ネットショップ運営や店舗のキャッシュレス対応、予約受付などお店に必要なサービスを一気通貫で提供している STORES 株式会社 。ストアーズのサービスは、業種や運営形態に応じた柔軟な支払い方法に対応しています。
本記事では、サービスごとに、どのような支払い方法が利用できるのかをそれぞれのサービスの特徴とあわせて解説します。
ご自身や所属店舗・企業の業態に合った支払い方法を選び、スムーズな導入につなげましょう。
ストアーズとは? 多様な販売チャネルを支えるプラットフォーム
STORES 株式会社 は、個人から中小規模の事業者までを対象に、オンライン・オフラインを問わず販売活動をサポートするプラットフォームを提供しています。
具体的には、ネットショップ構築ができる「STORES ネットショップ」、店舗でのキャッシュレス決済が可能な「STORES 決済」、予約受付から顧客管理までできる「STORES 予約」などがあります。
それぞれのサービス利用には異なる支払い機能が搭載されており、販売形態や顧客ニーズに応じた柔軟な決済手段の選択が可能です。
ストアーズ ならクレジットカード会社への個別の申し込みが不要
ストアーズ のようなプラットフォームを利用する際、支払い方法にオンライン決済(クレジットカード決済など)があるかどうかを気にされる方も多いでしょう。ネットショップや予約システムなど、利用するサービスによっては、オンライン決済を導入するのに個別で各クレジットカード会社や決済代行業者に直接申し込みが必要な場合もあります。
しかし、ストアーズ の場合その心配はありません。決済利用審査への申し込みが必要ではありますが、審査に通過すれば個別で申し込みなどせずに利用できるようになります。
利用できるオンライン決済方法は以下です。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
- Discover
- PayPay残高(ネットショップ、モバイルオーダーのみ)
- Amazon Pay(ネットショップのみ)
※サービスによっては利用できない支払い方法もあります。
ここからは、各サービスごとの支払い方法とその特徴をご紹介いたします。
STORES ネットショップ
STORES ネットショップ は、誰でもかんたんにネットショップが作れるサービスです。スマホやパソコンからすぐに始められ、初期費用・月額無料。予約販売やSNS連携など、便利な機能もそろっています。
利用できる支払い方法
お客さまが STORES ネットショップ でお買い物をする際に利用できる支払い方法は以下です。
- クレジットカード(Visa / Mastercard / JCB / American Express / Diners Club )
- コンビニ決済(ローソン / ファミリーマート / セイコーマート / ミニストップ / デイリーヤマザキ)
- キャリア決済(d払い / auかんたん決済 / ソフトバンクまとめて支払い)
- PayPal
- 楽天ペイ
- PayPay
- 銀行振込
- あと払い(ペイディ)
- Amazon Pay
- 代金引換
※コンビニ決済・キャリア決済は別途支払手数料300円(購入者負担)が発生いたします。
※銀行振込は海外からの入金には対応しておりません
お客さまが利用できる支払い方法は、プランによって異なります。
フリープラン(無料)の場合は、決済方法は全て固定となり、任意での選択設定はできません。ベーシックプラン(有料)の場合、クレジットカード以外の決済方法を任意で設定することが可能です。
販売アイテムの種類により選択できる決済方法が異なる場合があります。詳しくはこちらをご確認ください。
決済手数料
支払い方法に応じた決済手数料は以下です。
各オーダーごとに決済手数料を差し引いた金額を合計し、その金額から振込手数料の275円が差し引かれた売上(入金額)が振り込まれます。
※各オーダーごとの売上(送料を含む1オーダーのお支払金額)に対して発生
決済手数料の計算方法は、こちらをご確認ください。
STORES 決済
STORES 決済 は、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応したキャッシュレス決済サービスです。スマートフォン・タブレット機種にて STORES 決済 アプリ を起動し、専用のクレジットカード読み取り機器(STORES 決済端末)と接続することで、対面でのクレジットカード決済受付が可能になります。
利用できる支払い方法
STORES 決済 は、利用シーンにあわせた各種決済サービスを提供しています。
- クレジットカード決済(Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover)
- 交通系電子マネー(Suica / PASMO など)
- iD / QUICPay
- 楽天Edy / WAON / nanaco
- QRコード決済(PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY、メルペイなど)
決済手数料
STORES 決済 単体での利用の場合、基本的な決済手数料は以下となります。
※クレジットカード決済/QRコード決済(SmartCode・d払い・WeChat Pay)/QUICPay/iD/STORES 請求書決済(クレジットカード決済) の加盟店手数料は、「非課税」です。
※交通系電子マネー決済/QRコード決済(PayPay・楽天ペイ)の加盟店手数料は「課税(内税)」です。
STORES 決済 から入金する際に発生する振り込み手数料は、自動入金と手動入金で異なります。
自動入金または手動入金かつ売上合計10万円以上の場合、入金時の振り込み手数料は無料です。手動入金かつ売上合計が10万円未満の場合は200円の振込手数料が発生します。
STORES 決済端末
STORES 決済 を利用するには、決済端末が必要です。決済端末は、クレジットカード取り扱い1次審査通過後にWebホーム画面よりご購入できます。支払い方法はクレジットカードのみなので気をつけましょう。*1
購入方法はこちらをご確認ください。
*1 スタンダードプランに加入された場合は、初回配送端末は1台無償で提供されます。
STORES 予約
STORES 予約 は、予約管理システムです。オンラインでかんたんに予約受付ができ、事前決済やキャンセル管理もスムーズに行えます。
利用できる支払い方法
- オンライン決済(クレジットカード)
- 店頭支払い
- 回数券・月謝払い(オンライン購入可)
オンライン決済で利用できる、クレジットカードブランドは、以下です。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
- Discover
決済手数料
事前決済予約・回数券・月謝機能をご利用された際の1件あたりの決済手数料は、プラン問わず、4.9%+99円です。(小数第一位を四捨五入)
STORES モバイルオーダー
STORES モバイルオーダー は、お客さまにスマートフォンから注文・決済を行っていただけるサービスです。イートインでのテーブルオーダーや、店舗外からのテイクアウトオーダーを受け、店頭で商品を受け渡すという、店舗運営を効率化できます。
利用できる支払い方法
お客さまが利用可能な決済手段は、以下です。事前決済のみ対応しています。
- クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club)
- PayPay残高
決済手数料
1オーダーにつき、すべての決済手段で3.6%+10円が発生します。
例
オーダー①:1890円 、オーダー②18,110円の計20,000円の売上があった場合
オーダー①1890円×決済手数料3.6%→68.04円
小数点以下を繰り上げし69円
69円+10円→79円
オーダー②18,110円×決済手数料3.6%→651.96円
小数点以下を繰り上げし652円
652円+10円→662円
79円+662円の合計741円が決済手数料となります。
決済機能のないストアーズ のサービス
決済機能を備えていないストアーズ のサービスは以下です。
STORES レジ
STORES レジ は、POSレジアプリです。そのため、レジ単体として決済機能は備えていませんが、STORES 決済 と連携してキャッシュレス対応できます。また、キャッシュドロアーやレシートプリンターとも連携ができます。
STORES ビジネスあと払い
STORES ビジネスあと払い は、取引先から受け取った請求書を手持ちのクレジットカードで支払えるサービスです。支払いは最大60日後に延長可能で、資金繰りの改善に役立ちます。
STORES ブランドアプリ
STORES ブランドアプリ は、自社専用のスマホアプリをかんたんに作れるサービスです。店舗やネットショップで利用できるクーポン配信など、顧客とのコミュニケーションを一元管理できます。
STORES ロイヤリティ
STORES ロイヤリティ は、ネットショップと実店舗の顧客情報、ポイント、購買履歴をまとめて管理できるサービスです。共通のランク制度やオムニチャネル対応の会員体験をかんたんに実現できます。
STORES データ分析
STORES データ分析 は、ネットショップや店舗の売上・商品・会員データを一括で可視化できるダッシュボード機能です。Shopifyやスマレジとリアルタイムに連携し、チャネル横断の高度な分析ができます。
まとめ
STORES 株式会社 のサービスは、それぞれの業態・運用スタイルに合った支払い方法が充実しています。
導入の際は、業種・顧客層・提供するサービス内容に応じて、最も適した支払い方法を選定することが重要です。初期費用・手数料・運用のしやすさを総合的に見て、自社の成長にフィットする仕組みを構築していきましょう。