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2026-01-06
2026-01-07

ECサイトの作り方は?難易度・費用・おすすめのサービスを紹介

STORES マガジン編集部
ECサイトの作り方は?難易度・費用・おすすめのサービスを紹介

ネットショップの需要が高まる中、新しくECサイトを立ち上げたいと考えている担当者の方も多いのではないでしょうか。しかし、いざ構築しようとすると、無料ツールから数千万円かかるシステムまで選択肢が幅広く、どれを選べばよいか迷ってしまうものです。

本記事では、ECサイトの主要な作り方7手法の比較や、おすすめのサービス、失敗しないためのシステム選びのポイントを分かりやすく解説します。

ECサイトの作り方と難易度

ECサイトの構築方法は、求める機能や予算、社内の技術力によって最適解が異なります。自社の事業フェーズを見極めず、オーバースペックな手法を選んでしまうと、コスト倒れや運用不能に陥ってしまうのがリスクです。

以下に、主要な7つの構築手法とそれぞれの難易度をまとめました。

構築手法 難易度 特徴
無料ASP 専門知識不要。即日開設可能。
有料ASP 低〜中 テンプレートが豊富で集客機能が充実。
ECモール 圧倒的な集客力があるが、出店料がかかる。
オープンソース 中〜高 自由度が高いが、保守・管理が自己責任。
クラウドEC・SaaS 拡張性と保守性を両立。常に最新版を利用可能。
パッケージ 中〜大規模向け。資産として所有できる。
フルスクラッチ 最高 ゼロから開発。完全オリジナルの仕組みが可能。

無料ASP

初期費用・月額費用が無料で、売れた時のみ手数料が発生する構築手法です。

難易度 低(スマホだけでも開設可能)
初期費用 数千万円〜数億円
運用コスト 0円運用コスト決済手数料(5%〜7%程度)のみ
機能・カスタマイズ性 低〜中(シンプルで初心者向け)
おすすめ事業フェーズ 個人事業主・テストマーケティング・小規模ショップ

メリット・デメリット

リスクなしで即座に開始できるのが最大の利点です。しかし、売上が増えてくると決済手数料の負担が重くなるほか、デザインの独自性を出しにくいといった限界があります。

有料ASP

クラウド上で提供されるシステムを月額制で利用する形式です。無料版より機能が充実しています。

難易度 低(管理画面の操作で完結)
初期費用 数千円〜数万円
運用コスト 月額数千円〜数万円+決済手数料
機能・カスタマイズ性 中(備わっている機能やデザインの範囲内)
おすすめ事業フェーズ 年商数百万円〜数千万円のスタートアップ・中小

メリット・デメリット

サーバー管理が不要で、集客や分析機能が標準装備されているのがメリットです。

一方で、独自機能の追加は難しく、提供元のプラットフォームの制約を受けるデメリットがあります。

ECモール

Amazonや楽天市場など、既存の巨大なプラットフォーム内に出店する形式です。

難易度 低(モールの指定フォーマットに従うだけ)
初期費用 0円〜数万円
運用コスト 運用コスト出店料(月額)、販売手数料、広告費(重要)
機能・カスタマイズ性 低(独自のブランディングはしにくい)
おすすめ事業フェーズ 集客力を優先したいすべてのフェーズ

メリット・デメリット

モール自体の集客力により、開店直後から売れる可能性があります。デメリットは、価格競争に巻き込まれやすいことと、顧客情報が自社の資産になりにくい(リピート施策に制限がある)点です。

オープンソース

ネット上に公開されている無料のプログラム(EC-CUBEなど)を利用して構築する手法です。

難易度 中〜高(サーバー構築やプログラミング知識が必要)
初期費用 100万円〜500万円(制作会社へ依頼する場合)
運用コスト 中(サーバー代、定期的なセキュリティ改修費用)
機能・カスタマイズ性 高(プラグインやソース改修で自由に拡張可能)
おすすめ事業フェーズ 年商数千万円〜数億円の中規模EC

メリット・デメリット

ライセンス料が無料のため、低コストで高機能なサイトを目指せますが、セキュリティ脆弱性が狙われやすく、常に自社で保守・更新を行う責任が伴う点が最大の懸念です。

クラウドEC・SaaS

ASPの「手軽さ」とパッケージの「拡張性」を兼ね備えた、現在最も注目される手法です。

難易度 中(外部アプリ連携などの知識が必要な場合あり)
初期費用 0円〜数百万円(プランによる)
運用コスト 月額制(定額、または売上連動)
機能・カスタマイズ性 高(API連携やアプリ追加で柔軟に対応可能)
おすすめ事業フェーズ 年商数千万円〜数十億円の成長企業

メリット・デメリット

システムがクラウド上で自動更新されるため、常に最新機能とセキュリティを維持できるのが強みです。カスタマイズも可能ですが、フルスクラッチほどの完全自由度はありません。

パッケージ

ECサイトに必要な基本機能が揃ったソフトウェアを購入し、自社サーバーに導入する手法です。

難易度 高(導入・カスタマイズにエンジニアが必須)
初期費用 数千万円〜数億円
運用コスト 高(保守費用、サーバー維持費)
機能・カスタマイズ性 高(大規模なカスタマイズが可能)
おすすめ事業フェーズ 年商数億円以上の中堅〜大企業

メリット・デメリット

中〜大規模サイトで必要な独自機能を追加しやすく、社内の基幹システムとも連携しやすいのがメリット。ただし、数年ごとにシステムの買い替えや大規模改修が必要になる「レガシー化」が欠点です。

フルスクラッチ

既存のシステムを一切使わず、ゼロから独自のプログラムを組んで構築する手法です。

難易度 最高(高度な開発スキル・設計力が必要)
初期費用 数千万円〜数億円
運用コスト 高(専任の保守チームが必要)
機能・カスタマイズ性 無制限(基幹システム等との完全連携が可能)
おすすめ事業フェーズ 年商数十億円以上の超大規模EC

メリット・デメリット

最大のメリットは、独自のビジネスモデルに合わせた「世界に一つだけのシステム」を作れる点です。

しかし、開発期間が年単位に及ぶことも多く、システムの陳腐化に合わせて自力でアップデートし続けなければならない莫大なコストがデメリットです。

クラウドEC・SaaSのサービス比較5選

現在のEC構築で主流となっている、クラウドEC(SaaS型)の主要5サービスを比較します。

それぞれ強みやコスト構造が異なるため、自社のターゲットや予算に照らし合わせて選定しましょう。

STORES ネットショップ

STORES ネットショップ は、初心者が最も使いやすく、デザイン性とコストパフォーマンスに優れたサービスです。

初期費用 0円
運用コスト フリープラン:0円 / ベーシックプラン:2,980円〜
手数料 3.6%〜5.5%
おすすめポイント 洗練されたテンプレートにより、知識がなくてもプロ級のサイトが作れます。POSレジや予約システムとの連携も強力で、実店舗を持つオーナーに最適です。

BASE

最短30秒でネットショップ開設できる、ショップ開設サービスです。

初期費用 0円
運用コスト スタンダード:0円 / グロース:16,580円
手数料 2.9%〜3.6% + サービス料3%(プランによる)
おすすめポイント 独自の「BASE Apps」により、拡張機能をスマホ1つでかんたんに追加できます。初期費用・月額無料のハードルの低さが最大の魅力です。

Shopify

世界各国で利用されている、圧倒的な拡張性を誇る世界シェアNo.1のSaaSです。

初期費用 0円
運用コスト 月額 3,650円〜(プランにより変動)
手数料 2.9%〜3.9%(プランにより変動)
おすすめポイント 数千種類以上のアプリを組み合わせることで、どんな機能も追加可能。越境ECへの対応も容易で、将来的な事業拡大を前提とするなら第一候補です。

カラーミーショップ

国内最大級の導入実績を持ち、きめ細やかなサポートと豊富な機能が特徴です。

初期費用 0円〜22,000円(プランにより変動)
運用コスト フリー:0円 / レギュラー:4,950円 / ラージ:9,595円 / プレミアム:35,640円
手数料 決済手数料 2.99%〜3.4%(プランにより変動)
おすすめポイント 運営ノウハウが豊富。カスタマイズ性が高く、自社独自のこだわりを形にしたい中小企業に選ばれています。

ecforce

広告運用やD2C(定期購入)モデルに特化した、売上最大化を目指すための高機能SaaSです。

初期費用 要問い合わせ(数十万円〜)
運用コスト 月額 数万円〜
手数料 要問い合わせ
おすすめポイント 「定期販売」「ギフト販売」「越境EC」など、さまざまな販売方法に対応する機能が装備されています。AIがデータにアクセスできるため、あらゆる業務の最適化を実現することが可能です。

システム選びのポイント5点

ECサイト構築は「作って終わり」ではなく、運営開始からが本番です。長期的な視点で後悔しないために、以下の5つのポイントを軸に検討しましょう。

自社の目標売上や商材、人的リソースを整理してから選定に入ることが成功への近道です。

  1. 売上と運用コストのバランス
  2. 開設までの期間
  3. 必要な機能の有無
  4. セキュリティ体制
  5. サポート体制

売上と運用コスト

月額費用だけでなく、決済手数料や振込手数料を含めた「トータルコスト」で算出しましょう。

売上が少ないうちは固定費無料のASPが有利ですが、売上が数百万、数千万と増えてくると、決済手数料が安い有料プランや上位システムへ移行したほうが利益率が高くなる場合があります。事業成長に合わせたコストのシミュレーションが必要です。

開設までの期間

「いつから販売を開始したいか」も重要です。無料ASPやモールであれば即日〜数日で開設できますが、パッケージやフルスクラッチでは半年〜1年以上の開発期間を要します。

季節商品やトレンド品を扱う場合は、スピード感を重視してまずはASPでスモールスタートし、軌道に乗ってから大型システムへ移行する戦略も有効です。

機能

自社の商材に特殊な機能が必要か確認しましょう。例えば、定期購入、名入れギフト、デジタルコンテンツ販売、BtoB向けの卸売機能などは、サービスによって対応可否が分かれます。

また、将来的にSNS(Instagramなど)と連携したい、実店舗の在庫と共通化したいといった要望が実現できる拡張性があるかもチェックが必要です。

セキュリティ

ECサイトは顧客の個人情報やクレジットカード情報を扱うため、セキュリティは最優先事項です。ASPやSaaS、クラウドECであれば、システム側で最新のセキュリティ対策やパッチ適用が行われるため安心と言えます。

一方で、オープンソースやフルスクラッチの場合は、自社で脆弱性対策を怠ると情報漏洩の責任をすべて負うことになるので気をつけましょう。

サポート体制

トラブル発生時や、操作方法が分からない時のサポート範囲を確認しましょう。電話対応が可能か、チャットのみか、コンサルティング的な支援はあるかなどがポイントです。

特に初めてECを構築する場合、マニュアルが充実しているか、コミュニティがあるかといった「自走しやすさ」が運営の成否を分けることになります。

まとめ

ECサイトの作り方は、手軽なASPから高度なフルスクラッチまで多岐にわたります。

最も大切なのは「今、自社にとって何が必要か」を明確にすることです。無理に高額なシステムを選ばず、まずは使いやすさとコストのバランスが取れたサービスから始めるのが、失敗しないネットショップ運営の秘訣です。

なかでも、「STORES ネットショップ」は、初期費用・月額無料で始められ、専門知識がなくても誰でも洗練されたショップを作ることができます。将来的に実店舗と在庫を共有したい、予約を受け付けたいといった拡張ニーズにもワンストップで対応可能です。

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