更新日
2025-07-04

【第3回 Instagramショッピング機能】STEP2. 商品を登録しよう

STORES Magazine編集部
【第3回 Instagramショッピング機能】STEP2. 商品を登録しよう

Instagram(インスタグラム)のショッピング機能の、手動商品登録・連携について、解説するシリーズ。

本記事は、手動で更新したい方向けの参考記事となります。
STORES ネットショップ の方は、無料の自動連携機能「Instagram 販売連携」が便利で、かんたんです。

前回の『STEP1. アカウントの設定をしよう』では、Instagram ショッピング機能を始めるために、Instagram・Facebookのアカウント設定をおこないました。

第3回は「STEP2. Facebookページにタグ付けしたい商品を登録する」を解説します!

Facebookページに商品を登録すると、Instagramにタグ付けする製品の製品リストを作ることができます。登録方法には2種類あり、

  • Facebookページから製品を1つずつ登録する方法
  • ビジネスマネージャのカタログで、製品を一括登録する方法

があるので、両方解説していきます。

 

【2020/08/4追記】
現在、Instagram販売連携の新規利用にはあらかじめドメイン認証の手続きが必要となりました。また、STORES ネットショップ には自動連携できる無料機能「Instagram販売連携」がございます。 自動連携を用いた最新の手順は こちらをご参照ください。

Instagram ショッピング機能を始めるための条件をおさらい

今回も、Instagramショッピング機能を始めるための条件をおさらいしましょう。

  1. ビジネスで、販売者契約コマースポリシーに準拠した物理的な商品を販売している
  2. Instagramアカウントがビジネスプロフィールに移行済みである
  3. Instagramアカウントが所有権のある Facebookページと接続 されている
  4. Facebookページでショップセクションを追加もしくはビジネスマネージャでカタログを作成している

(Instagram、フィード投稿から商品が購入できる「ショッピング機能」を日本国内で導入開始 | Metaニュースルーム より)

本記事の設定を行うことにより、4番目の条件を満たすことができます。1番目の条件は登録している商品内容によるので、オーナーさんは自分が登録する商品が準拠しているか確認しておきましょう。

1. Facebookページから製品をひとつずつ登録する方法

Facebookページから製品を登録するには、ショップセクション(Facebook上で利用者に直接製品の紹介・販売ができる機能)から登録します。

ショップセクションを利用するには、ショップタブ(Facebook上で表示されるショッピングページ用のボタン)をFacebookページに出す必要があるので、

  • ステップ1 Facebook ページ にショップタブを出す
  • ステップ2 Facebook ページ のショップセクションを始める
  • ステップ3 ショップセクションから製品を登録する

の3ステップに分けて解説していきます。

ステップ1: Facebookページ にコマースタブを出す

まずはオーナーさんが所有しているFacebookページに「コマース」というタブがあるかを確認しましょう。パソコンからFacebookページを確認し、Facebookページの左メニューに「コマース」という項目があればすでに設定は完了しています。

出ていない方は、引き続きショップタブを出すための設定を行っていきましょう。

  1. 左側のメニューバーから[編集]を選択
  2. [コマース]をクリック

以上で、Facebookページに「コマース」の項目が追加されました!

ステップ2: Facebookページでショップを設定する

ショップセクションの設定を行っていきます。

FacebookやInstagramのショップ機能を開き、[利用を始める]をクリック

販売者利用規約およびポリシーを確認し、問題なければ同意して、[次へ] をクリックします。

② パートナープラットフォームを利用して設定では、「これらのプラットフォームを利用しない」を選んで[次へ]をクリックします

③ショップの所在地を選択し、チェックアウト方法は、「他のウェブサイトでチェックアウト」をを選んで[次へ]をクリックします

ここで別のウェブサイトで精算を選択することで、FacebookやInstagramの製品タグから STORES の製品ページに飛ばすことができます。

④販売チャネルと、配送可能な国を選択し、利用規約に同意する

⑤これでショップセクションの設定が完了です!

   

ステップ3 商品を登録する

続いて、商品を登録していきましょう。

ここで登録した製品が、商品タグとしてInstagramで紐付けることができるようになります。

① 「カタログの商品」もしくは「ショップ」から[商品を追加する]を選びます。※今回は手動でおこなっています

商品を追加するのに、必要な項目を記入する画面が開きます。

② 写真を登録し、[保存]をクリックします

③ 続いて、タイトル・価格・詳細などを入力していきます

STORES のアイテム詳細ページに書いてある文言をそのままコピーして入力すればOKです。

④ 最後に、[アイテムをアップロード] を押します。

⑤  製品が登録されました!これで製品の登録は完了です。

Facebookページに商品を登録し終わったら

登録し終わると、商品の審査とInstagramショッピング機能のアカウント審査が始まります。商品の審査は比較的早く終わりますが、Instagram ショッピング機能連携のためのアカウント審査は数日かかります。

Instagramの審査が終わり、Instagramのお知らせから連絡が来るまでお待ちください。

Facebookページの商品登録は、ひとつずつ画像を確認しながらできるので、かんたんに使うことができます。しかし、たくさんの商品をもっているオーナーさんは、ひとつひとつ商品を登録していくのは大変ですよね?

次はFacebookのビジネスマネージャのカタログ機能を使って、一括登録する方法を解説します!

2. ビジネスマネージャのカタログで、商品を一括登録する方法

Facebookに製品を一括登録するためには、Facebookのビジネスマネージャの中のカタログ機能を使う必要があります。

カタログ機能とは?

商品リストをFacebookアカウントに保存する機能です。カタログ機能を使うと、製品画像がクリエイティブになる広告を出稿できたり、Facebook投稿の際も、製品のタグ付けができるようになります。

ステップ3. ショップセクションから製品を登録する で登録した製品も、自動的にカタログとして登録されています。

カタログ機能の開き方

① ビジネスマネージャを開きます

パソコンからビジネス設定にアクセスします。

② メニューバー[データソース]から、[カタログ]を開きます

ここではビジネスアカウントに紐づく全てのカタログを見ることができます

既存のカタログに製品を追加する場合

① 既存のカタログに製品を追加する場合は、既存のカタログ名をクリックします。

② カタログの概要ページが開きますので、[アイテムを追加]をクリックします。

これで、既存のカタログに製品を追加する準備が完了します。

カタログを新規作成する場合

カタログの新規作成方法を解説します。

① カタログから[追加] をクリックします。

②[Create a new catalog]を選択し、カタログに関する基本情報を追加し作成します。

③既存のカタログに製品を追加する場合と同様に、[アイテムを追加] をクリックしアイテムを追加する。

カタログに商品を一括登録する

続いて、カタログに商品を一括登録していきます。ここからは、既存のカタログも新しいカタログも、同じ画面です。

① [アイテムを追加] をクリックすると、コマースマネージャーに移動する。右上にある[アイテムを追加]をクリックすると、オプション選択が出るので [データフィード] を選び、[次へ]をクリックします

② [テンプレートをダウンロード]を選択し、CSVテンプレートをダウンロードします。

CSVの編集ツールを持っていない人も、Webアプリやフリーソフトを使えばCSVを編集することができます。  「CSVファイルを使ってアイテムの一括登録ができるようになりました! 」で紹介しているので試してみてください!

③ CSVを編集します

CSVの項目には2種類あります。

Required : 必ず入力するものです。CSV内のヘルプに従って記入してください
Optional : 無くても大丈夫です。不要であれば列ごと削除してください

以下の項目は、STORESのアイテム詳細画面をコピーすることで入力できます。

列名 STORESのコピー元
rirle アイテム名
description アイテム紹介
price 価格
link アイテムの STORES リンク
image_link 1番目の写真の画像アドレス
additional_image_link 2〜10番目の写真の画像アドレス(カンマ区切りでURLを入力)

画像アドレスは、画像の上で右クリックして、[画像アドレスをコピー]よりコピーできます。

④ CSVを保存し、アップロードします

表示価格は「JPY - 日本円」を選択してください。

CSVの保存方法によっては、文字化けを起こす場合があるので、初めは1商品だけアップロードし、文字化けが無いことを確認したら残りをアップロードしてください。

⑤ アップロードが完了すると、カタログに製品が登録されます。

Facebookカタログに製品を一括登録し終わったら

Facebookビジネスマネージャに紐付いているFacebookページが、Instagramとリンクしていれば自動的にアカウントの審査が入ります。

アカウントの審査が通ると、Instagramのお知らせから通知が来て、Instagramのショッピング機能が使えるようになります。Instagramの審査には数日かかります。

まとめ

Facebookページから登録する方法は、画像を見ながら登録していくことができるので、STORES のアイテム登録のように登録できます。一方、カタログは一括で商品を登録することができるので、便利ですね。

商品を登録すれば Instagramショッピング機能の利用開始まであと一息です! これから数日間かけてアカウントがInstagramにより審査されます。

Instagramの審査が終わると、Instagramのお知らせからショップ機能の案内が来て、Instagramショッピング機能を利用することができるようになります。

次回はいよいよ最終回。商品をタグ付けしてInstagramに投稿する方法と、商品内容を修正する方法を解説します!

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