「ネットショップを開設したいけれど、STORES ネットショップ とBASE、どちらが自分に合っているんだろう?」
ネットショップ開業を志す方の多くが直面するこの問いに、2026年最新の視点からお答えします。現在は「どちらも無料」という時代を超え、手数料の仕組みや実店舗連携、集客アプリの有無など、両者の戦略的違いはさらに明確になりました。
本記事では、コスト、集客、機能、将来性までを徹底比較し、あなたが選ぶべき「正解」を導き出します。
2大サービスの立ち位置を整理
ネットショップ作成サービス(ASP)の STORES ネットショップ とBASE 、両者の立ち位置は以下のように定義できます。
STORES ネットショップ (ストアーズ)
STORES ネットショップ は、「利益率の最大化」と店舗とネットをつなぐオムニチャネルに特化したネットショップサービスです。
業界最安水準の手数料体系を維持しながら、POSレジや決済端末との連携が非常に強力で、在庫・売上・顧客情報を一元管理できます。
BASE(ベイス)
BASEは、「集客の初速」と拡張性に特化したネットショップサービスです。
独自のショッピングアプリ「Pay ID」からの流入が期待でき、多種多様なApp(拡張機能)を組み合わせて、ショップの成長段階に応じた柔軟なカスタマイズが可能です。
【手数料シミュレーション】売上が増えたときの「手残り額」を計算
経営においてもっとも重要なのは、売上から手数料を引いた「手残り(純利益)」です。STORES ネットショップ とBASEでは手数料の構造が全く異なります。
料金・手数料 比較表(無料・有料プラン併記)
両社ともに、売上が少ない時期に適した「無料プラン」と、売上が増えた際に手数料が割安になる「有料プラン」を用意しています。
無料プラン比較
有料プラン比較
ここがポイント!
STORES ネットショップ は無料プランの時点ですでに実質手数料が5.5%と低く、BASEの無料プランと比較すると、売上が少ない段階から利益を残しやすいのが特徴です。
また、有料プランへの切り替えタイミングは、STORES ネットショップ なら「月商約20万円」、BASEなら「月商約50万円」が損益分岐点の目安となります。
月商別の利益シミュレーション
実際に「自分の手元にいくら残るのか」を、売上規模別にシミュレーションしました。(1件5,000円の商品を販売、月間販売件数は月商に応じて計算)
※プランは、有利な方を選択しています。
① 月商10万円の場合(まだ売上がこれからの時期)
- STORES ネットショップ フリープラン
- 100,000円 × 5.5% = 5,500円(手残り:94,500円)
- BASE スタンダードプラン
- 100,000円 × 6.6% + (40円 × 20件) = 7,400円(手残り:92,600円)
- → STORES ネットショップ の方が 1,900円 お得
② 月商50万円の場合(ショップが軌道に乗ってきた時期)
- STORES ネットショップ ベーシック(有料):
- (500,000円 × 3.6%) + 2,980円 = 20,980円(手残り:479,020円)
- BASE グロース(有料):
- (500,000円 × 2.9%) + 16,580円 = 31,080円(手残り:468,920円)
- → STORES ネットショップ の方が 10,100円 お得
③ 月商100万円の場合(本格的な事業として運営する時期)
- STORES ネットショップ ベーシック(有料):
- (1,000,000円 × 3.6%) + 2,980円 = 38,980円(手残り:961,020円)
- BASE グロース(有料):
- (1,000,000円 × 2.9%) + 16,580円 = 45,580円(手残り:954,420円)
- → STORESネットショップ の方が 6,600円 お得
シミュレーションの結果、どの価格帯においても STORES ネットショップ の方が手数料負担が軽く、手元に残る金額が多いことがわかります。
特に初期段階(月商10万円前後)での「月間約2,000円の差」は、梱包資材費や広告費に回せる貴重な原資となります。
デザイン性とカスタマイズ性の違い:使い勝手を深掘り
ショップの見た目はブランドの信頼性に直結します。デザインの自由度についても両者には明確な哲学の違いがあります。
STORES ネットショップ :誰でも「最短」でプロの仕上がり
STORES ネットショップ の最大の特徴は、48種類以上あるテンプレートがすべて無料で提供されている点です。
- メリット:HTMLやCSSの知識が一切なくても、バナーを配置してフォントを選ぶだけで、清潔感のある現代的なサイトが完成します。
- デメリット:HTML編集機能がないため、プロのWebデザイナーがゼロから独自のデザインを構築するには不向きです。
BASE:有料テーマとHTML編集で「独自性」を追求
BASEは無料テーマに加え、クリエイターが作成した高品質な有料テーマを購入して適用するスタイルが主流です。
- メリット:「HTML編集 App」を使うことで、ソースコードを直接編集できます。他のショップと100%被らない尖ったデザインが可能です。
- デメリット:納得のいくデザインにするためには、追加費用(テーマ代)や専門知識が必要になるケースが多いです。
集客力の正体:アプリ連携か、自力集客の支援か
「お店を作ったけれど、誰も来ない」という事態を防ぐためのアプローチも異なります。
BASE:1,300万人が利用する「Pay ID」の集客支援
BASEの強力な武器は、購入者向けショッピングサービス「Pay ID」です。
- アプリもあるため、アプリ内検索やレコメンド機能により、あなたのショップが未知のユーザーに見つけてもらえる可能性があります。
- 「お急ぎ振込(最短翌営業日)」などのキャッシュフローの速さも、仕入れを頻繁に行うショップにはメリットです。
STORES ネットショップ:SNS連携と「ファン化」に強い構造
STORES ネットショップ は特定のアプリに依存せず、外部SNSとの「橋渡し」を強化しています。
- Instagram販売連携:Instagramの投稿から直接購入ページへ誘導する設定が、BASEよりもスムーズでエラーが少ないと評価されています。
- リピーター施策:顧客管理機能が充実しており、購入回数に応じたクーポン配信や、自動のサンクスメールなど、「一度買ってくれた人をファンにする」機能が直感的に使えます。
【実店舗経営者必見】STORES の「レジ・決済」連携の圧倒的優位性
実店舗を運営している、あるいは今後ポップアップストアや蚤の市に出店する予定があるなら、STORES 一択と言っても過言ではありません。
STORES レジ による在庫完全同期
STORES レジは、ネットショップと実店舗の在庫をリアルタイムで共有できるPOSレジです。
- 売れ違い(二重販売)の解消:店舗で商品が売れた瞬間、ネットショップの在庫も自動でマイナスされます。手作業で在庫調整をする手間と、在庫不足によるキャンセルのリスクがなくなります。
- 顧客データの一元化:店舗に来てくれたお客様と、ネットで買ってくれたお客様の情報をまとめて管理できます。
どこでも決済「STORES 決済」
持ち運び可能な STORES 決済 端末があれば、イベント会場でもクレジットカードや電子マネー、QRコード決済に対応できます。売上金はネットショップの売上と合算して管理・振込されるため、経理作業が劇的に楽になります。
スタンダードプランなら、キャッシュレス決済やPOSレジの有料版も使える
ネットショップだけでなく、キャッシュレス決済やPOSレジの利用も検討している場合、スタンダードプランがおすすめです。「月額3,300円」で、ネットショップはもちろん、キャッシュレス決済やPOSレジの有料版が利用できます。
まずは月額固定費なしで始めたい場合は、フリープランもあるので、試してみることも可能です。※一部のサービスは無料版相当の機能
あなたはどっち?最終判断基準
本記事の結論として、どちらのサービスを選ぶべきか、判断ポイントをまとめます。
STORES ネットショップ が向いている人
- 利益率を1%でも高く残したい人(長期運営において、手数料の安さは最大の固定費削減になります)
- 実店舗・ポップアップ・展示会も行う人(在庫同期機能は、運営ストレスをゼロにするための必須機能です)
- すでにInstagramなどでフォロワーがいる人(集客経路が確保されているなら、手数料が高いBASEを選ぶ理由がありません)
- 無形商品を売りたい人(ワークショップや電子チケット、カウンセリング等の販売に柔軟に対応しています)
BASEが向いている人
- 自力集客の自信がなく、アプリの力に頼りたい人(手数料を「集客代行費」として割り切れる場合)
- HTMLを駆使して、デザインを極限までこだわりたい人(WEB制作のスキルを活かしたい、またはデザイナーに依頼する場合)
- 入金スピードを最優先にする人(振込申請から着金までのスピードはBASEに分があります)
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開業に向けた具体的な悩みは、こちらの記事も参考にしてください。
- ネットショップ開業の全体像を知りたい:ネットショップを開業する方法!手順や手続き、おすすめのサービスもご紹介
- Instagramで集客を成功させたい:Instagramで売上を最大化する完全ガイド!集客からリール・ショッピング機能活用術まで
- 中古品・ヴィンテージ品を売りたい:古物商許可の取り方は?個人での申請手順・必要書類・費用を徹底解説|ネットショップでの中古販売ガイド
まとめ:2026年のショップ運営は「持続可能性」で選ぶ
STORES ネットショップ とBASE、どちらも優れたサービスです。ショップが軌道に乗り、月商50万円、100万円となったときに、毎月数万円〜十数万円の手数料の差が出るのは、ビジネスにおいて非常に大きなインパクトと言えます。
ネットショップを単なる一時的な試みではなく、「長く続け、しっかりと利益を残し、リアルの商売とも繋げていきたい」と考えるのであれば、その持続可能性を支えるパートナーとして「STORES ネットショップ」をおすすめします。
まずはフリープランで実際にショップを作ってみてください。その使い勝手の良さが、あなたのビジネスを加速させるはずです。
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