ストアーズのスタンダードプランは、ストアーズが提供するネットショップ開設サービスやキャッシュレス決済サービス、POSレジなどの複数のサービスが月額3,300円で利用でき、対面決済の手数料は1.98%からというお得なプランです。今回は、開業時からストアーズのスタンダードプランを導入された自家焙煎の珈琲豆を販売する「小豆沢珈琲焙煎所」のオーナー、佐藤淳さまと佐藤尚子さまにお話を伺いました。(※取材は2025年6月に実施)
佐藤淳さま(以下、淳さま):これまでは食品関連の会社に勤めていたのですが、2024年3月に定年退職しました。退職後、他の会社のお手伝いをしながら、一方で「自分が本当にやってみたいことは何だろうか」と考えていたときに、「会社経営に携わったことはあるものの、本当の意味で“自分の会社”を持ったことはない」と気づいたんです。そこで「一度、自分で会社をつくってみたい」と思い、2024年の11月に自家焙煎した珈琲豆を販売する会社をつくりました。
淳さま:若い頃からお酒や珈琲、紅茶などの嗜好品が好きだったんです。その中でも珈琲は、豆の焙煎度合いで味が大きく変化し、年齢を重ねるほどそのおもしろさに惹かれるようになりました。そこから「自分で会社やお店をやるなら珈琲のお店にしたい」と思ったのが始まりですね。
当初から喫茶店のようなイメージではなく、あくまで自分がおいしいと思う焙煎度合いの豆を販売したいと考えており、現在の“自家焙煎した珈琲豆を販売するお店”になりました。
淳さま:会社員時代に知り合った、珈琲豆を扱う会社の代表の方の影響が大きいですね。世界中を飛び回って珈琲豆の仕入れをされていて、その方から「珈琲豆の焙煎のおもしろさ」を教わったんです。そこからより興味を持つようになりましたね。
淳さま:珈琲豆にはいろいろな種類があるので、豆の産地や粒の大きさに合わせて焙煎時間などを調整しています。例えば、小さい豆は早く熱が通り、大きい豆は長い時間焙煎が必要などの違いです。それぞれの豆に合う焙煎度合いや時間を、何度も焙煎して見極めながら、自分たちが納得できる味になるまでカッピング(試飲)をしていますね。
また、同じ珈琲豆でも焙煎レベルを調整することで大きく味が変わります。だからこそ常に珈琲豆のベストな状態を保つよう心がけています。
一般的には、焙煎度は8種類あると言われていますが、当店では「中煎」「中深煎」を中心に販売しています。店舗をオープンしてまだ日は浅いですが、すでにリピートしてくれる方が何人もいて。「家族がおいしいって飲んでくれて、200gの豆がもうなくなったんです。他の豆も買ってきて欲しい!って頼まれました」なんて言ってくれるお客さまもいるんですよ。嬉しいですよね。
現在は、2台の焙煎機で店舗とネットショップの販売状況を確認しながら焙煎できる体制を整えました。焙煎したての美味しい珈琲豆を楽しんでいただけるようにしていますよ。
淳さま:もう、それらの導入は必須だと思っていました。これだけキャッシュレス決済が普及していて、スマートフォンだけ持って出かける方も多い時代ですから。どんなに小さなお店であっても、お客さまに「現金でお願いします」なんて言えないなと。これは、自分自身も日常生活でキャッシュレス決済を使っており、現金を持ち歩いてないことが大きいかもしれないですね。
また、実店舗での販売のみでは売上観点でも難しいんじゃないかと思っていたので、ネットショップでの販売は当初から考えていました。実店舗だけで珈琲豆を販売しても、1日に何十万も売り上げを立てることは難しいですから。開業時から実店舗でもネットでも買えるようにしたかったので、ネットショップのシステム導入も必須でしたね。
淳さま:いろいろな会社があったので、最初はどれを選んで良いか分からなかったです。でも、まずはネットショップでの販売と、店舗のキャッシュレス決済は必須だったので、このあたりのサービスが充実しているところがよかったですね。その条件で絞っていったら、結果としてそれがストアーズだった、という感じです。確か、当時は中小支援プラン(現:スタンダードプラン)という名称だったんですよね。うちはまさに中小企業だしピッタリじゃないか!と思い、導入を決めました。
淳さま:私は楽観的だったので、あまり心配することはなかったんですが、妻はいろいろ不安だったみたいです。
佐藤尚子さま(以下、尚子さま):このシステムが本当に使えるのか、使いこなせるのか、と少し不安はありました。オープンしてお客さまが来店されて、実際に使ってみないと本当のところは分からないなと。POSレジのシステムは使っていくうちに慣れるだろうと思っていましたが、ネットショップは、ページを公開して注文が入るまではドキドキしていました。あと、ネットショップに記載する商品名を決めたり、詳細ページの内容を決めたりするのも、思いの外大変でしたね。どこまで細かい情報を入れるのか、珈琲豆の産地なども入れたほうがいいのかなど、全て自分たちで決める必要があったので、そこが開業前に大変だったところのひとつでしたね。
淳さま:もしバラバラの会社のシステムを導入していたら、私たちはパンクしていたと思います。手続きや商品登録設定など、ネットショップとPOSレジ、キャッシュレス決済のそれぞれのシステムやデータがひとつに統合されているからこそ、開業直後でもスムーズに店舗運営できているなと感じますね。
尚子さま:日々の店舗運営の中でいうと、POSレジはタッチで全てが完結し、事前に商品登録をしておくことで、金額も打ち間違えることがありません。ですから、困ることはないですね。現時点でレジでのトラブルはなく、使うごとにレジの操作もネットショップの操作も慣れてきていると感じています。
淳さま:店舗では現金とキャッシュレスの両方を使えるようにしていますが、日によってはキャッシュレス決済の方が多い日もあるんですよ。お客さまの利便性を考えると、やはりキャッシュレス決済を最初から導入してよかったなと思いましたね。
あと、開業してすぐなのに、ネットショップで全く知らないお客さまからの注文が入ったことには驚きました!嬉しいですよね。ただ、まだまだ認知は広げていかないとなと思っていますので、これから頑張っていきたいですね。
淳さま:これからは地元のカフェなどに珈琲豆を卸せるようになったら嬉しいですね。この前ご近所のカフェにご挨拶に行ったら、「将来的にそういうことができるといいね」なんていう話もできたので、この小豆沢という地域の中から少しずつ輪を広げていけたらいいなと思います。
あとは、とにかく地元の常連さんを増やすことですね。「おいしいね」と言ってくれるお客さまがいることはとてもありがたいので、そんな方々を裏切らないように、おいしい珈琲豆を提供していきたいなと思っています。
淳さま:システム導入時にわからないことや不安なことがあったら、ストアーズの電話サポートなども活用してみることをおすすめします。メールでのやりとりももちろん便利ですが、どうしても伝わりきらないなどの限界があるので、電話で直接話した方が意図も伝わりやすいですからね。ぜひそういったサポートもうまく活用してみてください。
ネットショップ・POSレジ・対面キャッシュレス決済など、複数のサービス利用でお得になる「スタンダードプラン」をぜひご検討ください。
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