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更新日
2025-10-31

iPadレジとは?導入費用・メリット・デメリット・必要なものを徹底解説【2025年最新版】

STORES マガジン編集部
iPadレジとは?導入費用・メリット・デメリット・必要なものを徹底解説【2025年最新版】

「お店のレジ周りが、古いレジスターや伝票でごちゃごちゃしている…」 「日々の売上集計を手作業のExcelで行っており、時間がかかって大変だ」 「キャッシュレス決済を導入したいが、レジと連携できるか不安だ」

もしあなたが、このような悩みを抱える店舗オーナー様なら、その解決策は「iPadレジ」かもしれません。

iPadレジ(タブレットPOSレジ)は、従来の大型で高価なレジスター(ガチャレジ)とは一線を画す、現代の店舗運営に不可欠なツールです。しかし、いざ導入を検討しようにも、「具体的に何ができるの?」「費用はどれくらい?」「どのアプリを選べばいい?」と、疑問も多いのではないでしょうか。

この記事では、iPadレジの基本的な仕組みから、導入のメリット・デメリット、必要な周辺機器、そして失敗しないアプリの選び方まで、専門知識がない方にも分かりやすく、網羅的に解説します。

iPadレジとは? その仕組みを徹底解説

iPadレジとは、Appleの「iPad」に専用のレジアプリをインストールし、キャッシュドロワーやレシートプリンターといった周辺機器と連携させて使用する「POSレジシステム」のことです。

POSとは「Point of Sale(販売時点情報管理)」の略。商品が売れた「その瞬間に」、どの商品が・いつ・いくらで売れたのかを記録・集計できるシステムを指します。

従来のレジスターが「会計(お金の計算)」しかできなかったのに対し、iPadレジは「会計」と「経営管理(売上分析・在庫管理)」を同時に行えるのが最大の特徴です。

POSレジについては、「POSシステム(POSレジ)とは? メリット・デメリット、機能を解説!」でもご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

クラウド型が主流。データは安全に管理

多くのiPadレジアプリは「クラウド型」を採用しています。 これは、売上データや商品情報が、iPad本体だけでなく、インターネット上の安全なサーバー(クラウド)に保存される仕組みです。

  • メリット1: 万が一iPadが壊れても、データは安全に守られます。
  • メリット2: オーナー様が旅行先や自宅にいても、自分のスマホやPCからリアルタイムで店舗の売上状況を確認できます。

iPadレジを導入する5つの絶大なメリット

なぜ今、多くの店舗が従来のレジからiPadレジに切り替えているのでしょうか。その具体的なメリットを5つの側面から解説します。

メリット1:導入コスト・運用コストが圧倒的に安い

従来のターミナル型POSレジは、導入に50万円〜100万円といった高額な初期費用が必要でした。 一方、iPadレジは、既に持っているiPadを利用することも可能です。STORES レジ のように、月額0円のフリープランが用意されているアプリを選べば、初期費用・月額費用ともに「0円」で高機能なPOSレジを使い始めることさえ可能です。

メリット2:省スペースで、お店の空間デザインを邪魔しない

「レジ」という無骨な機械がなくなるだけで、カウンター周りは驚くほどスッキリします。iPadは薄く、デザイン性も高いため、カフェ、美容室、アパレルショップなど、お店のブランドイメージや内装にこだわるオーナー様に最適です。 キッチンカーやイベント出店など、限られたスペースで営業する業態にも選ばれています。

メリット3:誰でも直感的に操作できる「使いやすさ」

iPadの最大の強みは、その「直感的な操作性」です。 スマホやタブレットの操作に慣れている現代人にとって、iPadレジの操作を覚えるのは非常に簡単です。新人アルバイトへの教育時間も大幅に短縮でき、人手不足に悩む店舗にとって大きな助けとなります。

メリット4:高機能な「売上分析・経営管理」が自動で

これがPOSレジの真価です。

  • ABC分析: どの商品が売れ筋(A)で、どの商品が死に筋(C)かを自動で分析。
  • 時間帯分析: ランチとディナー、平日と休日など、時間帯や曜日ごとの売上傾向を可視化。
  • 在庫管理: 商品が売れるたびに在庫が自動で減算。「在庫があと5個になったらアラート」といった管理も可能です。
  • 顧客管理: 「Aさんは3回目の来店」「Bさんは前回〇〇を購入」といった顧客情報を紐付け、きめ細かな接客に活かせます。

これらの分析結果は、日々の「勘」に頼った経営から脱却し、データに基づいた戦略的な経営(例:売れ筋商品の仕入れを厚くする、暇な時間帯にセールを打つ)を可能にします。

メリット5:外部サービスとの「連携・拡張性」

iPadレジは、様々な外部サービスと連携(API連携)できるのが強みです。

  • キャッシュレス決済端末
  • 会計ソフト(freee, マネーフォワードなど)
  • モバイルオーダーシステム

これらと連携することで、お店のデジタル化を一気に加速させることができます。

導入前に知っておきたいデメリットと対策

メリットばかりに見えるiPadレジですが、導入前に知っておくべき注意点もあります。しかし、これらは事前に対策を打つことが可能です。

  • デメリット1:インターネット環境が必須 クラウド型が主流のため、安定したWi-Fiなどのインターネット回線が必須です。
    • 対策: STORES レジ のように、万が一ネットが切断されても会計(オフライン販売)が可能な**「オフラインモード」**を搭載しているアプリを選ぶと安心です。
  • デメリット2:バッテリー(充電)の管理が必要 iPadは電子機器のため、当然ながら充電が必要です。
    • 対策: 常時給電が可能なレジスタンド(台座)を使用することで、この問題は簡単に解決できます。
  • デメリット3:物理的な脆弱性 従来のレジに比べ、落下や水濡れには弱い側面があります。
    • 対策: 頑丈なスタンドで固定し、水のかかりにくい場所に設置することで、リスクを最小限に抑えられます。

iPadレジの導入に必要なものリスト

「すぐにでも始めたいけど、何を揃えればいい?」という方のために、必要な機器をリストアップしました。

【必須】1. iPad本体

レジアプリを動かす「脳」の部分です。

どのiPadを選べばいい?

STORES レジ のような高機能アプリは、iOS 16.0以降のiPadに対応しています。新品である必要はなく、中古のiPadや、既に持っているプライベートのiPadでも(セキュリティに注意すれば)利用開始できます。導入コストを抑えたい場合は、標準のiPadで十分です。

【必須】2. レジアプリ

STORES レジ などのPOSレジアプリです。App Storeからダウンロードします。STORES レジ は、Android端末には対応していませんのでご注意ください。

STORES レジ のアプリはこちらからダウンロードできます。

【必須】3. インターネット環境

安定したWi-Fi(光回線推奨)またはモバイル回線(4G/5G)。

【推奨】4. キャッシュドロワー(現金入れ)

iPadレジと連動し、会計時に自動で開くタイプが便利です。STORES レジ は推奨のドロワーとBluetoothまたは有線LANで接続可能です。

STORES レジ と連携できる周辺機器に関しては、こちらでご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

【推奨】5. レシートプリンター

お客様にレシート(領収書)をお渡しするために必要です。キッチン伝票の出力にも使えます。

【任意】6. キャッシュレス決済端末

クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応するための端末。

STORES 決済 の端末なら、STORES レジ とBluetoothでシームレスに連携し、会計金額の「二度打ち」が不要になるため、ミスがなく非常にスピーディーです。

【任意】7. その他(バーコードリーダーなど)

雑貨店やアパレルショップなど、商品数が多い場合は、バーコードリーダーがあると商品登録や会計が格段に早くなります。

失敗しないiPadレジアプリ「比較・選び方」の5大基準

iPadレジの性能は「アプリ」で決まります。どのアプリを選ぶべきか、5つの比較基準をご紹介します。

基準1:料金体系(「無料」の範囲はどこまでか)

「月額0円」を謳っていても、実は「商品登録10点まで」や「売上分析は有料」といった制限があるアプリも多いです。

STORES レジ のフリープランは、商品登録数が無制限で、POSレジの根幹機能である「売上分析」や「在庫管理」も月額0円で利用できます。まずは無料でどこまで使えるのか、その「無料の範囲」をしっかり比較しましょう。

基準2:業態に合った機能があるか

  • アパレル・雑貨店: 色やサイズ違いを管理できる「バリエーション機能」、高機能な「在庫管理」。
  • 飲食店: 「テーブル管理機能」(卓番ごとの会計)。

基準3:操作がシンプルで、迷わないか

多機能すぎても、使いこなせなければ意味がありません。

毎日使うものだからこそ、スタッフ全員がマニュアルを見なくても直感的に操作できる「シンプルさ」は、機能の数以上に重要です。

基準4:サポート体制は万全か

「レジが動かない」「決済ができない」は、お店にとって致命的です。

万が一のトラブル時に、メールだけでなく電話サポートがあるか、ヘルプページは充実しているか、など、サポート体制の質も確認しましょう。

基準5:将来の拡張性(「エコシステム」)はあるか

これが、実は最も見落としがちな「未来への投資」の視点です。

「今はレジだけでいい」と思っていても、数年後には「ネットショップも始めたい」「テイクアウトのモバイルオーダーも導入したい」と考えるかもしれません。

その時、レジとネットショップ、レジとモバイルオーダーのデータがバラバラだったらどうでしょうか? 在庫管理も売上集計も手作業で二重管理となり、非効率の極みです。

結論:なぜ「STORES レジ」があなたのiPadレジに最適なのか

前述の5つの基準、特に「基準5:将来の拡張性」において、STORES レジ は他のレジアプリにはない、圧倒的な強みを持っています。

STORESが提供する「シームレスな店舗運営」

STORES であれば、以下のサービスがたった一つのアカウントで管理・連携できます。

データが連携すると、こんな未来が実現します

  • 在庫管理の自動化: STORES ネットショップ で商品が1個売れたら、STORES レジ の店頭在庫も自動で1個減ります。もう在庫管理で悩む必要はありません。
  • 売上の自動集計: STORES レジ での売上も、STORES ネットショップ での売上も、すべて一つの管理画面で自動集計されます。
  • 会計の高速化: STORES レジ の会計金額は、STORES 決済 の端末に自動で送信されます。「二度打ち」が不要になり、ミスがゼロになります。

まとめ

iPadレジは、単なる会計機ではなく、お店の「人手不足」「売上管理」「デザイン性」といったあらゆる経営課題を解決する、強力なパートナーです。

数あるアプリの中で迷った時は、「無料プランの充実度」「操作のシンプルさ」、そして何より「将来、やりたいことが増えた時に、データがしっかり連携してくれるか」という拡張性(エコシステム)の視点を持ってください。

STORES レジ は、月額0円のフリープランから、その高機能とシンプルな操作性を体験できます。そして、あなたのビジネスが成長するあらゆるフェーズ(決済、EC、モバイルオーダー)にも、途切れることなく寄り添い続けます。

まずは、あなたのiPadにアプリをダウンロードするところから、新しい店舗運営を始めてみませんか?

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