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フリーランスの請求書・領収書作成ガイド|書き方・必須項目・インボイス対応まで解説

STORES マガジン編集部
フリーランスの請求書・領収書作成ガイド|書き方・必須項目・インボイス対応まで解説

フリーランスとして仕事を受注する際、請求書や領収書の書き方に迷った経験はないでしょうか。記載内容に漏れがあると支払いが遅れたり、確定申告で書類が足りなくなったりするリスクがあります。

この記事では、請求書・領収書それぞれの必須項目から作成手順、インボイス制度への対応まで、実務に役立つ内容をまとめました。

請求書の必須記載事項と書き方

請求書は、取引先に報酬や代金の支払いを求めるために発行する書類です。フリーランスが業務委託で仕事をおこなう場合、納品後に発行するのが一般的なフローとなります。

請求書に記載する7つの項目

項目内容
発行日請求書を作成・送付した日付
請求先取引先の会社名・担当者名
発行者自分の名前・屋号・住所・連絡先
件名・業務内容何の代金を請求するか
明細項目・数量・単価・金額
消費税・合計金額税率別に区分した消費税と合計
振込先・支払期限金融機関・口座情報と支払い期日

請求書番号は法的な義務ではありませんが、発行履歴を管理しやすくなるため、連番で振っておくと便利です。また、振込手数料の負担先(「振込手数料はご負担ください」など)を明記することで、後々のトラブルを防げます。

インボイス制度に対応した請求書の作り方

2023年10月から始まったインボイス制度(適格請求書等保存方式)により、課税事業者には「適格請求書」の発行が求められるようになりました。

通常の請求書に追加が必要な項目

  • 登録番号:「T」から始まる13桁の番号(例:T1234567890123)
  • 税率の区分表示:10%・8%(軽減税率)をそれぞれ分けて記載
  • 税率ごとの消費税額:各税率に対応する消費税額を金額で明示

免税事業者(年間売上1,000万円以下)の場合、インボイス登録は任意です。ただし、取引先が消費税の仕入税額控除を受けられなくなるため、ビジネス上の影響を考慮したうえで判断しましょう。

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請求書の発行から入金確認までの流れ

ステップ1:業務完了後にすぐ作成する

業務の納品が完了したら、速やかに請求書を作成します。支払いサイト(支払い期限)は取引先との契約によって異なりますが、「月末締め翌月末払い」が一般的です。

ステップ2:送付方法を取引先に確認する

メール(PDF添付)・郵送・電子請求書サービスのいずれかで送付します。近年はメール添付でのPDF送付が主流となっており、郵送が求められるケースは少なくなっています。

ステップ3:入金確認と記録管理

支払い期日を過ぎても入金がない場合は、取引先に確認の連絡を入れましょう。入金後は帳簿に記録し、確定申告の際に活用しやすい状態を整えておくことが大切です。

領収書の必須記載事項と書き方

領収書は、代金を受け取ったことを証明する書類です。請求書が「支払いを求める書類」であるのに対し、領収書は「代金を受け取った事実の証明」として機能します。

領収書に記載する5つの項目

項目内容
発行日代金を受け取った日付
受取人(宛名)支払者の名前・会社名
金額受け取った代金の金額
但し書き何の代金か(「〇〇業務委託料として」など)
発行者自分の名前・屋号・住所・押印

5万円以上の領収書には収入印紙200円の貼付が必要です(5万円以上100万円以下は200円。金額に応じて税額が異なるため、国税庁の印紙税額一覧表でご確認ください)。

ただし、電子メールやシステム上でデジタル発行した領収書には収入印紙は不要です。取引方法に応じて確認してください。

銀行振込のときは領収書が不要なケースも

取引先から「領収書が欲しい」と言われた際、銀行振込での取引であれば、振込明細が支払いの証拠になるため、請求書の控えで対応できる場合があります。不安な場合は取引先の経理担当者に確認するのが確実です。

請求書・領収書の作成ツール比較

手書きやExcelでの作成も可能ですが、案件数が増えると管理が煩雑になります。クラウドツールを活用することで、作成・送付・管理を効率化できます。

ツール名特徴料金の目安
Misoca(弥生)請求書特化・無料プランあり月額0円〜
freee(会計)確定申告まで一気通貫月額980円〜
マネーフォワード クラウド銀行連携・仕訳の自動化が強み月額900円〜

※2026年7月時点の情報です。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。

スタート期や案件数が少ない段階では、Googleスプレッドシートのテンプレートで十分対応できます。案件が増えたり確定申告を効率化したい段階で、クラウド会計ソフトへの移行を検討するとよいでしょう。

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まとめ

フリーランスの請求書・領収書作成で押さえておくべきポイントをまとめます。

  • 請求書:請求先・発行者・明細・消費税・振込先・支払期限の7項目を必ず記載する
  • インボイス対応:課税事業者は登録番号と税率別の消費税額を追記する
  • 領収書:宛名・金額・但し書き・発行者を記載し、5万円以上は収入印紙を貼付する
  • ツール選び:案件が少ない段階はテンプレート、増えたらクラウド会計ソフトへ移行する

書類管理を正確に習慣化しておくことで、確定申告の手間も大きく軽減できます。今のうちから整えておきましょう。

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