ネットビジネスに興味はあるものの「本当に稼げるのか怪しい」「どんな仕事があるのかわからない」といった不安から、実際に始められずにいる人も多いのではないでしょうか。
今回は、ネットビジネスの代表的な種類や始め方、副業・起業に最適な理由を解説します。興味のある方はぜひ参考にしてください。
ネットビジネスとは?
ネットビジネスとはインターネットを使い、商品やサービスを販売し利益を得るビジネスの総称で、「オンラインビジネス」、「インターネットビジネス」とも呼ばれます。
ネットビジネスには、ネットショップ運営、アフィリエイト、せどり、コンテンツ販売など多くの種類があります。パソコンやスマートフォンなどでインターネットが使用できれば、時間を問わずどこでも仕事ができるのが特徴です。会社員と比べて少ない労力で大きな収益が得られる可能性があるほか、副業として始めやすいことから注目を集めています。
- ネットショップ運営:自社商品や仕入れ商品をネットショップで販売する
- アフィリエイト:他社の商品やサービスをブログやサイト、SNSで紹介し、成果報酬を得る
- オンラインコンテンツ販売:電子書籍や動画、写真、音楽などを販売する
- オンラインサロンや有料コミュニティの運営:会員制サービスで月額課金を得る
- クラウドソーシング:インターネット上で業務委託案件を受注する
- 広告収入:ブログやYouTubeなどでアクセス数に応じた広告収入を得る
ネットビジネスは手軽に参入できるのが特徴ですが、種類によって求められるスキルや難易度が異なります。利益が出せるまで時間がかかるものもあり「稼げない」といわれやすく、途中で撤退する人も少なくありません。仕事により収益に大きな差があるため、自分が稼ぎたい金額を見据えて仕事を選ぶ必要があるでしょう。
ネットビジネスに株式投資やFX、仮想通貨を含める場合もありますが、ビジネスと投資は別物です。ビジネスは「商品やサービス」など価値あるものから利益を出しますが、投資は「お金」を使って利益を生み出します。今回は投資を除いたネットビジネスを紹介します。
ネットビジネスのメリット
ネットビジネスを始めるメリットを5点説明します。
①初期費用やランニングコストが少なくて済む
実店舗を開く場合は、開設費や固定費が高額になりがちですが、ネットビジネスは自宅でも仕事ができるため、費用が少なくて済みます。手持ちの資金がない場合でも低リスクで気軽に始められるのが特徴です。
②副業として始められる
ネットビジネスは時間や場所を選ばず仕事ができるため、本業の空き時間を活用して副業として始められるのもメリットです。本業で収入を確保しながらネットビジネスを始めれば、軌道に乗るまでの間に低収入期間が続いても、無理なく取り組めるでしょう。適性があると判断できれば、本業として独立も可能です。
③対人関係のストレスが少ない
ネットビジネスは一人で作業できるため、対人関係のストレスが少なくなります。会社員などで対人関係に悩んでいる場合は、ネットビジネスを始めてみるのもよいかもしれません。
④自分の都合で仕事ができる
ネットビジネスは、自分で自由に時間を設定できます。会社員のように就業時間が決まっておらず、自分の都合のよい時間を仕事にあてられるため、自分のパフォーマンスを最大限に発揮できるでしょう。移動の必要もなくなり、時間を節約できるのもメリットです。
⑤インターネットを利用するため地域が限定されない
インターネットは日本だけでなく世界とつながっているため、地域を限定せず多くの人を相手にサービスを提供できます。集客の工夫次第で、実店舗より大幅にお客さまを増やすことも可能です。
ネットビジネスのデメリット
ネットビジネスはメリットが多くある一方で、デメリットもあります。
①収益化に時間がかかる場合もある
ネットビジネスが軌道に乗り収益が出せるまでには時間がかかります。なかには、始めてから数カ月~半年ほど無収入期間が続くものもあります。あきらめず着実に仕事を続けるメンタルが必要です。
②専門的なスキルが必要
ネットビジネスのなかでも、専門性の低い単純なものは競合が多いだけでなく、利益率も低く報酬アップが見込めないものが多いでしょう。ネットビジネスで高収入を目指すのであれば、専門性の高いスキルを身につけておく必要があります。
③孤独になりがち
ネットビジネスは一人でおこなう仕事が多く、人とのつながりが希薄になりがちで、孤独感が強まる可能性があります。特に、結果が出ないときは精神的に疲弊し、モチベーションが保ちづらくなるでしょう。ワーキングスペースやカフェを利用し、気分転換を図るなどの工夫が必要です。
代表的なネットビジネスの種類とメリット・デメリット
ネットビジネスの代表的な6種類について、特徴を紹介します。
物販(ネットショップ運営)
物販(ネットショップ運営)とは、オンライン上に自分のお店を開き、仕入れた商品や自分で作った商品を販売するものです。
ネットショップ運営はハードルが高いように見えますが、現在は便利なショップ作成ツールが多く存在するので、パソコンの専門知識がなくてもかんたんにネットショップを作成できます。日本だけでなく海外に販売できるのも特徴です。
実店舗のような初期費用がかからないのもメリットですが、アフィリエイトなどと比べると、商品の準備や梱包材などで一定の資金は必要です。また、実店舗のように通行人がたまたま来店するようなことはないため、集客に工夫が必要です。
商品を仕入れるだけでなく、趣味で作成したハンドメイド作品なども販売でき、自分の好きなことを活かせるチャンスにもなります。
メリット
- 実店舗より少ない資金で開業できる
- 日本だけでなく海外にも販売できる
- 好きなものを売れる
デメリット
- 仕入れの費用などネットビジネスのなかでは初期費用がかかる
- 集客に工夫が必要
おすすめのサービス(ネットショップ作成ツール)
- STORES ネットショップ
- BASE
- Shopify
せどり
せどりは「転売」の一種で、安く仕入れた商品に利益をつけて販売するネットビジネスです。売れる商品の見極めやコツがつかめれば、短期間で高収入も見込めます。自分の買い物に合わせて、実店舗やインターネットで商品を仕入れれば、楽しみながら仕事ができるのもメリットです。
デメリットには、仕入れに一定の資金が必要な点が挙げられます。梱包や発送作業に手間がかかる点にも注意が必要です。
メリット
- コツがつかめれば高収入を得られる
- 短期間でも成果が出やすい
デメリット
- 商品を仕入れる資金が必要
- 梱包や発送が大変
おすすめのサービス(販売だけでなく仕入れにも活用できる)
アフィリエイト
アフィリエイトは成果報酬型の広告のことです。ホームページやブログ、XやInstagramなどのSNSに広告を貼り付け、広告から商品の購入など一定の行動が起きると報酬が得られます。
ホームページやブログを開設したうえで、アフィリエイトサービスに登録すれば始められます。必要な費用はレンタルサーバーの契約費やドメインの取得費くらいで、低コストで始められるのがメリットです。
高収入を得るには、検索で上位に表示される必要があるため、SEOやライティングスキルが求められます。収益が出るまでの間は、記事を書き続ける根気強さも必要です。無収入期間も長いですが、アクセスが集まると一気に収益が増える場合もあります。軌道に乗れば自動で収益をあげられるのもメリットでしょう。
メリット
- 低コストで始められる
- 軌道に乗れば自動で収益をあげられる
デメリット
- 利益が出るまで時間がかかる
- ライティングスキルやSEOの知識が必要
おすすめのサービス(アフィリエイトASPサービス)
コンテンツ販売
コンテンツ販売は有益なコンテンツを販売して利益を得るビジネスで、メルマガや有料記事、アプリやゲーム、音楽などさまざまなジャンルのコンテンツがあります。
自分の得意分野でお客さまのニーズに対応するコンテンツをつくり、上手に集客ができれば高報酬が期待できます。元手がほとんどかからないため、利益率が高くなりますが、コンテンツの作成には非常に手間がかかるでしょう。
コンテンツ販売は販売主の信頼度が売上に影響するため、SNSやブログなどで多くの情報を発信して、信頼や実績を積むことが重要です。
メリット
- 利益率が高い
- 自分の得意分野で勝負できる
デメリット
- 作成に手間がかかる
- 信頼度や実績が必要
おすすめのサービス
- note
- STORES ネットショップ ※デジタルコンテンツの販売が可能
受託ビジネス
受託ビジネスは、オンラインの外注サービスやクラウドソーシングに登録して仕事を受注し、期日までに納品して報酬を得ます。データ入力やテープ音声の文字起こしなど単純な仕事から、ライティングやプログラミングなどさまざまな仕事があり、初心者も始めやすいのが特徴です。ただし、単純な仕事は単価も安めのため注意が必要でしょう。
自分の力量やライフスタイルにあわせて仕事が選べるのがメリットです。しかし、実績がないと仕事が受注できない場合も多く、最初は安い仕事で実績を積む必要があるかもしれません。実績を積めば受注の機会も増え、高収入の可能性も高まります。
メリット
- 納期を守れば場所や時間を選ばず仕事ができる
- 自分のスキルにあう仕事に応募できる
デメリット
- 実績がないと仕事が受注しづらい
- 単純な仕事は単価が安い
おすすめのサービス
オンライン講師
オンライン講師は趣味や学びなど、自分の経験やノウハウ、スキルをオンラインセミナーや講義で提供するサービスです。ニーズが多いのは勉強や語学ですが、ビジネススキルや写真なども需要があります。
オンライン講座は、月額費用を課金しておこなう講座と、セミナー動画を販売する2つの方法が主流です。通常のリアルの講座を開くと会場準備や移動に費用がかかりますが、オンライン講座はそうした経費を抑えられます。元手があまりかからないため、利益率が高いのが特徴です。
ただし、陶芸など受講者と一緒に作業をしなければならないような体験型の講座は開催が難しい場合もあります。また、オンラインで講座をおこなう場合は、安定したネットワーク環境が必要です。
メリット
- 得意分野が活かせる
- 利益率が高い
デメリット
- 安定したネットワーク環境が必要
- 体験型の講座は難しい場合もある
おすすめのサービス
ネットビジネスの注意点
ネットビジネスは便利で始めやすい一方で、リスクも存在します。特に情報の信頼性や法的なルール、健康面や生活のバランスに配慮が必要です。安全にビジネスを継続するために、事前にリスクを理解し、慎重な判断のもとで進めることが大切です。
怪しいサイトや詐欺に注意する
ネットビジネスには、信頼できるサービスだけでなく、詐欺や悪質なサイトも混在しています。高額な初期費用を請求されたり、「必ず儲かる」といった甘い言葉で誘われたりする場合は特に注意が必要です。
個人情報やクレジットカード情報を安易に入力しないことはもちろん、事前に運営元やサービス内容をしっかりと調べ、実績や口コミを確認しましょう。
万が一、不審な点があれば契約を見送ることも重要です。自分の財産や信用を守るためにも、慎重な対応を心がけましょう。
本業の規則に従う
会社員の方がネットビジネスを始める場合は、勤務先の就業規則や副業規定を必ず確認しましょう。副業が禁止されている会社や、事前申請が必要なケースも少なくありません。
規則に反してビジネスをおこなうと、懲戒処分や信用の失墜につながる恐れがあります。また、本業と競合する内容や、会社の業務時間中にネットビジネスをおこなうことも避けるべきです。
本業に支障が出ないよう、規則を守りつつ、誠実な姿勢で取り組むことが大切です。
無理のない範囲でおこなう
ネットビジネスは場所や時間を選ばずにできる反面、つい無理をしてしまうこともあります。収益を上げようと過度に作業時間を増やすと、体調を崩したり、本業や家庭に悪影響が出たりする可能性もあります。
継続的に取り組むためには、健康や生活リズムを優先し、自分にあったペースで進めることが大切です。無理をしすぎず、適切に休憩を取りながら、バランスのよい働き方を心がけましょう。
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