STORES 株式会社(以下「当社」といいます。)は、当社が提供するネットショップ開設サービス「STORES」(以下「本サービス」といいます。)に関するWeb API(以下「本API」といいます。)を、本サービスの普及、利便性の向上を目的(以下「本目的」といいます。)として、本APIの利用者(以下「API利用者」といいます。)に提供するにあたり、以下のとおり利用規約(以下「本利用規約」といいます。)を定めます。
第1条(定義)
本利用規約において、以下の用語は、当社が別途定義する場合を除き、以下の内容を意味するものとして用います。
- 「ストア開設者」とは、本サービス上においてオンラインストアを開設する者をいいます。
- 「購入者」とは、本サービスを利用して開設されたオンラインストアにおいて商品等を購入し、または役務の提供を受ける者をいいます。
- 「知的財産権」とは、特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権その他の知的財産権(それらの権利を取得し、またはそれらの権利につき登録等を出願する権利を含みます。)またはアイデア、ノウハウ等をいいます。
- 「個人情報」とは、個人情報の保護に関する法律(平成15年5月30日法律第57号)第2条第1項に定めるものをいいます。
第2条(利用登録等)
- API利用者は、本APIの利用に際して、当社指定の方法により利用登録を行うものとします。
- API利用者は、利用登録に際して、真正かつ正確な情報を提供するものとします。当社は、API利用者が真正かつ正確な情報を提供しなかったことにより生じた損害について、一切責任を負いません。
- API利用者は、利用登録に際して設定する自己のパスワードおよびユーザーIDを管理および使用等について一切の責任を持つものとし、これを第三者に開示、貸与、譲渡等(以下、本項において「第三者への開示等」といいます。)してはならないものとします。当社は、API利用者によるパスワードまたはユーザーIDの管理不十分、第三者への開示等により生じた損害について、一切責任を負いません。
第3条(本APIの使用許諾)
当社は、API利用者に対し、本利用規約に従うことを条件として、当社の定める方法に従い、本APIを利用することを非独占的に許諾します。
第4条(本APIの利用料金)
API利用者は、当社が別途定める利用料金を、当社が別途定める方法で当社に対して支払うものとします。なお、API利用者は、当社が利用料金を変更する場合があることを了承するものとします。
第5条(権利帰属)
本APIに関する知的財産権その他の権利は、すべて当社または当社に権利を許諾している第三者に帰属しています。API利用者は、本APIに関して、一切の権利を取得することはなく、権利者の許可なく、権利者の権利を侵害する一切の行為をしてはならないものとします。本利用規約第3条に基づく本APIの使用許諾は、本APIに関する当社または権利を有する第三者の権利に関する使用許諾を意味するものではありません。
第6条(商標等の利用)
当社およびAPI利用者は、本APIの利用にあたり、各々が指定する方法によって、相互に相手方が保有する商標、ロゴおよび商号等を使用することを許諾するものとします。
第7条(利用状況の情報提供等)
- 当社は、当社において必要と判断したときは、API利用者に対し、本APIの利用状況に関する一切の事項についての情報の提供およびこれらに関する資料の提出を求めることができるものとします。
- 当社がAPI利用者に対して前項に定める請求を行なったときは、API利用者は、当社が別途定める期間内に、当社が指定する方法に従って、当社が求める情報の提供および資料の提出を行わなければなりません。この場合、当該情報の提供および資料の提出に係る費用はAPI利用者が負担します。
- API利用者は、当社がAPI利用者による本APIの利用状況をモニタリングすることがあることを承諾するものとします。
第8条(個人情報の取扱い)
API利用者は、本APIを通じて購入者またはストア開設者の個人情報を取得した場合(なお、API利用者はストア開設者からの委託に基づく場合を除いて購入者の個人情報を取得しないものとします。)、個人情報の保護に関する法律、関連法令および規範(管轄省庁策定のガイドラインを含みます。)に従い、本目的の範囲内において個人情報を取り扱うものとし、自己の責任と費用をもって適切に管理するものとします。また、API利用者は、かかる個人情報の利用方法について当社から指示を受けた場合には、その指示に従うものとします。
第9条(禁止事項)
API利用者は、本APIの利用に際して、以下の各号のいずれかに該当する行為を行ってはならないものとします。
- 本利用規約に違反する行為
- 法令に違反する行為
- 犯罪行為に関連する行為
- 公の秩序または善良な風俗を害するおそれのある行為
- コンピュータ・ウィルスその他の有害なプログラムを流布する行為
- 当社、ストア開設者その他第三者の知的財産権、名誉権、プライバシーその他の権利もしくは利益を侵害するおそれのある行為
- 当社が事前に許諾しない本APIの全部または一部の使用、複製、送信、翻訳、翻案その他の二次利用または複製行為
- 本目的以外の目的で本APIを利用する行為
- 本APIまたはそのライセンスを貸与、譲渡、再許諾する行為
- 本サービスまたは本APIのサーバまたはネットワークシステムに過度な負担を与える行為その他の支障を与える行為
- 当社が提供するソフトウェアその他のシステムに対する逆コンパイル、逆アセンブル、リバースエンジニアリングその他の解析行為
- 当社のサーバまたはネットワークシステムへの不正アクセスその他当社による本APIの運用への妨害もしくは支障を与える行為
- 本サービスと競合するサービスのために本APIを利用する行為
- 個人情報の不正な収集その他不正な目的をもって本APIを利用する行為
- 反社会的勢力に対する利益供与その他の協力行為
- 前各号のいずれかに該当する行為を直接または間接に惹起、助長もしくは容易にする行為
- 前各号に定める行為の他当社が不適当と判断した行為
第10条(本APIの停止)
当社は、以下の各号のいずれかに該当する場合には、API利用者に事前に通知することなく本APIの全部または一部の提供を停止もしくは中断することができます。
- 本APIの提供に必要となるコンピュータ、サーバ、通信回線その他の設備(以下「本API運営設備」といいます。)の故障、障害、誤操作の発生、不正アクセス、過度なアクセスの集中その他の理由により本APIの提供ができなくなった場合
- 本API運営設備の点検、保守、修理または変更を行う場合
- 地震、落雷、火災、風水害、停電その他天災地変、戦争、テロ、暴動、伝染病等の不可抗力により本APIの提供ができなくなった場合
- 法令またはこれに基づく措置により本APIの提供ができなくなった場合
- 本APIの提供に必要となる第三者により提供されるサービスの全部または一部の提供が一時的に停止または中断された場合
- 電気通信事業者の役務が提供されない場合
- その他当社が停止または中断を必要と判断した場合
第11条(本APIの変更および終了)
- 当社は、当社の都合および裁量により、本APIの内容を変更し、または本APIの提供を終了することができます。
- 当社は、本APIの提供を終了する場合、API利用者に対してあらかじめ通知します。
第12条(非保証およびAPI利用者の責任)
- 当社は、本APIの内容、品質、機能、商品的価値、正確性、有用性、特定目的への適合性、API利用者に適用のある法令および業界団体の内部規則への適合性、権利侵害の不存在、本APIの安定的継続的な提供その他一切の事項について、如何なる保証もしません。
- 当社は、本APIに関連するコンテンツの中に、コンピュータ・ウィルス等有害なものが含まれていないことに関して、一切保証しません。
- API利用者が本APIを利用するにあたり、API利用者が使用するネットワーク、コンピュータ、ソフトウェア等のAPI利用者側の利用環境はAPI利用者自身の負担で用意、整備するものとします。API利用者の利用環境の整備等、およびAPI利用者の利用環境等によって生じた損害等について、当社は一切の責任を負いません。
- 本APIに起因または関連してAPI利用者とストア開設者および購入者その他第三者との間でトラブルが発生した場合(API利用者が本APIを利用して開発したプログラムやアプリケーション等に起因または関連する場合を含みますがそれらに限られません。)には、API利用者は当社と相互に協力の上これを解決し、当該解決に要した費用はAPI利用者が負担し、当社は一切の責任を負いません。
第13条(損害賠償)
- API利用者が本利用規約に違反した場合、故意過失を問わず、当該API利用者は、当該違反により損害を受けた当該API利用者以外のAPI利用者その他の第三者および当社に対する損害賠償責任その他一切の責任を負います。
- 当社は、本APIに起因または関連してAPI利用者に損害が生じた場合は、当社の故意または重過失による場合を除き、一切責任を負いません。
- 当社は、本利用規約に定める免責条項が適用されない等の理由によりAPI利用者に対して責任を負う場合であっても、当社の故意または重過失が認められる場合を除き、付随的損害、間接損害、特別損害、将来の損害および逸失利益に係る損害については、賠償する責任を負わないものとします。
第14条(利用登録の抹消等)
- 当社は、API利用者が以下のいずれかの各号に該当すると合理的な根拠に基づき判断した場合、事前の通知を行うことなく、利用登録の抹消、本APIの全部もしくは一部の利用の停止その他当社が必要と認める措置を講じることができます。また、当社は、本条に定める措置を講じたAPI利用者に対して、将来にわたって本APIその他当社が提供するサービスの利用を禁止することができます。なお、当社は本項に定める措置を講じた理由について、法人会員に対してその内容を説明する義務を負いません。
(1)本利用規約のいずれかの条項に違反した場合
(2)本利用規約に基づく債務が履行されない場合
(3)法令に違反した場合
(4)API利用者の登録情報に虚偽の事実があることが判明した場合
(5)API利用者の登録情報が他のAPI利用者の登録情報と重複している場合
(6)本利用の定めに従い必要となる手続を行わない場合
(7)当社からの問い合わせその他の回答を求める連絡に対して14日間以上応答がない場合
(8)支払停止もしくは支払不能となり、または破産手続開始、民事再生手続開始、会社更生手続開始、特別清算開始もしくはこれらに類する手続の開始の申し立てがあった場合
(9)API利用者が自らまたは第三者をして、暴力的な要求行為、法的な責任を超えた不当な要求行為、脅迫的な言動もしくは暴力を用いる行為、または風評を流布し、偽計を用いもしくは威力を用いて、信用を毀損もしくは業務を妨害する行為をした場合
(10)その他当社が本APIを利用させることについて相応しくないと判断した場合
(11)その他前各号に準ずる場合 - 当社は、本条第1項に基づき当社が行った措置によりAPI利用者に対して生じた損害について一切の責任を負いません。
第15条(秘密保持)
- 本利用規約において「秘密情報」とは、本利用規約または本APIに関連して、当社がAPI利用者に対し開示・提供した一切の情報およびデータ(文書、図面、電子メール、電磁的記録媒体、口頭など開示・提供の方法の如何を問いません。)ならびにその複製物・複写物をいいます。但し、次の各号に該当する情報(個人情報を除きます。)についてはこの限りではありません。
(1)開示・提供を受ける前に知得していた情報
(2)秘密保持義務を負わないで正当な権原を有する第三者から正当に入手した情報
(3)開示・提供を受けた情報によらず独自に取得した情報
(4)開示・提供を受ける前に公知となっていた情報
(5)開示・提供を受けた後に自己の責に帰すことができない事由により公知となった情報 - API利用者は、秘密情報を現に保持し、また、秘密情報を本目的にのみ利用するものとし、当社の事前の書面による同意を得ないで、秘密情報を第三者に対し一切開示・提供(漏洩も含む。)しないものとします。
- API利用者は、当社が要求した場合、当社の指示に従い秘密情報をすみやかに返還または廃棄するものとします。
第16条(反社会的勢力の排除)
- 当社およびAPI利用者は、それぞれ相手方に対し、自らまたはその代表者、責任者、もしくは実質的に経営権を有する者が、反社会的勢力に該当しないことを表明し、かつ将来にわたっても該当しないことを確約します。
- 当社およびAPI利用者は、それぞれ相手方に対し、次の各号に掲げる行為を行わないことを確約します。
(1)暴力的な手法による要求をすること
(2)法的な責任を超えた不当な要求をすること
(3)取引に関して、脅迫的な言動をし、または暴力を用いること
(4)風説を流布し、偽計を用いまたは威力を用いて当社、他のAPI利用者その他第三者の信用を毀損し、または当社、他のAPI利用者その他第三者の業務を妨害すること
(5)反社会的勢力に対して名目の如何を問わず資金提供を行うこと
(6)反社会的勢力に自己の名義を利用させること
(7)その他前各号に準ずること - 当社およびAPI利用者は、自らが第1項に該当し、もしくは前項各号に該当する行為を行い、またはそのおそれがあることが判明した場合には、直ちに相手方にその旨を通知しなければならないものとします。
- 当社およびAPI利用者は、相手方が前各号に違反した場合には、何らの催告なしに直ちに、本利用登録の抹消、本APIの全部もしくは一部の利用の停止その他当社が必要と認める措置を講じることができます。また、当社は、本項に定める措置を講じたAPI利用者に対して、将来にわたって本APIその他当社が提供するサービスの利用を禁止することができます。
- 当社およびAPI利用者は、前項に定める措置により、相手方に発生した損害について、一切の賠償責任を負いません。
第17条(通知)
- 本APIに関する問い合わせその他API利用者から当社に対する連絡または通知、および当社からのAPI利用者に対する連絡または通知は、本サービスにおける掲示その他当社が適当と判断する方法により行います。
- 当社が、API利用者の登録情報に含まれるメールアドレスその他の連絡先に連絡または通知を行った場合、API利用者は当該連絡または通知を受領したものとみなします。
第18条(本利用規約の変更)
当社は、本利用規約を変更できるものとします。当社は、本利用規約を変更する場合には、API利用者に本利用規約を変更する旨および変更後の内容ならびにその効力発生日を通知または周知するものとします。なお、本利用規約の変更に際して、法令上API利用者の同意が必要となる場合において、当社は本利用規約の変更についてAPI利用者の同意(当該変更の効力発生後、API利用者が本APIを利用した場合または当社の定める期間内に登録取消の手続をとらなかったときには、API利用者が変更後の本利用規約が適用されることに同意したものとみなすことを含みます。)を取得します。
第19条(地位の譲渡)
- API利用者は、当社の書面による事前の承諾なく、本利用規約に基づく契約上の地位または本利用規約に基づく権利もしくは義務につき、第三者に対し、譲渡、移転、担保設定その他の処分をすることはできません。
- 当社が本サービスまたは本APIに係る事業を第三者に譲渡する場合(事業譲渡、会社分割その他本サービスまたは本APIの主体が移転する一切の場合を含みます。)には、当社は、当該事業の譲渡に伴い、API利用者の本利用規約に基づく契約上の地位、本利用規約に基づく権利および義務ならびに利用登録に伴いAPI利用者が登録した情報および本APIの利用に係る情報を当該事業の譲受人に譲渡することができるものとし、API利用者は、かかる譲渡につき本利用規約への同意に基づきあらかじめ承諾するものとします。
第20条(分離可能性)
本利用規約のいずれかの条項またはその一部が、法令等により無効と判断された場合であっても、本利用規約の残りの規定および一部が無効と判断された規定の残りの部分は継続して完全かつ有効に存続します。
第21条(存続規定)
第5条、第7条、第8条、第12条、第13条、第15条、第16条、第19条、第20条、および第22条の規定は、本利用規約に基づく契約の終了後も有効に存続するものとします。
第22条(準拠法および管轄裁判所)
- 本利用規約の準拠法は日本法とします。
- 本利用規約または本APIに起因または関連してAPI利用者と当社の間で生じた一切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
2021年9月21日 制定
2022年10月1日 制定