「ピラティスのとき、どんな音楽を流せばいいのか分からない」「スタジオのBGM、今のままでいいのか自信がない」——ピラティスは呼吸と動作を同期させるエクササイズだからこそ、音楽選びがレッスンの質を大きく左右します。
結論から言うと、ピラティスの音楽はBPM60〜100のボーカルなしインストゥルメンタルが基本です。スタジオで流すなら、店舗側の手続きが不要な店舗向けBGMサービス(月額980円〜(2年プラン・月額換算・税込)の STORES BGM など)を選ぶ方法があります。
ピラティスの音楽選びは、BPM60〜100・ボーカルなしのインストゥルメンタルを軸にして、レッスンのフェーズとスタイルでテンポを上下させるのが基本です。呼吸と動作の同期を邪魔しないテンポ帯であることが、ジムの筋トレBGM(BPM120〜150中心)との一番の違いです。
自宅で楽しむだけなら、ストリーミングサービスのピラティス向けプレイリストを自由に使えます。一方、スタジオで来店客に向けて流す場合は著作権処理が必要になるため、処理済みの店舗向けBGMサービスを使うのが実務的です。
なかでも STORES BGM は月額980円〜(2年プラン・月額換算・税込)・著作権管理団体への申請手続き不要で、ヒーリングやチル系などピラティスに合う落ち着いたプレイリストもワンタップで流せます。7日間の無料トライアル(カード登録不要)があるので、スタジオの雰囲気に合うかそのまま試せます。
まずは、無料トライアルでスタジオの雰囲気に合うかどうかお試しください。
ピラティスに音楽が重要な理由は、呼吸のペースメーカー・集中のスイッチ・スタジオの世界観づくりという3つの実務的な役割を果たすからです。特にBPM60〜80前後の穏やかな曲は、胸式呼吸の吸う・吐くのサイクルと動作の同期を助けます。

ピラティスは胸式(ラテラル)呼吸を保ちながら、呼吸に合わせてエクササイズを進めるメソッドです。一定のテンポの音楽は、この呼吸と動作のリズムを保つメトロノームのような役割を果たします。
テンポが速すぎる曲は呼吸を浅くし、動作を雑にしてしまう傾向があります。逆にBPM60〜80前後の穏やかな曲は、吸う・吐くのサイクルと動作の同期を助けてくれます。
ピラティスは自分の身体の感覚に意識を向け続けるエクササイズです。歌詞のあるボーカル曲は言語情報として意識を持っていきやすいため、ボーカルなしのインストゥルメンタルが集中を保ちやすいとされています。
いつも同じ系統の音楽で始めることで、「この音が流れたらピラティスモード」という切り替えの合図としても機能します。
スタジオ運営の視点では、BGMは内装や照明と並ぶ空間演出の要素です。静かなピアノが流れる落ち着いたマットスタジオと、リズミカルなハウスが流れるボディメイク系マシンスタジオでは、同じピラティスでも来店客が受け取る印象がまったく変わります。
BGMの方向性をスタジオのコンセプトと揃えることが、体験の一貫性=リピートにつながるブランドづくりの第一歩です。
ピラティスのBPM目安は、導入50〜70・マット60〜80・マシングループ90〜120・リズム系110〜128・クールダウン50〜70の5段階で考えるのが基本です。レッスンのフェーズごとに目安を決めておくと選曲に迷いません。
| レッスンフェーズ | BPM目安 | 合う曲調 |
|---|---|---|
| 導入・呼吸の準備 | 50〜70 | アンビエント・自然音 |
| マットエクササイズ | 60〜80 | ピアノ・ヒーリング系インスト |
| マシン(リフォーマー)グループ | 90〜120 | チルハウス・ミディアムポップス |
| リズム系・ボディメイク系クラス | 110〜128 | ハウス・K-POP・R&B |
| クールダウン・ストレッチ | 50〜70 | スローピアノ・ドローン系 |
※ BPMはあくまで選曲の目安です。クラスの強度や参加者の層に合わせて調整してください。
ポイントは、1レッスンの中でBPMを「低→中→低」の山なりに動かすことです。導入で呼吸を落ち着かせ、メインエクササイズでテンポを少し上げ、クールダウンで再び下げる流れを作ると、レッスン全体に自然な起伏が生まれます。
Apple MusicやSpotifyのピラティス向けアルバムには「BPM60」のようにテンポを明記したものも多く、フェーズごとの目安を決めておけばプレイリスト作りがぐっと楽になります。
ピラティスの音楽でおすすめの定番ジャンルは、アンビエント・ピアノインスト・チルハウス・Lo-Fi・洋楽ポップス/R&B・K-POP系の6つです。クラスのスタイル別に向き不向きを整理します。

波の音・雨音・シンセパッドが溶け合うアンビエントは、呼吸を深くしたい導入部やマットクラスの定番です。テンポ感が薄いぶん動作を急かさず、瞑想的な集中に向きます。
ピアノソロやピアノ+ストリングスのヒーリング系インストは、上品さと集中しやすさを両立できる万能ジャンルです。Ludovico Einaudiに代表される現代ピアノ系の静かな楽曲がイメージに近く、落ち着いた大人向けスタジオの世界観づくりにも向きます。
控えめな4つ打ちのチルハウスは、リフォーマーでのフロー系エクササイズと相性が良いジャンルです。一定のビートが動作のテンポキープを助けつつ、音数が少ないためインストラクターのキューイング(声かけ)を邪魔しません。
ゆったりしたビートのLo-Fiは、会話の多いパーソナルレッスンや少人数クラスに向きます。カフェのような親密な空気を作りたいスタジオにおすすめです。
しなやかに動くフロー系クラスでは、ミディアムテンポの洋楽ポップスやR&Bも人気です。歌詞が気になる場合は、ボーカル入りをメイン動作の時間帯だけに絞る、音量を下げるなどの調整をすると集中を妨げにくくなります。
「音楽に合わせて動く」タイプのリズム系マシンピラティスでは、BPM120前後のハウスやK-POPが使われる傾向があります。エネルギッシュなボディメイク系クラスの世界観に合うジャンルです。
同じピラティスでも、マット(BPM60〜80中心)とマシン・リフォーマー(BPM90〜120中心)では合う音楽のテンポが大きく変わります。近年増えているマシンピラティス専門スタジオの多くは、音楽をレッスン体験の中心に置いています。

マットピラティスは自重で行うぶん、身体の内側の感覚に意識を向ける時間が長くなります。BPM60〜80のピアノ・アンビエント系で、呼吸のリズムを支える静かな選曲が基本です。
リフォーマーを使うグループレッスンは、動作の切り替えが多くテンポも速いため、BPM90〜120のビートのある曲が合います。音楽のリズムに動作を乗せることで、キツいエクササイズでも楽しく続けられるのがマシングループの魅力です。
大手スタジオの公式情報からも、音楽がレッスン体験の核になっていることが読み取れます。
こうした「レッスンの曲が話題になるスタジオ」に共通するのは、選曲がレッスンプログラムの一部として設計されていることです。個人経営のスタジオでも、クラスのコンセプトに合わせてBGMの方向性を固定するだけで、体験の質はぐっと上がります。
自宅ピラティスは、YouTube・Spotify・Apple Musicなど普段使っている音楽サービスをそのまま自由に使えます。私的な利用であれば著作権の心配は基本的に不要ですが、同じ音源をスタジオで来店客に流すと規約違反になる点だけ注意が必要です。

ただし、この「無料で使える」はあくまで自宅での私的利用の範囲の話です。同じYouTubeやSpotifyでも、スタジオで来店客に向けて流すと規約違反になります。ここから先はスタジオ運営者向けに、その線引きを解説します。
ここからはピラティススタジオを運営する方向けの内容です。スタジオで来店客に向けてBGMを流すときは、著作権の処理が完了した楽曲・サービスを使うことが原則です。
Spotify・Apple Music・YouTube Musicなどの個人向け音楽サブスクは、利用規約で個人的かつ非営利目的の利用のみに限定されています。スタジオの来店客に向けた再生は利用規約違反です。
利用規約に記載されている通り、Spotifyは個人および非営利目的でのみ使用できます。つまり、バー、レストラン、学校、店舗、サロン、ダンススタジオ、ラジオ局などの事業所で、公にSpotifyを放送または再生することはできません。 (出典:Spotify公式サポート)
Spotifyの規約には「ダンススタジオ」が名指しで含まれており、ピラティススタジオも同じ扱いと考えるのが自然です。加えて、著作権のある楽曲を無許諾で店舗(公衆)に向けて再生する行為は、著作権法上の演奏権侵害にあたる可能性があります。規約違反と著作権法違反のリスクが二重に発生する状態です。
関連記事:店舗でSpotify・YouTubeは違法?個人サブスクが使えない理由と合法的なBGM導入法【2026年版】
| 方法 | 著作権処理 | コスト目安 |
|---|---|---|
| 個人向けサブスク(Spotify等) | NG(規約違反) | 月額980円〜 |
| 市販CD・レコードを流す | 演奏権の許諾が必要 | JASRAC使用料別途 |
| JASRACに個別申請して使用料を支払う | 自分で申請 | 月額数千円〜 |
| 店舗向けBGMサービスを契約 | サービス側で処理済み | 月額980円〜(2年プラン・月額換算・税込。サービスやプランにより異なる) |
おすすめ度
| 方法 | おすすめ度 |
|---|---|
| 個人向けサブスク(Spotify等) | NG |
| 市販CD・レコードを流す | 条件付き |
| JASRACに個別申請して使用料を支払う | 条件付き |
| 店舗向けBGMサービスを契約 | おすすめ |
最も実務的なのは店舗向けBGMサービスの契約です。月額980円〜(2年プラン・月額換算・税込)から使えるサービスがあり、著作権処理・楽曲提供・アプリ操作がひとまとめになっているため、スタジオ側で著作権管理団体への申請手続きをする必要がありません。
なお、JASRAC管理楽曲をフィットネス施設で使う場合、BGMとしての利用とは別に、レッスンプログラムと一体で楽曲を使う場合は異なる使用料区分が適用される場合があります。市販楽曲をレッスンに組み込みたい場合は、事前にJASRACへ確認するのが確実です。
関連記事:店内BGMの著作権完全ガイド|JASRACの使用料・手続きと商用利用OKな5つの方法【2026年版】
2026年10月時点でピラティススタジオに使いやすい店舗BGMサービスは、STORES BGM・BGMC Station・モンスター・チャンネル・OTORAKU・USEN MUSICの5社です。料金・対応端末・無料トライアルの早見表で比較します。
料金
| サービス | 月額(プラン・税込) | 初期費用(税込) |
|---|---|---|
| STORES BGM | 980円(2年プラン・月額換算)〜1,980円(月額プラン) | 0円(手持ちの端末を利用) |
| BGMC Station | 1,078円(2年プラン・月額換算)〜2,156円(月額プラン) | 0円 |
| モンスター・チャンネル | 2,068円(2年プラン)〜3,168円(月額プラン) | 0円 |
| OTORAKU | 3,608円(3年割)〜4,488円(通常プラン) | 3,300円(事務手数料) |
| USEN MUSIC | 要問い合わせ(公式非公開) | 要問い合わせ(公式非公開) |
ピラティス向きプレイリスト・無料トライアル
| サービス | ピラティス向きプレイリスト | 無料トライアル |
|---|---|---|
| STORES BGM | あり(業種・雰囲気別) | 7日間(カード不要) |
| BGMC Station | ジャンル別(全曲生演奏インスト) | 14日間(カード不要) |
| モンスター・チャンネル | 癒やし・チルのムード分類あり | 14日間 |
| OTORAKU | ジャンル・時間帯・イメージから選べる(ピラティス専用の記載は公式情報なし) | 最大31日間(当月無料) |
| USEN MUSIC | 公式情報なし | 公式情報なし(要問い合わせ) |
対応端末
| サービス | 対応端末 |
|---|---|
| STORES BGM | iOS / Android / Fire / PCブラウザ |
| BGMC Station | iOS / Android / Fire / PCブラウザ |
| モンスター・チャンネル | iOS / Android / Fire / PC |
| OTORAKU | iOS / Android / タブレット |
| USEN MUSIC | 専用タブレット |
※ 2026年10月時点の各社公式情報をもとにしています。BGMC Station の料金はBGMC Station 公式サポート「利用料金はいくらですか?」によります。月額はプランを明記して税込で記載しています(税抜表記のサービスは税抜価格に消費税10%を加算して換算)。USEN MUSICは料金が公式サイトでは非公開のため「要問い合わせ」としています。「公式情報なし」は、公式サイトで確認できる範囲(2026年10月時点)では記載が見当たらない項目です。料金や条件は変わることがあるので、必ず各社の公式サイトで最新情報を確認してください。
STORES BGM は、STORES のスタンダードプランにも含まれています。プラン料金に含まれるため、STORES BGM への別途のお支払いはありません。

| 最安プラン(税込) | 月額換算 980円(2年プラン) |
|---|---|
| 初期費用 | 0円(手持ちの端末を利用) |
| 業種別プレイリスト | あり(ヒーリング・チル系充実) |
| ジャンル | オールジャンル |
| 対応端末 | iOS / Android / Fire / PCブラウザ |
| 無料トライアル | 7日間(カード不要) |
STORES BGM は、STORES 株式会社が運営する月額980円〜(2年プラン・税込)・初期費用0円(月額利用料のみ。アプリを入れるスマホ・タブレット・PCは手持ちのものを使います)の店舗向けBGMアプリです。オリジナル楽曲が中心で、著作権管理団体が管理する楽曲は配信していないため、著作権管理団体への申請手続きや追加の著作権料は不要です。
約6,000曲・オールジャンルの楽曲を、業種や雰囲気で選ぶだけで流せるプレイリストが揃っており、ヒーリング・ピアノ・チル系などピラティススタジオに合う落ち着いた選曲もワンタップで完了します。バックグラウンド再生・自動ループに対応し、朝に再生ボタンを押せば閉店まで音楽が途切れません。
スケジュール機能を使えば、午前のマットクラスは静かなヒーリング、夕方のマシングループはチルハウス、といった時間帯ごとのプレイリスト自動切り替えも可能です。CM・アナウンスの差し込み機能を使えば、レッスン予約の案内やスタジオからのお知らせをBGMの合間に自動再生できます。
料金は月額プラン1,980円・1年プラン1,480円/月・2年プラン980円/月(いずれも税込・1店舗あたり)。7日間の無料トライアルはクレジットカード登録不要で、無料トライアル終了後に自動で有料プランへ切り替わることはありません(STORES BGM よくある質問「無料トライアルのあと、自動で課金されますか?」)。1契約で使える端末の台数に上限はありません。
BGMだけを使うなら単品プラン、ほかの STORES のサービスもあわせて使うなら、STORES BGM も含まれるスタンダードプランがおすすめです。
まずは、無料トライアルでスタジオの雰囲気に合うかどうかお試しください。
| 最安プラン(税込) | 1,078円(2年プラン・月額換算) |
|---|---|
| 初期費用 | 0円 |
| 業種別プレイリスト | ジャンル別チャンネル |
| ジャンル | 全曲生演奏インストゥルメンタル |
| 対応端末 | iOS / Android / Fire / PCブラウザ |
| 無料トライアル | 14日間(カード不要) |
BGMC Stationは、YouTubeの「Cafe Music BGM channel」を運営するCLAP's Inc.による店舗用BGMアプリです。全曲がボーカルなしの生演奏インストゥルメンタルという個性があり、ピアノ・ギター中心の上質な音がマットピラティスや落ち着いた大人向けスタジオにフィットします。
料金は月額1,078円〜(2年プラン・月額換算・税込)、月額プランは2,156円(税込)、初期費用は0円です(出典:BGMC Station 公式サポート「利用料金はいくらですか?」)。14日間の無料トライアルはカード登録不要です(出典:App Store掲載の説明)。App Store評価は4.3(134件)です(出典:App Store)。
全曲が生演奏のインストゥルメンタルのため、マットクラスなど静かなクラス中心のスタジオに向きます。
| 最安プラン(税込) | 月額 2,068円(2年プラン) |
|---|---|
| 初期費用 | 0円 |
| 業種別プレイリスト | 癒やし・チルのムード分類あり |
| ジャンル | 500万曲・1,000以上のチャンネル |
| 対応端末 | iOS / Android / Fire / PC |
| 無料トライアル | 14日間 |
モンスター・チャンネルは、世界中の500万曲から厳選した1,000以上のチャンネルを持つ店舗BGMサービスです。「ヨガ」「気分爽快ワークアウトミュージック」などフィットネス系チャンネルが揃っており、導入事例にはコナミスポーツのピラティス関連サービスも掲載されています(出典:モンスター・チャンネル公式)。
料金は月額2,068円〜(2年プラン・税込)・初期費用0円・14日間無料トライアル。JASRAC・NexToneへの手続きはサービス側が代行するため、市販アーティスト楽曲系のチャンネルも利用できます。タイムスケジュール機能でクラスごとの雰囲気切り替えも自動化できます。
| 最安プラン(税込) | 月額 3,608円(3年割) |
|---|---|
| 初期費用 | 3,300円(事務手数料) |
| 業種別プレイリスト | ジャンル・時間帯・イメージから選べる(ピラティス専用の記載は公式情報なし) |
| ジャンル | 1,500万曲・600以上のプレイリスト |
| 対応端末 | iOS / Android / タブレット |
| 無料トライアル | 最大31日間(当月無料) |
OTORAKUは、株式会社USENが運営する店舗BGMアプリです。1,500万曲以上・600以上のプレイリストという圧倒的な楽曲量が強みで、洋楽ポップスやR&Bを含めた選曲の自由度を重視するスタジオに向きます。
料金は通常プラン4,488円/月(最低利用期間6ヶ月)、2年割4,048円/月、3年割3,608円/月(いずれも税込)。初期費用は事務手数料3,300円(税込)。登録当月内は無料で試せる最大31日間のトライアルがあります。
| 料金 | 要問い合わせ(公式非公開) |
|---|---|
| 初期費用 | 要問い合わせ(公式非公開) |
| 業種別プレイリスト | 公式情報なし |
| ジャンル | オールジャンル |
| 対応端末 | 専用タブレット |
| 無料トライアル | 公式情報なし(要問い合わせ) |
USEN MUSICは、有線放送大手の株式会社USENが提供する法人向けBGMサービスです。専用タブレットと通信機能が一体になった提供形態で、機材レンタル(自然故障は無償交換)やサポート体制を重視する大型スタジオ・複数店舗展開に向きます。
料金・初期費用は公式サイトでは非公開(要問い合わせ)です。
関連記事:有線(USEN)店舗BGMの料金|月額・初期費用の早見表と月額980円〜(2年プラン)の代替サービス【2026年版】
BGMサービスを導入したら、1レッスン50分を「導入5分・メイン35分・クールダウン10分」の3フェーズに分けてBPMを設計すると、レッスンの起伏と運用の再現性が両立します。営業時間帯ごとの使い分けルールもあわせて決めておきましょう。
スケジュール機能のあるBGMサービスなら、この切り替えを曜日・時間帯ごとに自動化できます。手動で選曲する運用はインストラクターの負担になりがちなので、開業時にルール化しておくのがおすすめです。
ピラティスのBGMは、インストラクターのキューイングがはっきり聞こえる音量が上限です。呼吸の指示が聞き取りにくいと感じたら、選曲ではなくまず音量を下げて調整しましょう。
BPM60〜100のボーカルなしインストゥルメンタルが基本です。マットクラスならピアノ・アンビエント系、マシングループならチルハウス系が定番です。スタジオで流す場合は、店舗側の手続きが不要な店舗向けBGMサービス(STORES BGMなど)から選ぶ方法があります。
フロー系クラスなら、BPM90〜115のミディアムテンポの洋楽ポップスやR&Bが合わせやすいジャンルです。歌詞に意識が向きやすい場合は、メイン動作の時間帯だけに絞る・音量を控えめにするなどの調整がおすすめです。なお、市販の洋楽をスタジオで流すには著作権処理が必要な点に注意してください。
リフォーマーのグループレッスンはBPM90〜120、音楽に合わせて動くリズム系クラスはBPM110〜128が目安です。動作の切り替えが多いため、一定のビートが続くハウス・エレクトロニカ系が使いやすいジャンルです。
pilates K・the SILK・Rintosullとも正式な使用曲リストは非公開ですが、傾向としてはBPM110〜128のリズミカルなポップス・ハウス系がレッスンの核です。pilates Kは「音楽に合わせて楽しく効かせる」レッスンを公式サイトで掲げています。近い雰囲気を作りたい場合は、ストリーミングサービスでBPM110〜128のハウス・K-POP系プレイリストを探すと世界観を再現しやすくなります。
NGです。個人向けサブスクの利用規約は個人的・非営利の利用に限定されており、スタジオでの再生は規約違反になります。著作権のある楽曲を無許諾で来店客に向けて流すと、著作権法違反にあたる可能性もあります。店舗向けBGMサービスか、JASRAC等への手続きを済ませた方法を選んでください。
エアロビ・筋トレはBPM120〜150前後の高強度なビートが中心なのに対し、ピラティスはBPM60〜100の呼吸重視のインストが基本です。運動強度が上がるほど合うBPMも上がる傾向があります。ジム・筋トレ向けの選曲は関連記事「ジム・筋トレにおすすめのBGM15選」で詳しく解説しています。
ピラティスの音楽は、BPM60〜100のボーカルなしインストを軸に、マット/マシン・レッスンフェーズ・時間帯で調整するのが選曲の基本です。自宅なら好きなサブスクで自由に楽しめますが、スタジオで流すならSpotifyやYouTubeの流用は規約違反・著作権法違反のリスクがあるため、著作権処理済みの店舗向けBGMサービスを選んでください。
この記事で紹介したBGMサービスの多くは無料トライアルを用意しています。各サービスの特徴を参考に、気になったサービスはまず無料トライアルでスタジオの雰囲気に合うかどうかを試してみてください。実際に流して比較することが、失敗しないBGM選びの一番の近道です。
迷ったら、月額980円〜(2年プラン・月額換算・税込)という料金と、著作権管理団体への申請手続きがいらない手軽さのバランスが取れた STORES BGM がおすすめです。初期費用0円・クレジットカード登録不要の7日間無料トライアルがあるので、実際にスタジオで流してみてから判断できます。
※ 2026年10月時点の公開情報をもとにしています。料金や条件は変わることがあるので、必ず各社の公式サイトで最新情報を確認してください。

STORES BGM サービスカタログ
著作権管理団体への申請不要で使える店舗BGMアプリ「STORES BGM」について、機能・特徴やプレイリスト、料金などについてご紹介しています。