「病院・クリニックの待合室で、どんなBGMを流せばいいのか分からない」「JASRACの使用料は本当に医療機関は免除なの?」「待合室と診察室で別のBGMを流したい」——こうした悩みを抱える開業医・院長の方は少なくありません。
結論からお伝えすると、病院・クリニックBGMで失敗しないためには、(1) 患者の不安を和らげるジャンル選定、(2) JASRAC・NexToneの著作権処理状況の確認、(3) 診療科や空間に応じた選曲、(4) 運用負担の少ない店舗向けBGMサービスへの加入の4点を押さえることが必要です。
特に、SpotifyやYouTubeなど個人向け音楽サブスクの院内利用は、各サービスの利用規約に違反します。
迷ったら、月額980円〜(2年プラン・月額換算・税込)・著作権管理団体への申請手続き不要・7日間無料トライアル付きの STORES BGM から試すのが、コスト・著作権・操作性のバランスがよくおすすめです。
※ 2026年10月時点の各社公開情報をもとにしています。料金や条件は変わることがあるので、必ず各社の公式サイトで最新情報を確認してください。


病院・クリニックのBGMには、(1)患者の緊張・不安の緩和、(2)診察室の音漏れ防止(マスキング効果)、(3)待ち時間の体感短縮、(4)スタッフの心理的負担軽減、(5)手術室での集中力向上の5つの効果が期待できます。それぞれの効果と医学的な背景を順に解説します。

検査や治療を受ける患者の多くは、待合室で緊張と不安を抱えています。BGMを流すことで、こうした緊張や不安を緩和できます。特に「1/fゆらぎ」を含む音は、人をリラックスさせる効果があるとされています。
1/fゆらぎとは、雨音やさざ波、小鳥のさえずりといった自然界の音などに含まれている"リズムの揺らぎ方"のことです。これらの音と同様の揺らぎを含む音楽をBGMに採用すると、患者の緊張や不安が和らぎやすくなります。
クラシックの名曲のなかにも1/fゆらぎが含まれているとされる議論が、音響工学・心理学の領域で長年なされています。緊張緩和を目的にBGMを流すなら、自然界の音や、クラシックの名曲をピアノアレンジしたものなどが向くと考えられます。
医療現場における音楽の不安緩和効果については、術前不安・処置前不安に関する研究報告が複数知られています。一例として、治療前にBGMを聴いた患者は、聴かなかった患者と比べて心拍数や血圧の上昇が抑えられたとする報告があります。検査や治療の前に緊張を緩和させることは、正確なバイタルデータを取るうえでも重要だと考えられます。

BGMにはマスキング効果があります。マスキング効果とは、音で雑音を打ち消し、雑音を聞き取りにくくする働きです。
病院・クリニックの待合室と診察室がカーテンや薄い壁で仕切られているだけの構造の場合、診察室での医師と患者の会話が外まで漏れてしまうことがあります。患者のプライバシーに関わる病名や症状の話が他の患者に聞こえると、信頼関係を損ないかねません。
BGMを流すことで、診察室の中の会話だけでなく、医療機器が発する音、トイレの音、注射時の患者の声などもマスキングできます。音のカーテンとしてプライバシーを守る役割は、医療機関でのBGMにおいて特に重要な機能です。

患者にとって、病院・クリニックの待ち時間は短ければ短いほど良いものです。実際の待ち時間は変えられませんが、BGMによる感情誘導効果で、体感的な待ち時間を短く感じさせることはできます。
ポイントは、ややアップテンポで明るめの楽曲を選ぶこと。ゆったりしすぎたスローテンポばかりだと時間の流れが遅く感じられますが、適度なテンポ感のあるクラシックやピアノ曲を交えることで、時間の経過を早く感じやすくなります。
ただし、体調不良で来院している患者にとってはアップテンポすぎる楽曲が不快音になる場合もあります。曲調の選定には十分配慮が必要です。

BGMは患者だけでなく、医師・看護師・受付スタッフにも良い効果をもたらします。医療現場特有の緊張感を和らげ、スタッフの心理的負担を軽減することで、ストレスの軽減にもつながります。
事務作業など単調になりがちな業務では、適度なテンポの音楽が作業効率を高める場合があります。明るい雰囲気の音楽は職場全体の雰囲気を改善し、スタッフ同士のコミュニケーションを活性化させ、チームワークの向上にもつながります。

手術室にBGMを取り入れる病院もあります。患者の意識がある中で行う局所麻酔の場合、無音だと緊張状態が続いてしまい、患者の不安が増幅するおそれがあります。手術室に入ってから麻酔を施すまでの間、患者が希望した楽曲を流すことで、緊張や不安を緩和できます。
医師にとっても、手術中のBGMは集中力を高める効果があります。ミスが許されない環境で集中力をキープするには、医師の希望に合わせた静かなBGMが役立ちます。空間演出だけでなく、人間の感情にも影響を与えるBGMは、手術室でも有効に活用できる可能性があります。
病院・クリニックでBGMを流す方法は、(1)個人向け音楽サブスク(規約違反でNG)、(2)地上波ラジオ(条件付きOK)、(3)USEN等の有線放送(OK・料金は要問い合わせ)、(4)店舗向けBGMサブスクアプリ(おすすめ・月額料金はサービスやプランにより異なる)の4つに分類できます。費用と運用負担のバランスでは、著作権処理済みの店舗向けBGMサブスクアプリが現実的な選択肢です。
合法性と月額
| 方法 | 合法性 | 月額目安 |
|---|---|---|
| 個人向け音楽サブスク(Spotify/YouTube Music/Apple Music等) | NG | 980〜1,580円(個人向けプラン) |
| 地上波ラジオ | 条件付きOK | 0円(受信機代のみ) |
| USEN(有線放送) | OK | 要問い合わせ(公式非公開) |
| 店舗向けBGMサブスクアプリ(STORES BGM等) | おすすめ | 約870円〜(税込・サービスやプランにより異なる) |
工事と著作権
| 方法 | 工事 | 著作権 |
|---|---|---|
| 個人向け音楽サブスク(Spotify/YouTube Music/Apple Music等) | 不要 | 規約違反 |
| 地上波ラジオ | 不要 | 著作権法上の例外規定で可 |
| USEN(有線放送) | 必要 | 処理済み |
| 店舗向けBGMサブスクアプリ(STORES BGM等) | 不要 | 処理済み |

Spotify・YouTube Music・Apple Music・Amazon Music・LINE MUSICといった個人向け音楽サブスクの院内利用は、各サービスの利用規約で個人および非営利目的に限定されています。
利用規約に記載されている通り、Spotifyは個人および非営利目的でのみ使用できます。つまり、バー、レストラン、学校、店舗、サロン、ダンススタジオ、ラジオ局などの事業所で、公にSpotifyを放送または再生することはできません。 (出典:Spotify公式サポート)
医療機関も「事業所」に該当するため、これらのサービスを病院・クリニックの待合室や診察室で流すことは規約違反です。個人向けサブスクは契約者の個人利用ライセンスのみで店舗BGM用の権利処理がされていないため、サービス側からアカウント停止・契約解除などの措置を受けるリスクがあります。
詳細はSpotifyとYouTubeの店舗利用ルールを解説した別記事を参照ください。
地上波のテレビ・ラジオ放送を待合室で流すこと自体は、著作権法第38条第3項に基づき、通常の家庭用受信機による受信であれば著作権侵害にあたりません。実際、街の小さな診療所などではテレビ・ラジオを流しっぱなしにしているところもあります。
ただし、体調不良で来院している患者にとっては、出演者やDJの声、ニュースの暗い話題などが不快に感じられることがあります。診療科や患者層によっては、ラジオよりも穏やかなBGMサービスを選ぶほうが適しています。
なお、インターネットラジオ(radiko等)の業務利用は許諾が必要なケースが多いので、別途確認してください。
USENに代表される有線放送は、医療機関でも長く使われてきたBGMの定番です。専用のチューナーやタブレットを設置し、医療機関向けに編成されたチャンネルから選んで流す形式です。
専用機器を設置して使う形式で、解約時には機器を返却します。設置込みの運用と電話サポートを求める法人病院向けの選択肢です。

医療機関向けのBGMサブスクアプリは、有線放送とは別に、手持ちの端末で使えるアプリ型の選択肢です。
特に、店舗BGM専用に作られた STORES BGM は、月額980円〜(2年プラン・月額換算・税込)で、業態を選ぶだけで雰囲気に合った楽曲が流れる仕組みになっています。
まずは、無料トライアルで院内の雰囲気に合うかどうかお試しください。

病院・クリニックのBGMは、店舗BGMと同様に「公衆への伝達」にあたり、原則として著作権者の許諾が必要です。ただし、医療施設(医療法・介護保険法に基づく施設)でのBGM利用は、JASRACの使用料規程で当分の間免除とされています。
著作権法上、楽曲を流す行為は「公衆への演奏(伝達)」にあたります。著作権者(作詞者・作曲者・歌手・演奏者・レコード会社など)の許諾がない楽曲を、不特定多数の聴衆がいる場で再生することは、原則として著作権侵害になります。
著作権の管理は主にJASRAC(日本音楽著作権協会) と NexTone の2つの団体が担っており、店舗BGMの利用にはこれらへの使用料支払いが必要です。
JASRACの使用料規定では、福祉施設・医療施設・教育機関でのBGM利用は当分の間使用料免除となっています。
使用料規定上、当分の間使用料免除となる利用 ・福祉施設での利用 ・医療施設(医療法・介護保険法に基づく施設)での利用 ・教育機関での利用 ・事務所、工場等での主として従業員のみを対象とした利用 ・露店等での短時間で軽微な利用 (出典:JASRAC公式:BGMオンライン申請)
つまり、医療法に基づく病院・診療所・クリニックであれば、JASRAC管理楽曲をBGMとして流す際の使用料は当面不要ということです。市販のCDやダウンロードした楽曲を院内BGMとして再生することも、JASRAC管理楽曲であれば現状は問題ありません。
ただし、「当分の間」という表現が使われている点には注意が必要です。将来的に免除規定が見直される可能性がゼロではないため、長期運用を考えるなら著作権処理が完了している店舗BGMサービスを使うのが無難です。
JASRAC以外にも、NexTone(ネクストーン)という著作権管理団体があります。J-POPの新曲やインディーズ系楽曲はNexTone管理になっていることがあり、JASRAC免除規定とは別の扱いです。
NexToneは医療施設向けの一律免除規定を設けていないため、NexTone管理楽曲を医療機関で流す場合は個別の確認・許諾が必要なケースがあります。安全に運用するには、JASRAC・NexToneの両方を処理済みの店舗BGMサービスを使うのが最も確実です。
JASRAC免除があっても、Spotify・YouTube Music・Apple Musicなどの個人向け音楽配信サービスは利用規約で店舗利用が禁止されています。
・Apple Media Servicesは、お客様による個人的かつ非商業的利用に限り提供されます。 (出典:Apple Media Services利用規約)
院内利用は規約違反にあたるため、これらのサービスは医療機関のBGMには使えません。

著作権法違反の罰則は次のとおりです。
なお、医療施設でのBGM利用は、JASRAC管理楽曲の使用料が当分の間免除されています。ただし免除はJASRACの使用料に限られ、NexTone管理楽曲や音源の複製は別途確認が必要です。個人向けの音楽サブスクは、多くの場合、利用規約で個人利用に限定されています。
過去にはJASRACが個人経営の小規模店舗(飲食店・社交ダンス教室・カラオケ店など)に対して、無許諾の楽曲使用を理由に提訴した事例が複数報じられています。最高裁では社交ダンス教室における音楽利用に関する判決(平成15年12月、平成15年(受)第930号) など、店舗・施設での音楽利用に対するJASRACの権利行使を認める判例も確立しています。
医療機関は当面JASRACの使用料免除対象ですが、SpotifyやYouTubeなど個人向けサブスクの院内利用は医療機関でも規約違反になるため注意が必要です。 (出典:JASRAC公式:プレスリリース、最高裁判所判例検索)
関連記事:店内BGMの著作権完全ガイド|JASRACの使用料・手続きと商用利用OKな5つの方法【2026年版】
病院・クリニックのBGMで定番なのは、クラシック・ピアノヒーリング・ヒーリング/自然音・オルゴール・童謡・室内楽・アコースティックポップス(インスト)の7ジャンルです。クラシックとピアノヒーリングが全診療科向けの基本で、小児科にはオルゴール・童謡、産婦人科には穏やかなクラシック系、整形外科・リハビリにはアコースティックポップスが向きます。
| ジャンル | 代表例 | 向く診療科・空間 |
|---|---|---|
| クラシック(弦楽器・ピアノ) | 穏やかな弦楽四重奏・ピアノソロのクラシック | 全診療科・待合室・手術室 |
| ピアノヒーリング | 名曲のピアノソロアレンジ、ヒーリング系インスト | 全診療科・診察室 |
| ヒーリング・自然音 | 鳥のさえずり、波の音、川のせせらぎ | 心療内科・産婦人科・整体併設 |
| オルゴール | 童謡・名曲のオルゴールアレンジ | 小児科・処置室 |
| 童謡・キッズ向けインスト | 子ども向け楽曲のインストアレンジ | 小児科 |
| 室内楽(バロック・古典派) | 弦楽四重奏・チェンバロ系の室内楽 | 美容外科・歯科・上質感重視 |
| アコースティックポップス(インスト) | アコギ・マリンバ系 | 整形外科・リハビリ |
それぞれのジャンルの特徴と、向く診療科・空間を順に解説します。
ゆったりとした曲調が特徴のクラシック音楽は、左脳を休ませてリラックスさせる効果があるとされています。1/fゆらぎを含む楽曲も多く、患者の緊張緩和には最も向くジャンルです。同じフレーズを繰り返す穏やかな楽曲はリラックス効果がさらに高まると言われています。
待合室・手術室など、患者が緊張・不安を抱えやすい空間に向きます。
ピアノの繊細かつダイナミックな音色は、ときに寄り添うようにそっと包み込んでくれるものです。特にピアノのソロは、年代を問わず親しまれる傾向があるため、病院・クリニックのBGMに最適です。クラシック以外のモダンなピアノ楽曲、映画音楽のピアノアレンジなどもおすすめです。
小鳥のさえずり、波の音、川のせせらぎ、雨音などの自然音には、1/fゆらぎが豊富に含まれているとされ、自然と同様の揺らぎを含むヒーリング音楽はリラックス効果が得られやすいと考えられています。
ヒーリング音楽(自然音をベースにしたBGM)は、心療内科・産婦人科・整体院の併設クリニックなど、深いリラックスを求める空間に向きます。
オルゴールの音には、自然の音に近いリラックス効果があります。日本ではまだ正式な治療法として認められていないものの、「オルゴール療法」 として様々な病気への回復例が報告されているとも言われます。
特に小児科の待合室にオルゴール曲をBGMにすることで、診察や検査を怖がる子どもの興味を音楽に向けられることがあります。診察室・処置室では、子どもが知っている楽曲のオルゴールアレンジなどを流すと、お子さまが落ち着きやすくなります。
童謡は、小児科の待合室や診察室で流すのにおすすめです。子どもたちが聞き慣れた音楽を流すことで、緊張を和らげる空間を作れます。子ども向け楽曲のインストアレンジやピアノアレンジなども、お子さまだけでなく親世代にも親しまれます。
美容外科・歯科クリニックなど高級感を売りにする医療機関では、室内楽やバロック音楽が向きます。バロック〜古典派の弦楽四重奏やチェンバロ中心の室内楽は、上質な空間を演出しつつ、患者を緊張させない選曲ができます。
リハビリテーション施設・整形外科など、患者が「前向きな気持ちで治療に臨みたい」空間には、アコースティックギターやマリンバ系のインストポップスが向きます。歌詞のないインストならば言語的な情報処理を必要とせず、患者がリラックスしながら明るい気分になれます。
診療科ごとに患者層や治療内容が異なるため、最適なBGMジャンルも変わります。主要9診療科の選び方を整理します。
| 診療科 | おすすめジャンル | 選曲のポイント |
|---|---|---|
| 内科・内科系(一般診療) | クラシック・ピアノ・ヒーリング | 落ち着いた選曲、テンポはスロー〜ミディアム |
| 小児科 | オルゴール・童謡・キッズ向けインスト | 親しみやすさ、子どもの不安緩和 |
| 心療内科・精神科 | ヒーリング・自然音・アンビエント | 静謐さ重視、刺激の少ない選曲 |
| 産婦人科 | クラシック(穏やかな曲調)・ピアノ | 胎教を意識、母体のリラックス |
| 整形外科・リハビリ | アコースティックポップス・軽快なクラシック | 明るく前向きな曲調 |
| 透析クリニック | ヒーリング・クラシック・自然音 | 長時間滞在に耐える穏やかさ |
| 歯科・歯医者 | クラシック・ピアノヒーリング | 治療音のマスキング、緊張緩和 |
| 耳鼻咽喉科 | ピアノヒーリング・クラシック | 静かめ、聴覚への配慮 |
| 皮膚科・美容皮膚科 | クラシック・ジャズ系インスト | 上質感、待ち時間に適した穏やかさ |
幅広い年齢層の患者が訪れる内科は、全世代に親しみのあるクラシック・ピアノ・ヒーリングが無難な選曲です。歌詞のないインストゥルメンタルを選ぶことで、患者の気持ちが安らぎやすくなります。
診察や検査を怖がる子どもを落ち着かせるには、オルゴール曲やキッズ向けインストゥルメンタルが定番です。子どもが知っている楽曲をクラシック風にアレンジしたものやオルゴールバージョンなどは、お子さまの興味を音楽に向ける効果が期待できます。
心療内科や精神科の患者は、強い不安・抑うつ状態にある場合が多いため、刺激の少ないヒーリング音楽・自然音・アンビエントが向きます。アップテンポな楽曲、歌詞のあるポップスは避けたほうが無難です。
妊婦の多いクリニックでは、胎教にいいとされる穏やかなクラシック楽曲を流すと喜ばれます。母体がリラックスすることが第一なので、ヒーリングミュージック・ピアノ・鳥の声などの自然音BGMもおすすめです。出産時には妊婦一人ひとりの希望に沿った楽曲を流す病院もあります。
整形外科やリハビリ専門のクリニックでは、患者が前向きになれるような軽快で明るい音楽が望ましいでしょう。診察室や待合室では静かなヒーリングミュージック、リハビリルームでは軽快な音楽、と分けることで、リハビリルームに入った瞬間から「今日もリハビリを頑張ろう」というスイッチが入りやすくなります。
透析クリニックは患者が4〜5時間にわたり滞在するため、長時間聞いても疲れない穏やかな選曲が必要です。ヒーリング・クラシック・自然音をベースに、時間帯で曲調を変える運用が向きます。
歯科治療では、ドリルや吸引器の音をマスキングすることが重要です。クラシック・ピアノヒーリングの中でも、適度な厚みのあるオーケストラ系・弦楽四重奏系を選ぶと、治療音のマスキング効果が高まります。
耳鼻咽喉科は患者の聴覚への配慮が特に必要です。音量は他の診療科より低めに設定し、刺激の少ないピアノヒーリング・静かなクラシックを選びます。
皮膚科・美容皮膚科では、患者層に女性が多いことから、上質感のあるクラシックや穏やかなジャズ系インストが向きます。長時間の施術がある美容皮膚科では、施術中の患者がリラックスできる選曲が重要です。
院内のすべての空間で同じBGMを流すのではなく、空間ごとに役割が違うことを踏まえて選曲を分けると、患者・スタッフ双方の満足度が上がります。
| 空間 | おすすめジャンル | 目的・音量の目安 |
|---|---|---|
| 待合室 | クラシック・ピアノヒーリング・オルゴール | 緊張・不安緩和、待ち時間短縮/通常会話より10〜15dB低め |
| 診察室 | ヒーリング・自然音 | 音漏れ防止(マスキング)、リラックス/待合室より少し高め |
| 処置室・採血室 | クラシック・ヒーリング | 不安緩和、医療機器音マスキング/やや低め(医療スタッフの会話を優先) |
| 手術室 | クラシック・自然音(医師希望優先) | 患者の安心感、医師の集中力/スタッフが手術中に集中できる音量 |
| スタッフルーム | J-POPインスト・ジャズ・アコースティック | スタッフのリラックス・モチベーション/通常音量 |
| 受付エリア | クラシック・ピアノ・自然音 | 来院者の第一印象、応対しやすさ/通常会話レベル |
待合室は患者が最も長く滞在する空間です。緊張・不安の緩和と待ち時間の体感短縮を両立する選曲が必要です。クラシック(弦楽器・ピアノ)・ヒーリング・オルゴールの3つを基軸に、時間帯で曲調を変える運用がおすすめです。
診察室は患者と医師の会話が行われる空間です。マスキング効果でプライバシーを守りつつ、患者がリラックスできるヒーリング音楽・自然音を流します。会話を妨げない控えめな音量にしましょう。
注射・採血・点滴などの処置を行う空間では、患者の不安緩和と医療機器音のマスキングが目的です。ピアノヒーリング・クラシックを中心に、医療スタッフ同士の会話を優先するため音量はやや控えめにします。
手術室では患者と医師の双方に効果的なBGMが必要です。患者の希望を聞いて選曲する運用と、医師が集中しやすい静かなクラシック・自然音を流す運用の2パターンがあります。執刀医の希望を最優先に決めましょう。
スタッフが休憩を取る空間では、患者向けの静かな選曲とは別に、J-POPインストやジャズなど明るめの曲調でリフレッシュできる音楽を流すのが効果的です。
来院した患者が最初に触れる空間なので、第一印象を整えるクラシック・ピアノが無難です。受付スタッフが患者と会話するため、音量は通常会話レベルにします。
医療機関に向く店舗BGMサービス7社を比較します。料金・プレイリストと無料トライアル・対応端末の3つの表にまとめました。月額はプランを明記して税込で記載しています(税抜表記のサービスは税抜価格に消費税10%を加算して換算)。USEN MUSICは公式サイトで料金が非公開のため「要問い合わせ」としています。
料金
| サービス | 月額(プラン・税込) | 初期費用 |
|---|---|---|
| STORES BGM | 980円(2年プラン・月額換算)〜1,980円(月額プラン) | 0円(手持ちの端末を利用) |
| モンスター・チャンネル | 2,068円(2年プラン)〜3,168円(月額プラン) | 0円 |
| OTORAKU | 3,608円(3年割)〜4,488円(通常プラン) | 3,300円(事務手数料) |
| USEN MUSIC | 要問い合わせ(公式非公開) | 要問い合わせ(公式非公開) |
| らくネット | 869円(年額プラン・月額換算)〜979円(月額プラン) | 0円 |
| FaRao PRO | 3,300円〜(税抜3,000円〜・プランにより異なる) | 要問い合わせ(プランにより異なる) |
| BGMC Station | 1,078円(2年プラン・月額換算)〜2,156円(月額プラン) | 0円 |
業種別プレイリスト・無料トライアル
| サービス | 業種別プレイリスト | 無料トライアル |
|---|---|---|
| STORES BGM | あり(医療機関向けあり) | 7日間(カード不要) |
| モンスター・チャンネル | あり(医療機関向けあり) | 14日間 |
| OTORAKU | あり(医療機関向けあり) | 当月無料(最大31日間) |
| USEN MUSIC | あり(医療機関向けあり) | 要問い合わせ |
| らくネット | あり(医療機関向けあり) | 30日間完全無料 |
| FaRao PRO | あり(医療機関向けあり) | 14日間 |
| BGMC Station | 公式情報なし | 14日間 |
対応端末
| サービス | 対応端末 |
|---|---|
| STORES BGM | iOS / Android / Fire / PCブラウザ |
| モンスター・チャンネル | iOS / Android / Fire / PC |
| OTORAKU | iOS / Android / タブレット |
| USEN MUSIC | 専用タブレット |
| らくネット | ブラウザ |
| FaRao PRO | iOS / Android / Fire / 光BOX+ |
| BGMC Station | iOS / Android / Fire / PCブラウザ |
※ 価格は2026年10月時点の各社公式情報。BGMC Station の料金はBGMC Station 公式サポート「利用料金はいくらですか?」によります(1年契約プランは月額換算1,738円・税込)。税抜表記のサービスは税抜価格に消費税10%を加算して税込に換算しています。STORES BGM の2年プランは2年分の一括払いです。「公式情報なし」は、公式サイトで確認できる範囲(2026年10月時点)では記載が見当たらない項目です。最新の詳細は各社公式サイトで必ずご確認ください。

| 最安プラン(税込) | 月額換算 980円(2年プラン) |
|---|---|
| プラン(税込) | 月額 1,980円 / 1年 1,480円/月 / 2年 980円/月 |
| 業種別プレイリスト | あり(医療機関向けあり) |
| ジャンル | オールジャンル |
| 対応端末 | iOS / Android / FireOS / PCブラウザ |
| 無料トライアル | 7日間(カード登録不要) |
STORES BGM は、STORES のスタンダードプランにも含まれています。プラン料金に含まれるため、STORES BGM への別途のお支払いはありません。
STORES BGM は、STORES 株式会社が運営する月額980円〜(2年プラン・月額換算・税込)・初期費用0円・7日間無料トライアル(カード登録不要)付きの店舗向けBGMアプリです。 オリジナル楽曲が中心で、著作権管理団体が管理する楽曲は配信していないため、著作権管理団体への申請手続きが不要です。業態を選ぶだけで雰囲気に合ったBGMが流れる業態別プレイリストも備えています。
クリニック・病院向けにも対応しており、ヒーリング・クラシック・ピアノなど医療機関に向くジャンルから選曲できます。アプリのバックグラウンド再生・自動ループ再生に対応しているため、朝に再生ボタンを押せば閉院まで音楽が途切れません。時間帯ごとにプレイリストを自動で切り替えるスケジュール機能にも対応し、診療時間帯ごとに曲調を変えられます。iOS・Android・FireOS・PCブラウザに対応し、どの端末からでも操作可能。複数院の一括契約にも対応しています。1契約で使える端末の台数に上限はありません。
料金プランは月額プラン1,980円・1年プラン1,480円/月・2年プラン980円/月(月額換算・一括払い)の3種類(いずれも税込)。初期費用は0円(月額利用料のみ。アプリを入れるスマホ・タブレット・PCは手持ちのものを使います)で、7日間の無料トライアルは終了後に自動で有料プランへ切り替わることはありません(STORES BGM よくある質問「無料トライアルのあと、自動で課金されますか?」)。コストと操作の手軽さを重視するコストと操作の手軽さを重視する個人クリニック〜中規模病院に向いています。
BGMだけを使うなら単品プラン、ほかの STORES のサービスもあわせて使うなら、STORES BGM も含まれるスタンダードプランがおすすめです。
まずは、無料トライアルで院内の雰囲気に合うかどうかお試しください。
| 最安プラン(税込) | 月額 2,068円〜(2年プラン) |
|---|---|
| プラン | 2年プラン2,068円 / 1年プラン2,618円 / 月額プラン3,168円(税込) |
| 業種別プレイリスト | あり(医療機関向けあり) |
| ジャンル | オールジャンル |
| 対応端末 | iOS / Android / Fire / PC |
| 無料トライアル | 14日間 |
モンスター・チャンネルは、Monstarlab社が運営する店舗BGMサービスです。世界中から500万曲を厳選した1,000以上のチャンネルを擁し、業態・ムード・時間帯・天気に応じた推奨機能が充実しています。
クリニック向けには「クリニック(クラシック)」「オルゴール(キッズ)」「ピアノヒーリング」など、医療機関に向くチャンネルが用意されています。料金は月額2,068円〜(税込・2年プラン)、初期費用0円。14日間の無料トライアルあり。著作権手続きはサービス側で代行されているため、利用者側は不要です。
タイムスケジュール機能で朝・昼・夜の切り替えを自動化できるため、診療時間帯ごとに曲調を変えたい医療機関に向きます。
| 最安プラン(税込) | 月額 3,608円〜(3年割) |
|---|---|
| プラン | 通常4,488円 / 2年割4,048円 / 3年割3,608円(税込) |
| 業種別プレイリスト | あり(医療機関向けあり) |
| ジャンル | オールジャンル |
| 対応端末 | iOS / Android / タブレット |
| 無料トライアル | 当月無料 |
OTORAKUは、株式会社USENが運営する店舗BGMアプリです。1,500万曲以上の楽曲数と600以上のプリセットプレイリストが強み。USEN本体の音楽データベースを活用しています。
クリニック向けには「癒しのクラシック」「音の処方箋」「MAMA & BABY CLASSIC」などのプレイリストが用意されています。
料金は通常プラン4,488円/月(最低利用期間6ヶ月)、2年割4,048円/月、3年割3,608円/月(いずれも税込)。初期費用は事務手数料3,300円(税込)。最大31日間の無料トライアル(当月無料)あり。複数院の一括管理機能・グループ限定の共有機能などもあり、複数医院運営に役立つ機能が揃っています。
| 月額料金 | 要問い合わせ(公式非公開) |
|---|---|
| プラン | USEN MUSIC基本プラン |
| 業種別プレイリスト | あり(医療機関向けあり) |
| ジャンル | オールジャンル |
| 対応端末 | 専用タブレット |
| 無料トライアル | 要問い合わせ |
USEN MUSICは、有線放送大手の株式会社USENが提供する法人向けBGMサービスです。特徴はAIによる自動編成と、自分好みにカスタムできるプレイリスト機能です(公式サイトの記載)。
医療機関向けには「やさしいクラシック」「ヒーリング・クラシック」「マタニティ・クラシック」「オルゴール」「ミュージック・セラピー」などのチャンネルが用意されています。
提供形式は専用8インチタブレット(LTEモデル・Wi-Fiモデルから選択)で、回線工事は不要とされています。料金は月額・初期費用とも公式サイトでは非公開(要問い合わせ)です(2026年10月時点)。
USENの店舗向けサービスには24時間365日の電話サポートがあり、音響システム構成の提案から設置・運用までのサポートも案内されています(出典:USEN MUSIC 公式、2026年10月時点)。設置・運用まで任せたい大規模病院・法人医療機関に向きます。
関連記事:有線(USEN)店舗BGMの料金|月額・初期費用の早見表と月額980円〜(2年プラン)の代替サービス【2026年版】
| 最安プラン(税込) | 月額 869円〜(年額プラン・月額換算) |
|---|---|
| 初期費用 | 0円 |
| 業種別プレイリスト | あり(医療機関向けあり) |
| ジャンル | オールジャンル |
| 対応端末 | ブラウザ |
| 無料トライアル | 30日間完全無料 |
らくネットは、インターネット有線放送が提供する店舗・施設向けBGMサービスです。月額869円〜(税込・年額プランの月額換算。月額プランは979円)・初期費用0円です(出典:らくネット公式サイト、2026年10月時点)。
公式サイトによると、ジャズ・クラシック・ボサノヴァなど定番ジャンルに加え、クリニック・カフェ・美容室などの「業種別」セレクションがあります。30日間無料のトライアルがあり、専用アプリのインストールは不要で、スマホ・タブレット・PCのブラウザから利用できます。
| 最安プラン(税込) | 月額 3,300円〜(税抜3,000円〜) |
|---|---|
| プラン | アプリ版(iOS / Android / Fire HD) / 光BOX+版 |
| 業種別プレイリスト | あり(医療機関向けあり) |
| ジャンル | オールジャンル |
| 対応端末 | iOS / Android / Fire / 光BOX+ |
| 無料トライアル | 14日間 |
FaRao PROは、日本コロムビア株式会社(Nippon Columbia Group)が運営する店舗BGMサービスです。500以上のチャンネルを擁し、タイマー(時間帯別自動切替)・院内アナウンス挿入・センター管理(本部から複数院の設定制御)といった医療法人運営に向く機能が特徴です。
料金は月額3,300円〜(税込。税抜3,000円〜)、初期費用はプランにより異なります。14日間の無料トライアルあり。
スマホ・タブレット向けアプリ版(iOS / Android / Amazon Fire HD)と、テレビに繋ぐ光BOX+版の2形態。多院展開する医療法人に向く設計で、本部から複数クリニックの音楽方針を一元管理できます。著作権処理はサービス側で完了しているため、利用者の手続きは不要です。
| 最安プラン(税込) | 月額 1,078円〜(2年プラン・月額換算) |
|---|---|
| プラン(税込) | 2年 1,078円/月(月額換算)/ 1年 1,738円/月(月額換算)/ 月額 2,156円 |
| 業種別プレイリスト | 公式情報なし |
| ジャンル | 限定(生演奏インストのみ) |
| 対応端末 | iOS / Android / Fire / PCブラウザ |
| 無料トライアル | 14日間 |
BGMC Stationは、全曲が生演奏インストゥルメンタルという独自路線のBGMサービスです。ピアノソロ、室内楽、アコースティックギター中心のラインナップで、医療機関向けの専用編成は公式サイトで確認できる範囲(2026年10月時点)では記載が見当たりませんが、ヒーリング・ピアノ系のチャンネルがクリニックの癒し空間と相性よく使えます。
料金は2年契約プランが月額換算1,078円(25,872円を一括前払い)、1年契約プランが月額換算1,738円(20,856円を一括前払い)、月額プランが2,156円(いずれも税込・1再生端末あたり)で、初期費用はかかりません(出典:BGMC Station 公式サポート「利用料金はいくらですか?」、2026年10月時点)。14日間の無料トライアルがあります。オリジナル楽曲は追加の手続きなしで使え、カバー楽曲は利用場所とクレジットカードの登録のうえ、著作権の手続きをBGMC Stationが代行します(公式サポートより)。
iOS・Android・Fire・PCブラウザに対応し、シンプルなアプリ操作で運用できます。「ヒーリング系のジャンル選択でとにかく癒し空間にしたい個人クリニック」「生演奏ならではの音色を求める美容皮膚科・整体併設クリニック」に向きます。
関連記事:【格安】店舗BGMアプリおすすめ7選|全部使って料金・機能・評判を徹底比較【2026年版】

医療機関にBGMを導入する際の手順を5つのステップで整理します。
STEP 1:院内の音響環境とニーズを把握する
まずは院内の各空間(待合室・診察室・処置室・スタッフルーム)の広さと音響特性を把握します。診療科・患者層・営業時間も整理し、BGMで何を実現したいか(不安緩和・プライバシー保護・待ち時間短縮など)を明確にします。
STEP 2:診療科・雰囲気に合うサービスを選ぶ
本記事の比較表をもとに、月額予算・機能・対応端末・著作権処理状況からサービスを絞り込みます。個人クリニック〜中規模病院ならSTORES BGM・モンスター・らくネット・BGMC Stationが有力、多院運営ならFaRao PRO、大規模法人病院ならUSEN MUSICが向きます。
STEP 3:無料トライアルで試聴する
今回紹介したサービスの多くは、7日〜31日間程度の無料トライアルを用意しています。実際に院内で流して、患者・スタッフの反応を確認しましょう。STORES BGMはカード登録不要で7日間試せます。無料トライアル終了後に自動で有料プランへ切り替わることはありません(STORES BGM よくある質問「無料トライアルのあと、自動で課金されますか?」)。
STEP 4:スピーカー・配線の設置
院内の構造に合わせてスピーカーを設置します。感染対策として清掃しやすい位置に置くこと、患者から近すぎない位置に設置すること、配線が患者・スタッフの動線を妨げないことの3点に注意します。アプリ系のサービスならBluetoothスピーカーで簡単に運用できます。
STEP 5:運用ルールの策定
「朝・昼・夜の切り替え」「診察科別の選曲」「クレーム対応」のルールをスタッフ間で共有します。タイムスケジュール機能のあるサービスなら、自動切り替えを設定して運用負担を減らせます。
Spotify・YouTube(YouTube Music含む)の医療機関での利用は、各サービスの利用規約で禁止されています。Spotifyは「個人および非営利目的でのみ使用できます」、YouTubeも商用利用は規約違反です。
医療機関は当面JASRACの使用料免除対象ですが、これはJASRAC管理楽曲のCD・ダウンロード楽曲を流す場合に限られます。個人向けサブスクの院内利用は規約違反になるため、店舗向けBGMサービスへの切り替えをおすすめします。
はい。JASRACの使用料規定により、医療法・介護保険法に基づく医療施設でのBGM利用は当分の間使用料免除となっています。市販のCDやダウンロードした楽曲をBGMとして流す場合は、現状はJASRACへの申請・支払い不要です。
ただし注意点が2つあります。
長期的に運用するには、JASRAC・NexTone処理済みの店舗BGMサービスを使う方法があります。 (出典:JASRAC公式:BGMオンライン申請)
必要です。個人クリニック・小規模医院でも、待合室で患者が緊張・不安を感じる状況は変わりません。むしろ少人数のスタッフで運営している小規模クリニックほど、選曲やCDの管理に時間を割けないため、業態別プレイリスト付きのBGMサービスのメリットが大きいと言えます。
STORES BGMなら、月額980円〜(2年プラン・月額換算・税込)で始められます。
はい。複数アカウント・複数端末対応のサービスを使えば、空間ごとに別のBGMを流せます。STORES BGMは複数院の一括契約に対応しており、各空間の端末で別々のチャンネルを再生できます。モンスター・チャンネル・OTORAKUも複数端末対応のプランがあります。
待合室はクラシック・ピアノヒーリング、診察室は自然音・ヒーリング、というように使い分けるのが効果的です。
3点あります。
月額コストと操作性を重視するならSTORES BGM、設置工事込みの安定運用と24時間サポートを重視するならUSEN MUSICが向きます。
| 観点 | STORES BGM | USEN MUSIC |
|---|---|---|
| 月額 | 980円〜(2年プラン・月額換算・税込) | 要問い合わせ(公式非公開) |
| 初期費用 | 0円 | 要問い合わせ(公式非公開) |
| 端末 | iOS/Android/Fire/PC | 専用タブレット |
| サポート | チャット・メール | 24時間電話 |
| 向く規模 | 個人〜中規模クリニック | 大規模病院・法人 |
開業医・院長の個人クリニックなら、まずはSTORES BGMの7日間無料トライアル(カード登録不要)で試してみる方法があります。
JASRAC管理楽曲のCDを病院・クリニックの待合室・診察室で流す場合は、JASRAC使用料規定上、当分の間許諾・支払い不要です。市販のCDをそのまま再生して問題ありません。
ただし、NexTone管理楽曲を含むCDの場合はNexToneへの確認が必要なケースもあります。レコード製作者の権利(著作隣接権)も別途存在するため、コンサートのライブ録音盤などを流す場合は注意が必要です。
不安な場合は、JASRAC・NexTone処理済みの店舗BGMサービスに切り替えるのが最もシンプルです。
関連記事:店舗でSpotify・YouTubeは違法?個人サブスクが使えない理由と合法的なBGM導入法【2026年版】
SpotifyやYouTubeを病院・クリニックで流すのは各サービスの規約違反になります。一方で、JASRAC管理楽曲のCDは医療機関では当分の間使用料免除で流せるものの、選曲やCD管理の手間、NexTone楽曲の確認、長期運用の安定性を考えると、JASRAC・NexTone処理済みの店舗向けBGMサービスを使うのが最も確実です。
この記事で紹介した7社のうち、ほとんどが無料トライアルを用意しています。各サービスの特徴を参考に、気になったサービスはまず無料トライアルで自院に合うかどうかを試してみてください。実際に流して患者・スタッフの反応を見ることが、失敗しないBGM選びの一番の近道です。
迷ったら、月額980円〜(2年プラン・月額換算・税込)・初期費用0円・著作権管理団体への申請手続き不要・業態別プレイリスト付きの STORES BGM がおすすめです。クレジットカード登録不要の7日間無料トライアルがあるので、実際に院内で使ってみてから判断できます。
※ 2026年10月時点の公開情報をもとにしています。料金や条件は変わることがあるので、必ず各社の公式サイトで最新情報を確認してください。

STORES BGM サービスカタログ
著作権管理団体への申請不要で使える店舗BGMアプリ「STORES BGM」について、機能・特徴やプレイリスト、料金などについてご紹介しています。