税込)
STORES BGM980円(2年プラン・月額換算)〜1,980円(月額プラン)0円(手持ちの端末を利用)
Nash Music Channel350円〜450円(アプリ内課金)0円
Simple BGM550円(スモールプラン)〜1,100円(スタンダードプラン・5店舗以上)0円
らくネット869円(年額プラン・月額換算)〜979円(月額プラン)0円
BGMC Station1,078円(2年プラン・月額換算)〜2,156円(月額プラン)0円
BGM House1,089円(2年プラン・月額換算)〜1,980円(月額プラン)0円
モンスター・チャンネル2,068円(2年プラン)〜3,168円(月額プラン)0円
FaRao PRO3,300円〜(税抜3,000円〜・プランにより異なる)要問い合わせ(プランにより異なる)
OTORAKU3,608円(3年割)〜4,488円(通常プラン)3,300円(事務手数料)
スターデジオAir(第一興商)4,950円(Air・希望小売価格・税込)29,700円(登録手数料+設置作業料・税込)
USEN MUSIC要問い合わせ(公式非公開)要問い合わせ(公式非公開)

業態別プレイリスト・無料トライアル

サービス業態別プレイリスト無料トライアル
STORES BGMあり7日間(カード不要)
Nash Music Channel公式情報なし14日間
Simple BGMあり4時間体験
らくネット公式情報なし30日間(カード不要)
BGMC Station公式情報なし14日間
BGM House公式情報なし7日間
モンスター・チャンネルあり14日間
FaRao PROあり14日間
OTORAKUあり当月無料(最大31日)
スターデジオAir(第一興商)公式情報なし公式情報なし(要問い合わせ)
USEN MUSICあり公式情報なし(要問い合わせ)

対応端末

サービス対応端末
STORES BGMiOS / Android / FireOS / PC(ブラウザ)
Nash Music ChanneliOS / Android
Simple BGMiOS / Android
らくネットブラウザ
BGMC StationiOS / Android / FireOS / PC(ブラウザ)
BGM Houseブラウザ
モンスター・チャンネルiOS / Android / Fire / PC
FaRao PROiOS / Android / Fire / 光BOX+
OTORAKUiOS / Android
スターデジオAir(第一興商)専用タブレット
USEN MUSIC専用機器

各サービスの料金は2026年10月時点の各社公式サイトの公開情報です。BGMC Station の料金はBGMC Station 公式サポート「利用料金はいくらですか?」をもとにしています。Nash Music Channelの月額はApp Storeの掲載情報(アプリ内課金)によります。月額はプランを明記して税込で記載しています(税抜表記のサービスは税抜価格に消費税10%を加算して換算)。USEN MUSICは料金が公式サイトでは非公開のため「要問い合わせ」としています。スターデジオAirは公式サイトの希望小売価格(税込)です。「公式情報なし」は、公式サイトで確認できる範囲(2026年10月時点)では記載が見当たらない項目です。最新料金は各社公式サイトで確認してください。

STORES BGM は、STORES のスタンダードプランにも含まれています。プラン料金に含まれるため、STORES BGM への別途のお支払いはありません。

STORES BGM|業態別プレイリスト × 月額980円〜(2年プラン・税込)

STORES BGMのアプリ画面(タブレットとスマートフォン)

STORES BGMは、飲食店・サロン・クリニック・ジムなど業態を選ぶだけで雰囲気に合ったBGMが流れるのが最大の特徴。アプリのバックグラウンド再生・自動ループ再生にも対応しているため、朝に再生ボタンを押せば閉店まで音楽が途切れません。時間帯ごとにプレイリストを自動で切り替えるスケジュール機能にも対応し、ランチ→ディナーの切り替えも自動化できます。

料金は月額980円〜(2年プラン・月額換算・税込)。対応端末はiOS・Android・FireOS・PCブラウザと幅広く、無料トライアルは7日間・クレジットカード登録不要で、無料トライアル終了後に自動で有料プランへ切り替わることはありません(STORES BGM よくある質問「無料トライアルのあと、自動で課金されますか?」)。

1契約で使える端末の台数に上限はありません。初期費用0円(月額利用料のみ。アプリを入れるスマホ・タブレット・PCは手持ちのものを使います)。

→ STORES BGM 公式サイト

BGMだけを使うなら単品プラン、ほかの STORES のサービスもあわせて使うなら、STORES BGM も含まれるスタンダードプランがおすすめです。

飲食店向けの業態別プレイリストをまずは無料でお試しください。

Simple BGM|月額550円〜(スモールプラン・税込)・シンプル設計

Simple BGMは、業態別プレイリストを月額550円〜(スモールプラン・税込)で利用できる格安サービス。UIがシンプルで、iOS・Androidで使えます。チャンネル数は12種なので、選曲の自由度より「迷わず使えること」を優先する飲食店向き。

→ Simple BGM 公式サイト

Nash Music Channel|今回比較したなかでは最安・月額350円〜(税込)

Nash Music Channelは Nash Studio Inc. が提供する店舗向けBGMアプリです。月額350円〜(税込・アプリ内課金)と、今回比較したなかでは最も低い月額で、商用利用も可能とされています(App Store/Google Play の掲載情報より)。iOS・Androidアプリで利用でき、PCへの対応は公式サイトで確認できる範囲(2026年10月時点)では記載が見当たりません。14日間の無料トライアルあり(Google Play の掲載情報)。コスト最優先の小規模飲食店向き。

→ Nash Music Channel 公式サイト

らくネット|月額869円〜(年額プラン・税込)・初期費用0円のブラウザ型格安サービス

らくネットは株式会社センターラインレコードが運営するブラウザ完結型のBGMサービス。2026年5月の料金改定で月額869円〜(税込・年額プラン)となり、初期費用・解約金は0円に変わりました。クラシック・ジャズ・テクノ・オルゴールなど60以上のチャンネルから選べ、30日間の無料トライアルはカード登録不要・自動課金なしで試せます。ブラウザのみ対応のため、PC運用前提の飲食店向き。

→ らくネット 公式サイト

BGMC Station|カフェ向け生演奏特化・月額1,078円〜(2年プラン・税込)

BGMC StationはCLAP'sが運営する、全曲生演奏収録のサービス。ジャズピアノやアコースティックギターの生演奏が中心で、特にカフェ・喫茶店と相性のよい選曲です。月額1,078円〜(2年プラン・月額換算・税込)で、対応端末は iOS / Android / FireOS / ブラウザと幅広く、14日間の無料トライアルあり。ジャンルはカフェ系が中心です。

→ BGMC Station 公式サイト

BGM House|ブラウザ完結・月額1,089円〜(2年プラン・税込)

BGM HouseはCACTUS TOKYOが運営するブラウザ完結型のBGMサービス。アプリのインストール不要でブラウザだけで動作するのが特徴。配信楽曲はすべて自社制作で、著作権は自社保有のためJASRAC個別契約は不要。月額1,089円〜(2年プラン・月額換算・税込)で7日間の無料トライアルあり。シンプルなブラウザ運用を好む飲食店向き。

→ BGM House 公式サイト

モンスター・チャンネル|1,000以上のチャンネル・有線放送からの乗り換えに

モンスター・チャンネルは、世界中の500万曲から厳選した1,000以上の業態別チャンネルを選べる老舗サービス。料金は月額2,068円〜(2年プラン・税込)で、有線放送(USENなど)からの乗り換えを検討している場合の選択肢になります。スケジュール機能で時間帯ごとの自動切替も可能です。

→ モンスター・チャンネル 公式サイト

スターデジオ(第一興商)|110チャンネル・全国130拠点サポート

カラオケで知られる第一興商が運営する110チャンネルのBGMサービス。専用タブレット型の「スターデジオAir」のほか、フレッツ光回線を使う「スターデジオ光」があります。料金は、Airが月額4,950円、光が月額4,400円(いずれも希望小売価格・税込、2026年10月時点)で、初期費用(初回のみ)は登録手数料2,200円+設置作業料27,500円(計29,700円・税込)です。Airの月額にはタブレットのレンタル料と4G/LTE通信料が含まれ、アンプ・スピーカー等の周辺機器は含まれません。光は専用受信機のレンタル料を含み、現在ご利用中のフレッツ光回線を使います(出典:スターデジオAir 公式サイト)。

J-POP・洋楽・演歌・歌謡曲・K-POP・ジャズ・クラシックなど幅広いジャンルをカバー。全国130か所以上のサービス拠点で機器保守点検を行う手厚いサポート体制が特徴です。J-POPや演歌など幅広いジャンルを大規模店舗で安定運用したい飲食店向き。

→ スターデジオ(第一興商)公式サイト

FaRao PRO|500チャンネル・本部から多店舗一括管理

FaRao PROは日本コロムビアが運営する業務用BGMサービス。500以上のチャンネルを持ち、センター管理機能で本部から多店舗の設定を一括制御できるのが最大の特徴です。店内アナウンスやスケジュール機能も搭載。月額3,300円〜(税込。税抜3,000円〜・プランにより異なる)、初期費用はプランにより異なるため要問い合わせ。対応端末はアプリ版(iOS / Android / Amazon Fire HD)と、テレビに繋ぐ光BOX+版。14日間の無料トライアルあり。複数店舗チェーンや、本部から音響を一括運用したい飲食店向き。

→ FaRao PRO 公式サイト

OTORAKU|J-POP・メジャー曲を流したい飲食店向け

USENが運営するOTORAKUは、1,500万曲以上のJ-POP・洋楽・邦楽を網羅。料金は月額3,608円〜(3年割・税込。通常プランは月額4,488円・税込)で、メジャー楽曲を流したい飲食店には有力な選択肢です。スマホ・タブレットで使えます。

→ OTORAKU 公式サイト

USEN MUSIC|専用機器で使う有線放送型

USEN MUSICは、USENが提供する有線放送型の老舗サービス。料金・初期費用は公式サイトでは非公開(要問い合わせ)です。専用機器で利用し、業態別のチャンネルから選べます。J-POPや有名アーティストの楽曲を選びたい大型店向けです。

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関連記事:【格安】店舗BGMアプリおすすめ7選|全部使って料金・機能・評判を徹底比較【2026年版】

SpotifyやYouTubeを店舗で使うのはNG|個人サブスクと著作権の落とし穴

個人向け音楽サブスクの店舗利用NG(Spotify・Apple Music・YouTube・Amazon Music)

「Spotifyを店内のBGMとして流している」「YouTubeで作業用BGM動画を流している」――これは飲食店でよく見かける光景ですが、いずれも各サービスの利用規約違反であり、著作権法上のリスクも伴います。

Spotifyは個人・非営利目的のみ|店舗利用は規約違反

Spotifyの公式サポートページには、以下のように明記されています。

利用規約に記載されている通り、Spotifyは個人および非営利目的でのみ使用できます。つまり、バー、レストラン、学校、店舗、サロン、ダンススタジオ、ラジオ局などの事業所で、公にSpotifyを放送または再生することはできません。

(出典:Spotify公式サポート 公共および商業的な場所でSpotifyを使用する)

Apple Music・Amazon Music・LINE MUSIC・YouTube Musicなどの個人向けサブスクも同様に、利用規約で店舗・事業所での再生を禁止しています。JASRACの問題以前に、各サービスとの契約違反になり、アカウント停止・損害賠償請求の対象になり得ます。

YouTubeは著作隣接権の問題も発生

YouTubeで配信されているMV・歌ってみた・演奏動画を店舗で流すのは、JASRACの著作権使用料の問題に加え、レコード会社や実演家が持つ「著作隣接権」侵害のリスクも生じます。

著作隣接権は、楽曲の演奏者・レコード製作者など、著作物を伝達する役割を持つ人々に与えられる権利で、JASRACの管理対象外。これに対応するためには、店舗で利用OKな業務用音源を別途用意する必要があります。

解決策:店舗向けBGMサービスを使う

手軽な解決策は、最初から店舗利用を前提とした店舗BGMサービスを契約することです。著作権処理・音源・操作アプリが含まれており、料金は月額350円〜(税込・サービスやプランにより異なる)です。

関連記事:店舗でSpotify・YouTubeは違法?個人サブスクが使えない理由と合法的なBGM導入法【2026年版】

JASRAC使用料の実額シミュレーション【飲食店向け】

店舗BGMサービス(STORES BGM等)を契約していれば、店舗側での申請も使用料の支払いも不要です。サービス側で著作権処理が完了しているため、店舗オーナーは月額料金を払うだけで済みます。

一方、店舗BGMサービスを使わずに自前のCDやダウンロード音源を流す場合は、店舗オーナーがJASRACに直接申請して使用料を支払う必要があります。500㎡(約151坪)以下の店舗なら年額6,000円(月額換算500円・税別)が基本料金。なお、JASRACと並ぶもう1つの著作権管理団体「NexTone」(一部の楽曲を管理)への手続きが別途必要になる場合もあります。

ここでは、店舗BGMサービスを使わずにJASRAC直接申請で運用する場合の使用料を、床面積別の表にまとめてシミュレーションします。

飲食店BGM使用料の床面積別早見表(年額・税別)

店舗面積年額使用料想定される飲食店規模
500㎡まで(約151坪まで)6,000円個人経営の飲食店・小〜中規模カフェ・居酒屋(10〜100席程度)
〜1,000㎡(〜約302坪)10,000円中規模ファミレス・チェーン店
〜3,000㎡(〜約907坪)20,000円大型レストラン・宴会場
〜6,000㎡30,000円大型商業施設の飲食フロア
〜9,000㎡40,000円大規模商業施設

出典:JASRAC公式 各種営業施設・教室等での演奏・上映

500㎡(約151坪)以下の店舗なら、年額6,000円(月額換算500円・いずれも税別)です。たとえば20〜100坪程度の店舗であれば、この最小の区分に該当します。

よくある飲食店規模の実額イメージ

店舗の例想定面積年額使用料
カウンター中心のバー(15席・8坪)〜30㎡6,000円
個人経営のカフェ(30席・15坪)〜50㎡6,000円
居酒屋(60席・30坪)〜100㎡6,000円
カジュアルレストラン(100席・50坪)〜170㎡6,000円
ファミレス・大型居酒屋(200席・100坪)〜330㎡6,000円
大型ブッフェレストラン(400席・200坪)〜660㎡10,000円

つまり、個人経営〜中規模の飲食店なら、JASRAC直接申請で年6,000円という選択肢が成立します。

JASRAC申請の手順と所要期間

JASRAC直接申請の4ステップ・オンライン申請から自動更新まで

JASRACにBGM使用料を直接申請する場合の流れは以下のとおりです。

  1. JASRAC公式サイトのオンライン申請フォームから店舗情報・面積・利用音源を入力
  2. JASRAC側で内容確認(目安として2週間程度)
  3. 利用許諾が下りたら、所定の方法で使用料を支払い
  4. 翌年以降は自動更新(料金は前年と同じ)

申請から許可までの期間は店舗状況により変動しますが、目安として2週間前後を見込んでおくのが安全です。新規開業の飲食店は内装工事と並行して早めに申請すると、開店当日からBGMを流せます。

JASRAC未申請のリスク① 2019年福岡で約41万円の損害賠償判決

2019年福岡地裁・飲食店10店舗に約41万円の損害賠償判決

JASRAC使用料を支払わずに無断で楽曲を流していた飲食店には、実際に法的措置が取られた事例があります。

JASRACは2015年から全国で民事調停の申し立てを開始し、調停が不成立になった場合に訴訟へ移行する流れを取っています。2019年には福岡市のバーなど飲食店10店舗の経営者に対し、楽曲使用差止と約41万円の損害賠償支払いが命じられました(出典:飲食店ドットコム JASRACが飲食店を含む全国352店舗に法的措置)。

JASRAC未申請のリスク② 著作権法上の罰則規定

著作権法第119条の罰則・10年以下の拘禁刑・1000万円以下の罰金

著作権法上は、無許諾で著作権のある楽曲を商用施設(飲食店を含む)で再生した場合、最大10年以下の拘禁刑または1,000万円以下の罰金が科される可能性があります(著作権法第119条)。法人の場合はさらに厳しく、3億円以下の罰金となるケースもあります。

これらは「規約違反」ではなく**法律違反(刑事罰)**なので、賠償だけでなく経営者個人への刑事責任も問われ得ます。年6,000円(税別)の使用料を惜しんで賠償・刑事罰のリスクを抱えるのは、経営判断として割に合いません。

「JASRAC直接申請」と「店舗BGMサービス」どちらが得?

JASRAC直接申請と店舗BGMサービスの比較
※金額は2026年10月時点

JASRACへの直接申請(年6,000円〜・税別)と店舗BGMサービス(月額350円〜・税込・サービスやプランにより異なる)を比較すると、使用料と月額料金だけを見ればJASRAC直接申請の方が安く見えます。

しかし、JASRAC直接申請には別途「音源の用意」が必要です。Spotifyなどの個人向けサブスクは規約違反のため使えず、業務用CDライブラリの購入(1枚3,000〜5,000円程度を複数枚)か、業務用音源配信サービスの契約が必要になります。さらに以下のような手間も発生します。

  • 業態に合った選曲・プレイリストの構築を毎回自分で行う
  • NexToneなどJASRAC非管理楽曲は別途手続きが必要
  • CDの店舗再生は著作隣接権(レコード会社・実演家の権利)が絡みグレーになる場合がある

これらの音源の用意と運用の手間まで含めて比べることが大切です。店舗BGMサービスは、著作権処理・音源・業態別プレイリスト・操作アプリが月額料金に含まれるため、運用の負担を抑えやすい選択肢です。

関連記事:店内BGMの著作権完全ガイド|JASRACの使用料・手続きと商用利用OKな5つの方法【2026年版】

失敗しない飲食店BGM導入5STEP

失敗しない飲食店BGM導入5STEP

飲食店BGMの導入は、以下の5ステップで進めればスムーズに失敗なく完了します。

STEP 1:店舗のコンセプトと客層を整理する

まず自店のコンセプト(カジュアル・高級・賑やか・落ち着いた等)と主要客層(年齢・性別・グループ構成)を言語化します。これがBGMジャンル選定の基準になります。

STEP 2:業態に合うジャンル・BPM・音量を決める

本記事の「業態別BGM早見表」を参考に、ジャンル・BPM・音量を決めます。時間帯別(朝・ランチ・ディナー・深夜)に切り替える設計も同時に。

STEP 3:店舗BGMサービスの無料トライアルに申し込む

この記事の比較表で紹介した11サービスのうち9サービスが、無料トライアル・無料体験を用意しています。まずは STORES BGM の7日間無料トライアル で実際にお店で試してみるのが最短ルート(カード登録不要。無料トライアル終了後に自動で有料プランへ切り替わることはありません)。

STEP 4:実際のお店で1週間流して反応を見る

無料トライアル期間中に、実際の営業時間帯にBGMを流して、お客様の反応・スタッフの使い勝手・端末の安定性を確認します。複数の業態別プレイリストを試して、自店に最も合うものを選びます。

STEP 5:本契約してスケジュール設定を組む

無料トライアル後に本契約し、時間帯別の自動切替(ランチ→ディナー→深夜)をスケジュール機能で組みます。これで毎日の選曲・操作の手間を大きく減らせ、運用に乗ります。

飲食店BGM運用の3つの注意点|音量・スピーカー位置・選曲ミスマッチ

飲食店BGM運用で陥りがちな3つの注意点

BGMサービスを導入しても、運用方法を間違えると「うるさい」「逆効果」になります。よくある失敗パターン3つに気をつけましょう。

注意点1:音量は「会話を妨げない」レベルが基本

BGMが大きすぎると、お客様の会話を妨げて居心地を損ないます。カウンター中心のバーは50〜55dB、テーブル席中心の飲食店は55〜60dB、賑わいを演出する居酒屋でも65dBまでを目安に。

スマホの騒音計アプリで実際に客席で計測すると、感覚と実数値のズレが分かります。営業中は時間帯やお客様の入りに応じて細かく調整するのが理想です。

注意点2:スピーカーの位置は「天井埋込・分散配置」がベスト

天井埋込型のスピーカーを飲食店の客席エリアに分散配置した例

スピーカーを1カ所にまとめると、近くの席は音量過多、遠くの席はBGMが聞こえないムラが発生します。理想は天井埋込型のスピーカーを店内に分散配置すること。コストを抑えるなら、Bluetoothスピーカーを2〜3台、客席エリアを覆うように配置するだけでも効果があります。

スピーカーが厨房側にあると音が偏るので、必ず客席側に向けて設置しましょう。

注意点3:選曲ミスマッチ|店の雰囲気と曲調が合わないとブランドが崩れる

業態と選曲のミスマッチは、お客様の違和感に直結します。たとえば以下のようなケースです。

  • 高級レストランでアップテンポなJ-POPが流れる → 上質感が損なわれる
  • カジュアルなカフェでクラシック音楽が流れる → 入りにくい雰囲気に
  • 居酒屋でアンビエント音楽が流れる → 賑わいが消えてしまう

業態別プレイリストを提供するサービスを使えば、こうしたミスマッチを大幅に減らせます。STORES BGMのように業態を選ぶだけで自動的に最適なBGMが流れるサービスは、選曲スキルがないオーナー・スタッフでも使いやすい仕組みです。

関連記事:オフィスBGM導入完全ガイド|生産性向上・著作権対策と月額980円〜(2年プラン)で始める方法【2026年版】

よくある質問(FAQ)

飲食店でBGMを流すには、JASRACへの申請が必要ですか?

JASRACが管理する楽曲を流す場合、原則としてJASRACへの申請と使用料の支払いが必要です。ただし、店舗向けBGMサービス(STORES BGM・モンスター・チャンネル・USEN等)を契約している場合は、サービス側で著作権の手続きを済ませているか、著作権管理団体が管理する楽曲を配信していないため、店舗が個別に申請する必要はありません。

STORES BGMのように、オリジナル楽曲が中心で著作権管理団体が管理する楽曲を配信していないサービスは、そもそも管理団体への使用料が発生しません。

SpotifyやYouTube、Apple Musicを店舗BGMとして流すと、規約・法律上の問題はありますか?

これらは個人向けサービスのため、利用規約で店舗での再生を禁止しています。Spotify公式サポートも「バー、レストラン、店舗などの事業所で公にSpotifyを再生することはできません」と明記しています。規約違反かつ著作権法違反のリスクもあるため、店舗BGMには使用しないのが安全です。

ラジオやテレビの音声を店舗で流すのは合法ですか?

著作権法第38条3項により、放送をそのまま受信して非営利・無料で公衆に伝達する行為は許諾不要です。つまり、ラジオやテレビをそのまま店内で流すのは合法です。ただし、放送内容を録音・編集して流すのはNG。CMや選曲できない点を許容できる小規模店舗向けの選択肢です。

JASRACの使用料を払わずにBGMを流していたらどうなりますか?

2019年には福岡市の飲食店10店舗に約41万円の損害賠償が命じられました。著作権法上は最大10年以下の拘禁刑または1,000万円以下の罰金の可能性も。年6,000円(税別)の使用料で回避できるリスクなので、店舗BGMサービス契約またはJASRAC直接申請を必ず行いましょう。

飲食店でカラオケを設置している場合、JASRAC使用料はBGMと別ですか?

カラオケはBGMとは別の使用料区分になります。JASRAC使用料規程では「カラオケ施設」「カラオケボックス」など、施設形態と機器によって料金が変わります。詳細は JASRAC公式 飲食を提供する施設や宿泊施設、結婚式場などでのカラオケ を参照してください。

テレビやDVDの音声を飲食店BGMとして使ってもいいですか?

テレビ放送をそのまま流すのは合法(著作権法38条3項)です。ただし、録画した番組やDVDを再生する場合は、別途著作権処理が必要になる場合があります。映像作品はJASRAC管理外の権利(著作隣接権・肖像権等)も絡むため、店舗で流すなら専用の業務用映像配信サービスを契約するのが安全です。

自作の楽曲やパブリックドメイン(著作権切れ)の曲なら問題ありませんか?

自作楽曲・パブリックドメイン楽曲なら、JASRAC使用料は不要です。ただし、自作曲をJASRACに信託登録している場合は別途手続きが必要。パブリックドメイン楽曲(クラシック等)でも、特定の演奏者の演奏録音には著作隣接権が残っているため、CDや配信音源を流す場合は注意が必要です。

STORES BGMの飲食店向けプレイリストにはどんなものがありますか?

STORES BGMには、カフェ・レストラン・居酒屋・バー・和食・イタリアン・ファストフードなど飲食店の業態別プレイリストが用意されています。業態を選ぶだけでプロが選曲したBGMが流れ、時間帯やシーンに合わせた切り替えも可能です。7日間の無料トライアル(カード登録不要)で実際の選曲を確認できます。

お店で音楽を流す機械・機材は何が必要ですか?

最小構成は「スマホ・タブレット・PC」+「Bluetoothスピーカー1〜3台」です。店舗BGMアプリを端末にインストールしてBluetoothスピーカーに接続すれば、お店で音楽を流す機械として十分機能します。本格的な音響なら天井埋込型スピーカーの分散配置が理想ですが、家庭用Bluetoothスピーカー2〜3台でも実用上は問題ありません。USEN MUSICのような有線放送なら専用受信機器が貸与・設置されます。

関連記事:店内BGMの著作権完全ガイド|JASRACの使用料・手続きと商用利用OKな5つの方法【2026年版】

関連記事:病院・クリニックBGMの効果と音楽ジャンル・おすすめサービス7選【2026年版】

まとめ:飲食店BGMはSTORES BGMで月額980円〜(2年プラン)から

飲食店のBGMは、選曲・著作権・コストの3点を同時にクリアする必要があります。

  • 選曲: 業態×時間帯に合うジャンル・BPMを選ぶ。業態別プレイリストがあるサービスを使うのが最短
  • 著作権: SpotifyやYouTubeは規約違反かつ著作権リスクあり。JASRAC直接申請(年6,000円〜・税別)か店舗BGMサービス(月額350円〜・税込・サービスやプランにより異なる)が合法ルート
  • コスト: 店舗BGMサービスなら月額料金のなかに著作権処理・選曲・操作アプリが含まれる

この記事で紹介した店舗BGMサービスには、無料トライアル・無料体験を用意しているものがあります。各サービスの特徴を参考に、気になったサービスはまず無料トライアルで自分のお店に合うかどうかを試してみてください。実際に触って比較することが、失敗しない飲食店BGM選びの一番の近道です。

迷ったら、業態別プレイリストの豊富さとコスパのバランスが取れた STORES BGM がおすすめです。月額980円〜(2年プラン・月額換算・税込)・初期費用0円・クレジットカード登録不要の7日間無料トライアルがあるので、実際にお店で使ってみてから判断できます。

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お役立ち資料

STORES BGM サービスカタログ

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著作権管理団体への申請不要で使える店舗BGMアプリ「STORES BGM」について、機能・特徴やプレイリスト、料金などについてご紹介しています。

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